【大学受験】Z会の教室の口コミは?夏期講習は?元教員が5つの情報源を使って「ついていけるか」を検証【2026年版】

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Z会進学教室は、難関大学を目指す生徒向けの授業や教材に強みがあります。
一方で、「授業が難しすぎてついていけないのではないか」「自主的に勉強できないと無理なのか」「部活動や学校と両立できるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。

実際には、Z会の教室には学力や志望校に応じて講座を選ぶ仕組みがあり、質問対応や面談、添削などのサポートも用意されています。

それでも、授業の難易度や進度、講師からの働きかけ、自習室の使いやすさなどは、教室や講座によって異なります。そのため、公式情報だけを見ても、本人が実際についていけるかまでは判断できません。

そこで当ページでは、大学受験向けZ会進学教室について、5つの情報源の口コミを使い、Z会の仕組みが実際にどのように機能しているか・どう評価されているかを示していきます

元教員・塾講師の視点から、良い口コミだけでなく、不満や悪い口コミも分析し、授業の難易度・進度、自主性の必要性、質問や相談への対応、部活動との両立、料金・コスパについて検証していきます。

このページを読み進めていくことで、あなた(のお子さん)がZ会進学教室に向いているか、Z会が気になった場合は次にどうすればいいかを理解できるようになります。

目次(クリックすると移動できます)

セクション1|Z会の教室の口コミを確認する前に知っておきたいこと

まず、Z会の大学受験向け教室が、どのような仕組みの塾なのかを大まかに確認しましょう。

難関大学・最難関大学を目指す高レベルな指導と多数の実績

Z会東大進学教室/Z会進学教室 大学受験部は、東大をはじめとする難関大学への合格を目指す高校生・大学受験生向けの教室です。単なる知識や解法の暗記ではなく、難関大学で求められる思考力・記述力を伸ばすことを重視しています。そのため授業の水準は低くありませんが、具体的な難度は講座によって異なります。

プロ講師による少人数制授業が中心。個別指導との併用も可能

大学受験向け教室の中心は、教科指導を専門とするプロ講師による少人数制の集団授業です。講師が生徒の反応を見ながら進め、周囲の生徒と考え方を共有しながら学べます。より個別に進度や学習内容を調整したい場合は、完全1対1の個別指導「プレアデス」があり、集団授業との併修も可能です

志望校・学年・学力に応じて講座を選択できる(1教科から受講可能)

講座は学年、志望大学、科目、学習段階などに応じて設けられており、一部には受講資格が必要なクラスもあります。すべての生徒が同じ授業を受けるわけではなく、目的に合う講座を選ぶ仕組みです。1教科から受講できるため、苦手科目だけを補ったり、学校やほかの学習方法と組み合わせたりすることもできます。

入試分析に基づくオリジナル教材で、授業後の復習にも取り組める

授業では、長年の指導経験と入試分析をもとに作られたオリジナル教材を使用します。基本事項の理解から、難関大学で求められる応用力・記述力まで段階的に学べるよう構成されています。詳しい解答・解説も用意されており、授業を受けて終わりではなく、自宅で復習や解き直しを進めることが前提です。

一部講座では、担当講師による添削指導

一部の講座では、提出した答案を担当講師が添削し、考え方や記述の不足を具体的に指導します。単に正誤を確認するだけでなく、自分では気づきにくい弱点を見つけ、答案を改善するための仕組みです。添削の対象や頻度は講座によって異なります。

自主性を尊重し、自ら学ぶ姿勢を育てる指導

Z会の教室では、生徒を一方的に管理するのではなく、自分に必要な学習を考えて主体的に取り組む姿勢を重視しています。ただし、すべてを本人任せにするのではなく、講師やスタッフが助言しながら、自ら学習を進められるよう支える方針です。

質問・面談・ガイダンスによる学習・進路支援

授業前後の質問対応に加え、講座選択や学習方法、志望校について講師や進路・学習アドバイザーへ相談できます。模試結果や現在の学習状況を踏まえた面談、入試情報を伝えるガイダンスなども用意されています。実施方法や頻度は、学年や教室によって異なります。

振替受講・自習室・体験授業も用意

学校行事などで授業を欠席する場合は、条件を満たせば同じ週の同一講座への振替受講ができます。また、授業のない日にも利用できる自習室が用意され、入会前には実際の本科授業を体験できます。振替先や自習室の利用時間などは教室・講座によって異なるため、事前確認が必要です。

東大・京大など合格者多数

2025年度の合格実績

東京大学 47名
京都大学 30名
国公立大医学部医学科 56名

旧帝大+最難関国公立大 209名
早慶上理 504名
GMARCH 467名
関関同立 201名

以上を踏まえ、このような仕組みが実際にどう機能しているかについて、その全体的な傾向を口コミで確認していきましょう。

2026年の夏期講習について

Z会の教室が本人に合うか迷っている場合は、通年講座へすぐ入会するのではなく、まず夏期講習を利用する方法もあります。

2026年の夏期講習は、高1・高2・高3生と受験生を対象に開講されます。いずれの学年でも、難関大学の現役合格を見据え、知識や解法を単に覚えるのではなく、問題の本質を捉えて考える力を伸ばすことが重視されています。

ただし、学年によって夏期講習の目的は異なります。

高1では、学校による進度差を踏まえながら、難関大学受験に向けた思考力の土台を作ります。高2では、受験学年を迎える前に、既習範囲や苦手分野を整理し、志望校対策を本格化させます。高3・受験生では、入試問題を解くだけでなく、採点者に評価される答案を作る力や、秋以降の学習戦略を磨きます。

夏期講習から参加する生徒にも個別の学習相談がある

夏期講習からZ会の教室を利用する生徒には、学習状況を確認するためのシートや個別面談が用意されています。

現在の学力、学校の進度、苦手科目、志望校などを踏まえて、受講する講座や今後の学習について相談できます。Z会進学教室を秋以降も利用するかどうかに関係なく、現在の課題を整理し、秋以降に何を学ぶべきかを考える機会にもなります。

志望校・科目・既習範囲に応じて必要な講座を選べる

夏期講習では、全科目をまとめて受講する必要はなく、目的に合う講座を選べます。

英語・数学・国語のほか、学年によって理科や地歴の講座も用意されています。東大など特定の大学を想定した講座、難関国公立大学や医学部向けの講座、特定の単元を集中的に学ぶ講座など、内容は細かく分かれています。

そのため、次のような利用方法が考えられます。

  • 苦手科目や単元だけを集中的に学ぶ
  • 学校で未習の範囲を先取りする
  • 得意科目で難関大学レベルの問題に挑戦する
  • 志望大学別の問題や答案作成を学ぶ
  • 通年受講の前に、授業の難易度や講師との相性を確かめる

部活動や学校の課題との両立を考え、1講座だけ受けることもできます。複数の講座を受ける場合には、講座数に応じた割引も用意されています。

夏期講習は、Z会についていけるかを確認する機会にもなる

Z会の教室に興味があっても、「授業が難しすぎないか」「進度についていけるか」「講師の説明が本人に合うか」と不安に感じる家庭もあるでしょう。

夏期講習で実際に授業を受ければ、問題の難易度、授業の進み方、講師の説明、周囲の生徒の雰囲気などを確認できます。

体験授業よりも複数日にわたって受講するため、最初の印象だけでなく、授業後に復習できるか、数日間継続してついていけるかまで含めて判断しやすくなります。夏期講習を受けて本人に合うと感じた場合に、秋以降の本科受講を検討するという進め方もできます。

ただし、設置される講座や時間帯は教室によって異なります。選抜講座や東大向け講座など、一部には受講資格や認定が必要です。また、定員に達した講座は申込みを締め切る場合があり、申込人数によっては開講されない可能性もあります。

まずは資料請求で学年別の講座内容を確認し、本人の志望校、現在の学力、学校の進度に合う講座があるかを見てみましょう。迷う場合は、資料請求後の確認電話を利用し、候補教室で受講できる講座を確認するのがおすすめです。

【高1生の夏期講習】

高1の夏期講習では、難関大学受験に向けた思考力の土台を作ります。

高1は、同じ学年でも学校による進度差が大きい時期です。特に数学では、中高一貫校で先取りしている生徒と、高校入学後に数学Ⅰ・Aを始めた生徒とで、適する講座が異なります。

英語や数学には、東大・難関大学を目指す講座や、特定の単元を学ぶ講座などがあります。夏期講習から参加する生徒には、現在の学習状況をもとにした個別の学習相談も用意されています。

講座を選ぶ際は、志望校だけでなく、学校でどこまで学習しているかを確認することが重要です。具体的な講座内容、日程、料金、受講資格は、公式資料で確認しましょう。

【高2生の夏期講習】

高2の夏期講習では、受験学年を迎える前に、既習範囲を整理し、難関大学の入試問題に対応する力を伸ばします。

英語・数学・国語のほか、物理・化学・地歴などの講座もあります。志望校別の講座だけでなく、数学Ⅲや物理・化学を夏から始める生徒向けの講座も用意されています。

そのため、志望大学だけでなく、学校の進度や現在の既習範囲、苦手分野に応じて講座を選ぶ必要があります。夏期講習から参加する生徒は、個別の学習相談を通じて、秋以降の学習方針についても助言を受けられます。

具体的な講座内容、日程、料金、受講資格は、公式資料で確認しましょう。

【高3生・受験生の夏期講習】

高3生・受験生の夏期講習では、入試問題を解くだけでなく、採点者に評価される答案を作る力を高めます。

東大、難関国公立大学、医学部、早慶など、志望大学に応じた講座のほか、英作文、数学の記述、国語や地歴の論述、特定分野を集中的に学ぶ講座などがあります。

夏期講習から参加する高3生・受験生には個別面談が行われ、受講講座や9月以降の学習について相談できます。夏の学習を、秋以降の過去問演習や志望校対策へつなげる機会になります。

講座によっては一定の既習範囲や受講資格が必要です。具体的な講座内容、日程、料金、設置教室は、公式資料で確認しましょう。

セクション2|Z会の授業は難しすぎてついていけない?

Z会は難関大学向けの塾だからこそ、「授業を理解できるのか」「進度についていけるのか」「周囲のレベルが高すぎないか」と不安に感じる方もいるでしょう。ここでは、講座の難易度や進度、クラスの雰囲気、必要な基礎力について、口コミから実際の傾向を確認します。

Z会の難易度はどう?|学力や志望校に合う講座を選べば、難易度のミスマッチは避けやすい

Z会の授業は難関大学受験に対応するため、簡単ではありません。それでも、すべての生徒が同じ難易度の授業を受けるのではなく、学力や志望校に応じた講座を選べます。そのため、現在の学力に合う講座を選べれば、難易度のミスマッチはある程度避けられます。

口コミでも、本人の学力に合うカリキュラムやクラスを選べたことで、無理なく学習を続けられたという声が見られました。

「自分の学力のレベルにあったカリキュラムを組んでくれるので、とてもわかりやすく、教材の問題も素晴らしかった。」(2)

「自分に合った学習内容で無理ない範囲で勉強できること。課題設定も徐々にステップアップする形をとってくれるからストレスになりづらい。」(2)

「本人の習熟度に合わせたクラスを選択できたのが、本人が続けられた理由の一つと感じている。」

ほかにも、現在の学力だけでなく、志望大学のレベルに応じて演習問題や過去問、補助教材を提案してもらえたという口コミがあります。難関大学を目指す塾ではありますが、全員に同じ授業を受けさせるのではなく、目的や学力に近い講座を選ぶ仕組みが実際に機能していることが分かります。

【詳細アコーディオン|学力や志望校に合わせた授業についての口コミ】

「教材も本人に合っているもの、先生が良いと思うものを選択してくださり、絶対にこれというわけでなく、難易度も本人に合わせてくれた。」

「レベル別にクラスが分かれるため、自分の力に合った教材の提示や授業内容が受けられたことがよかった。」

「受験大学のレベルに合わせた過去問や説明があるので効率良く授業がすすむ。」

「希望校のレベルに合わせた演習や問題の選択がされていて、成績向上に直結していたと感じる。また、わかりやすい授業が行われていた。」(2)

志望校レベルによって、授業の難しさはどう感じられている?

では、志望校に応じた講座を選んだ後、生徒や保護者は授業の難しさをどのように感じていたのでしょうか。

志望校が記載された口コミを見ると、東京大学、東京工業大学、早慶などを目指す生徒・家庭でも、授業を「簡単」と評価しているわけではありません。難易度の高さを感じながらも、志望校対策として適切、あるいは少し難しいからこそ役立つと受け止めている例が見られます。

「いわゆる超大手と比べても個別のニーズに対応する意志を塾側から感じることができた点は、期待通りだった。こちらの希望に合わせた対応をしてくれる。」(3)

志望校:東京工業大学/東京工業大学/東北大学

「少し難しいが、かえってそれがいいのではないかと思っている」(3)

志望校:上智大学/明治大学

「プロの講師であり、志望校合格へのしっかりした知識と経験もあると判断できる。授業内容はそれに伴ってハイレベルな内容を適切に指導されていたと思う。」(3)

志望校:東京大学/早稲田大学/早稲田大学/慶應義塾大学

「やはり基礎のある人が通うところではあるが、そういう人が通うならば、最強の効果を発揮してくれる塾だと思う。」(3)

志望校:千葉大学/電気通信大学/東京電機大学

また、麻布高校から東京大学理科二類に合格した受講生は、教材について次のように評価しています。

「教材のレベル感も絶妙で、難しすぎず簡単すぎず、ちょうどよい難易度だったことも自分の学習スタイルに合っていたと感じています。」(5)

(麻布高➞東京大学理科二類合格)

これらの例では、授業の難易度が低かったのではなく、志望校や本人の学力に対して、取り組む価値のある難しさになっていたと考えられます。

一方、日本大学・帝京大学などを志望していた例では、入塾当初は授業水準についていけないと感じたものの、受講を続けるうちに理解できるようになったとされています。

「カリキュラムのレベルについては、通塾当初は、そのレベルの高さについていけないようなことを言っていたが、通塾を続けるにつれて次第に理解ができるようになった」(3)

志望校:日本大学/帝京大学/帝京平成大学

これに対して、早稲田大学から日東駒専まで幅広く検討していた例では、授業についていくのがやっとで、数学には十分対応できなかったという感想もあります。

「レベルが高く、本人はついていくのがやっとだったが、ほとんどの講師はわかりやすいとのことだった。数学についていけず、5教科やり続けたが、センター了解受験は厳しかった。講師の年齢もさまざまだったが満足している。」(3)

志望校:早稲田大学/明治大学/日本大学/東洋大学/日本女子大学

志望校レベルが高ければ余裕をもって受けられ、低ければ必ず苦戦するという単純な関係ではありません。志望校に応じた講座を選んだ後でも、現在の基礎力、科目ごとの得意不得意、受講科目数などによって、難しさの感じ方は変わります。

同程度の大学を志望する口コミは一つの参考になりますが、志望校名だけで講座の適否は決められません。資料請求後の確認電話では、志望校に対応する講座だけでなく、その講座を受けるために必要な学力や、現在受講している生徒のおおよその学力層も確認するとよいでしょう。

クラス分けしても大変で、基礎力が必要という指摘も

口コミには、Z会では、ある程度の基礎力が必要だという評価もあります。

「授業内容は上位者向きの内容だと思い、ある程度基礎がないとついていけなさそうだと思いました。難関目指す人には良いかと思います。」

「正直なところさらに成績上位者が通う塾なのだろうと思っていました。」(2)

Z会の強みは、難関大学向けの問題を通じて理解を深め、思考力や記述力を伸ばすことにあります。学力別の講座はありますが、基礎から大幅にさかのぼる補習を中心とした集団授業ではありません。

そのため、基本事項の理解が大きく抜けている場合や、集団授業の速度では理解が追いつかない場合には、講座を選び直すだけでは調整しきれない可能性があります。

ただし、現在の成績が悪いという理由だけで、Z会に向かないとは限りません。

「成績の悪かった娘にこれほどの塾はなかった。学校の勉強は一番だったが、周りは勉強できないし、学校の担任もまったく頼りにもならなかった。教師は問題集すら解けないという学校なとで、Z会がないと、受験は無理であった。」(3)

志望校:千葉大学/電気通信大学/東京電機大学

この例では、学校内では上位でありながら、大学受験に必要な指導を受けにくかったことが問題だったと読み取れます。同じ「成績に不安がある」という状態でも、Z会で伸びるケースもあるといえます。

公式資料では、Z会で想定している志望校のレベルがどの程度なのかを詳細に確認しましょう。資料請求後の確認電話では、偏差値や志望校だけでなく、苦手単元や学校の進度も伝え、集団授業で対応できる状態かを確認したほうがよいでしょう。

集団授業では、一人ひとりに完全には合わせられない

学力や志望校に応じてクラスを選べても、集団授業である以上、本人だけに合わせて授業の速度や内容を変えるわけではありません。

口コミには、最も下のクラスでは最下位の生徒に合わせるため、自分の希望するペースで進めなかったという不満があります。また、学力に応じた対応はされていたものの、さらに個別最適化してほしいという意見も見られました。

これは、レベル分けによって大きなミスマッチを避けることはできても、すべての生徒に十分に合うとは限らないことを示しています。

【講座変更や個別的な調整についての口コミ】

「指導は1番下のクラスだったのでそんなにいいとは感じなかったそうです。1番下のクラスだとできない子にどうしても合わせるので、自分のペースで進むことはできないです。」

「個々のレベルや学力に合わせてはいますが、もう少しパーソナライズすろ余地が残っており、より良くなると思います」(2)

「学校の授業に合わせて、とか志望校対策に合わせて、とか自分の希望するカリキュラムが選べるのがよかった。」(2)

「志望する大学の難易度に合わせて、授業や問題が組まれている。途中で志望校を変えたかったらそれに合わせてカリキュラムを変更してくれる」(3)

「本人のレベルにあった授業やコースを選択でき、学年の途中でも変えることができた。」(3)

一方、学年の途中で本人に合う講座へ変更できた例や、志望校の変更に応じてカリキュラムを調整してもらえた例もあります。より細かな調整が必要な場合には、学校の授業や苦手単元にも対応できる個別指導プレアデスとの併用も選択肢になります。

公式資料では、あらかじめ講座変更の仕組みや条件を詳しく確認しておきましょう。ただし、講座変更は定員を超えていればできません。資料請求後の確認電話では、候補教室において、現在の受講者数や、人数がどのくらい超過したら講座の新設が行われるかなどを聞いておきましょう。

授業の進度・ペースについて

授業の進度は、講座の種類とクラス内での調整によって変わる

Z会の授業が速いかどうかは、通常の講座か、短期間で学習範囲を進める速習講座かによって異なります。また、少人数制の授業では、生徒の理解度を見ながら説明の仕方や進め方が調整されることもあります。

「特に、少人数制の授業や個別対応の時間が多く、個々の進度に合わせた指導が行われている点が大きなポイントです。」(2)

ほかの口コミでも、理解に時間がかかる生徒には繰り返し説明し、理解の速い生徒には退屈させない工夫をしていたという評価が見られました。

ただし、集団授業である以上、一人ひとりが希望する速度に完全に合わせられるわけではありません。誰の理解度を基準に進めるかは講師によって違ったという声もあり、調整のされ方は担当講師やクラスの構成にも左右されると考えられます。

公式資料では、どのようなクラスがあるかだけでなく、授業のペースにも注目しましょう。資料請求後の確認電話では、現在のクラス人数や、生徒の理解度に差がある場合にどのように授業を進めているかを確認しておくとよいでしょう。

授業ペースの調整についての口コミ

「先生により指導のスピードを合わせる基準がまちまち。できる子だったり、できない子だったり。」(2)

「個人個人のペースに合わせて丁寧な指導をしてくれる様子です。忙しいペースがあまり得意でない子どもにたいしては繰り返しゆっくりを、より心がけてくれているのがわかりました。飲み込みペースの早い子どもには退屈さを感じさせないような工夫もあるようで、子ども自身が行くのを渋ることがありませんでした。」(3)
志望校:早稲田大学/慶應義塾大学

調整されても、授業を速いと感じる人はいる

理解度に応じた調整が行われても、授業で扱う内容が多ければ、進度を速いと感じる人はいます。

「一日の進度がはやいので、一回の授業でどれだけ集中できたかによって出来が変わると思います。」

特に、学校より先の内容を扱う講座では、授業中にすべてを理解しようとするだけでなく、予習と授業後の復習を含めてついていく必要があります。

速い授業についていけるかは、講座や得意不得意によって異なる

実際に速い授業を受けた人の感想を見ると、「進度が速いからついていけない」と一律に判断できるわけではありません。

学校より早く進む講座について、予習は大変だったものの、Z会で先取りしたことで、学校の授業を復習として利用できたという口コミがあります。

「学校進度より早めなので予習は少し大変。学校の成績よりも塾の方が成績が悪いことは日常茶飯事だったが、先取りできたのでむしろ学校が復習になって学校のテストは成績が良かったというおまけ付き。英語も数学も進学校の子でも速いと思う。」(3)
志望校:早稲田大学/東京理科大学/東京理科大学

また、高校1年生で数学ⅠA・ⅡBを学ぶ速習講座を受講した合格者は、進度は速かったものの、ついていけないほどではなかったと振り返っています。

「数学は、高1で数学ⅠAⅡBを速習する講座を受講しました。授業の進みは速かったのですが、ついていけないという感じではありませんでした。」(5)
東京学芸大学附属高等学校から東京大学文科一類に合格

一方で、授業の進行が速く、ついていくのが難しかったという声や、最初は大変だったものの、ペースに慣れてから力がついたという例もあります。もともと得意な科目であれば、速い講座でも大きな負担を感じなかったという合格者もいました。

こうした違いから、授業についていけるかどうかは、進度の速さだけでなく、講座の種類、現在の基礎力、科目の得意不得意、予習・復習に使える時間によって変わることが分かります。

公式資料では、候補となる講座の年間進度と扱う範囲を確認しましょう。確認電話では、学校よりどの程度先を進むのか、授業外に必要な予習・復習時間はどのくらいかを聞くと、学校生活と両立しながらついていけるか判断しやすくなります。

速い授業についていけたかに関する口コミ

「Z会では授業の進行が速く、ついていくのが難しく感じました。」(2)

「カリキュラムのレベルは、姉が通っていた時も感じましたがレベルは高めだったと思います。ペースに慣れるまではついていくのが大変そうでしたが、ペースに乗ってからは確実に力がついたようですので身になるカリキュラムだったのでしょう。」(3)
志望校:東京都立大学/立教大学/法政大学

「受講していた数学のクラスは進度が速かったのですが、数学はもともと得意だったので、それほど大変には感じませんでした。」(5)
日比谷高等学校から東京大学理科一類に合格

速くてもついていきやすいか?授業のわかりやすさや質

授業の進度が速くても、講師の説明や教材がわかりやすく、授業後に添削や解き直しで理解を補えるなら、ついていきやすくなります。口コミでは、Z会の教材、授業、添削のわかりやすさを高く評価する声が多く見られました。たとえば、

「テキストの内容がとてもわかりやすかった。」(2)

授業で解法を説明するだけでなく、提出した答案について、間違えた箇所や解答の組み立て方を細かく指摘してもらえたという口コミもあります。授業中にすべてを理解できなかった場合でも、添削や解き直しを通じて理解を深められる点は、進度の速い授業についていくうえでも役立つでしょう。

また、講師の教え方や細かな配慮を高く評価し、人気講師の授業を選んで受講する生徒もいたようです。

「プロ講師で実績があるひとをあちこちから読んでいる、わかりやすいし、細かい心配りのある授業。教材も良いが、教え方もよかった。有名進学校の子達が人気講師だけ、狙い撃ちして通っていたりしていた。」(3)

ほかにも、授業が分かりやすくてすぐに講師を気に入った例もありました。全体として、授業や教材、添削の質については好意的な口コミが多いといえます。

授業・教材・添削のわかりやすさについての口コミ

「課題に関しても丁寧にすべての記述を細かく添削してくれるため、とてもためになった。」(3)

「まず、授業が分かりやすく通い初めてすぐに気に入ってくれて、同じ講師のかたの授業を決めて毎回通い続けていた。」(3)

「細かく添削してくれた。どこが間違っているか、どのように解答を持っていけばいいか、ポイントや解法を詳しく手書きで書いてくださっていた。すごく丁寧でわかりやすく、それでやる気が出てきた。」(3)

「授業や、教師陣はとても満足。」(4)

「小学生の頃から通塾しており、今でも通っています。先生は厳しいですが、程よい緊張感があります。授業もわかりやすいです。」(4)

ただし、すべての講師が同じように好評ではない

授業の質を高く評価する口コミが多い一方で、講師によって指導の仕方やわかりやすさに差があるという声もあります。

「講師によってはムラがあるのは確か。」

「先生によって、指導の仕方が変わるのはどうかと。熱心にしてくださる方もいるんですが人によっては、あれ?となる方も多いと思います。」

講師との相性によっては、同じ教材やカリキュラムでも、授業の理解しやすさが変わる可能性があります。特に進度の速い講座では、講師の説明が本人に合うかどうかが、ついていきやすさにも影響するでしょう。

公式資料では、講師の指導経験や講座の担当体制を確認できます。ただし、候補教室で実際に誰が担当するか、講師を選べるかは時期や講座によって異なります。確認電話で現在の担当講師や評判(よいのも悪いのも含めて)を聞き、可能であれば体験授業で説明のわかりやすさや授業の雰囲気を確かめたほうがよいでしょう。

4|周囲の生徒について

Z会は難関大学を目指す生徒向けの塾であるため、周囲にも学習意欲の高い生徒が集まりやすい傾向があります。さらに、志望校や学力に応じてクラスが分かれるため、同じくらいのレベルの生徒と切磋琢磨しながら学べる点も特徴です。これらがメンタル面で、ついていきやすさに影響します。

「希望大学のレベルに応じたコース分けにより、同じレベルの人と学ぶことが出き、良い刺激を受けながら勉強できたと思う。」(2)

「難関校志望の生徒が多く、周りから刺激をたくさんもらいました。」(2)

「意識の高い人が多くモチベーションが落ちない」(3)
志望校:上智大学/明治大学

難関大学を目指して日常的に勉強する生徒が周囲にいることで、学習意欲を保ちやすくなります。また、クラス内の学力が近ければ、難しい問題にも同じ水準で取り組めるため、競争心や刺激が生まれやすいでしょう。

学校では難関大学を目指す生徒が少ない場合や、周囲に勉強する雰囲気がない場合には、こうした環境が大きなメリットになります。

ただし、実際の志望校層やクラスの雰囲気は、候補教室に現在在籍している学生によって異なります。確認電話では、候補講座に在籍する生徒の主な志望校や学校、現在のクラス人数などを聞いておくとよいでしょう。

まとめ|講座選びと授業後の学習まで含めて判断する

Z会は難関大学受験向けの塾ですが、学力や志望校に応じて講座が分かれているため、適切な講座を選べば難易度のミスマッチはある程度避けられます。授業の進度も講座によって異なり、少人数クラスでは理解度に応じて説明が調整される場合があります。

難しい、あるいはペースが速いと感じる場合もあるでしょう。その場合でも、授業やテキスト、その後の添削などの分かりやすさは、ついていきやすくするポイントだといえます。また、周囲の刺激が「ついていきたい」と思わせてくれる場合もあります。

ただし、集団授業である以上、基礎から大幅にさかのぼったり、一人ひとりのペースに完全に合わせたりすることには限界があります。教材や授業、添削のわかりやすさはおおむね好評ですが、講師による違いもあります。

公式資料で講座の難易度と進度を確認し、確認電話や体験授業を通じて、本人に合う講座・講師・クラスかを判断するとよいでしょう。

セクション3|自主的に勉強できないとZ会は無理?

Z会の教室では自主性が重視されるため、「学習計画をすべて自分で立てる必要があるのか」「予習・復習を一人で管理できなければ難しいのか」と不安に感じる方もいるでしょう。ここでは、どのような自主性が求められるのか、相談や学習支援はどこまで受けられるのかについて、傾向性を口コミから確認します。

1|自主性を尊重し、自分から動くほど成果につながりやすい

Z会の教室は、宿題や声かけによって強制的に勉強させるというより、本人の目標や判断を尊重しながら学習を進める塾です。そのため、授業を受けるだけでなく、自分から復習したり、添削を受けたり、用意された教材を活用したりできる生徒ほど、成果につなげやすいと考えられます。

実際に、次のような評価がありました。

「学習習慣を獲得できた生徒には良い塾と思います。物足りない部分も感じましたが、きちんと利用すれば質は高い。」

別の口コミでも、自分から添削を依頼すれば成長できる一方、目標に向けて努力するかどうかは本人に任されているという指摘があります。Z会には質の高い授業や教材、添削がありますが、それらを実際の学力向上につなげるには、本人が行動する必要があります。

【自主性のある生徒に向いているという口コミ】

「勉強しろしろという圧力がほとんどないため、学習塾としてはかなり異色だと思います。本人の志望に対してやるべきことと、この時期にはこのレベルに達していること、という目標は設定してくれますが、そこに向けて努力するかどうかは本人次第で、塾からの積極的な働きかけはありません。自分の目標に向けて自律的に努力できる子にはとても合っていると思いますが、それが難しい子にはあまり役に立たない塾だと思います。」(3)

「個人の添削も丁寧にしてくれる先生が多く、積極的に見てもらいにいけば成長できます。」

なぜ自主性が求められる?優れた教材や学習環境を活用できるから

Z会の教室では、参考書や過去問など、自主学習に利用できる教材が用意されています。そのため、自主的に学べる子ほど、用意された教材や学習環境を十分に活用できます。

「自分のペースでできるよう少なめにカスタマイズしたのですが、豊富な教材や模試の結果で自主学習がやりやすかったのはコストパフォーマンスが良いと思います。」

「参考書や過去問などもたくさんあり、自由に使えるので、良かった。コピーなども自由にでき助かった」(2)

授業後の復習や添削の見直しにも自主性が求められる

Z会の授業では、共通の宿題が少ない傾向にあります。そのかわりに、自ら授業後に復習し、問題を解いて提出し、添削された答案を見直すところまで本人が取り組むことになります。

「自主的に問題を解いて添削してもらうことが多いので、全体で共通の宿題を出されることは少なかった。授業の復習をきちんとすることが理解につながる感じだった。」

「宿題量は少なめで、絞り込まれた良問をしっかり解いて提出。自分の勉強で定着させるようです。」

添削についても、提出するだけで終わりではありません。講師のフィードバックを確認し、次につなげることが大切です。添削後の見直しを本人が行わなければ、十分な効果を得にくいでしょう(ただし、添削つきの講座に限る)。

「宿題の提出物に対し、ていねいな添削をされる講師が多く、本人がアウトプット後の見直しをきちんとしてくれたら大変力が着くと思いました。」

ただし、詳細な学習計画を一人で作るという自主性は必要ではない

自主性が求められるといっても、受験までの長期的な学習計画を一人で作れる必要はありません。

たとえば、東京大学に合格した受講生のなかにも、自分で詳細な学習計画を立てるのではなく、Z会のカリキュラムを軸に学習を進めた例があります。

「特に学習計画は自分でたてていませんでした。小6の中学準備講座からZ会の教室に通っていて、Z会の教室に対する信頼度は高かったので、Z会のカリキュラムに任せておけば大丈夫だと思っていました。ただ、大学受験の時も塾選びにはこだわりました(笑)。」(5)

ほかにも、紙に細かな計画は書かず、授業の翌日に復習し、次の授業の数日前から予習するという簡単なルールで学習した例や、前日に翌日の課題だけを決めて実行した例があります。いずれも難関大学に合格しています。

つまり、Z会で自主性が求められるにしても、あらゆる場面で求められるわけではありません。主に求められやすいのは、授業の復習や予習、答案の提出、添削後の見直しなど、必要な学習を自分から実行する姿勢だといえます。

【詳細な学習計画を立てずに学習した例】

「しっかりと紙に起こすような計画は立てていなかったのですが、Z会の授業の次の日には復習をして、授業の3~4日前くらいから、予習を始めるように決めて学習していました。Z会の教室で受講していなかった英語や国語はもともと得意だったこともあり、学校で添削などもしてもらっていました。」(5)

「自分の性格的に、学習計画を立てるのが向いていないというのがわかったので、前日くらいに『明日はこれをやろう』という程度にやることを考えて、実行するようにしていました。」(5)

公式資料では、授業と復習・予習・添削の役割分担やペース配分について詳細を知り、確認電話では候補教室でそれぞれに平均でどのくらい時間がかかるかを聞いておくと安心です。

2|自主性重視とはいえ放任ではなく、適宜相談できる支えがある

Z会の教室は本人の自主性を尊重しますが、進路や学習計画、受験中の不安まで、すべてを一人で抱えなければならないわけではありません。口コミでは、講師や教室スタッフに相談し、必要な助言を受けながら学習を進めた例が多く見られました。

志望校や今後の勉強方針を相談できる

進路相談では、志望校について話すだけでなく、模試の結果をもとに、その後の勉強方針を一緒に考えてもらえたという評価があります。

「面談など進路指導に熱心。模試を見せるとこれからの勉強方針を一緒に考えてくれる。」(3)

ほかにも、授業以外の進路について相談しやすかった、講師だけでなく教室スタッフも志望校選びに対応してくれたという声がありました。難関大学の受験情報やカリキュラムを用意するだけでなく、本人の状況に合わせて助言を受けられる点が、学習を進める支えになります。

【進路相談についての口コミ】

「授業だけではなく、進路についても相談しやすい環境だった」

「先生方も子供に寄り添ってくれるが、相談に乗ってくださる社員の方も、大変よく、志望校なども子供と対応してくださり助かった。」

「ハイレベルな志望校に合わせたカリキュラムが入念に組まれており、最新の傾向もしっかりと分析されていた。過不足なく準備されている印象を受けた。受験の結果から行って、そう判断できる。」(3)

面談や保護者への情報共有の形はさまざま

相談の方法については、親子面談が定期的に行われた例、生徒と講師だけで面談した例、本人が申し込んで教室長と面談した例などがあります。

【面談や保護者への情報共有についての口コミ】

「年に3~4回、親子面談があり、そこには親も参加し、今後模試の予定や進め方など相談をして親も把握できました。」

「面談も生徒と講師の2人のみで行っていた。」

「半年に一度くらいのペースでオンライン保護者会があって、必要な情報は展開いただきました。」

「保護者からの科目選択への問合せに対する回答、提案が理解し易かった。」

「大学受験コースは特に親の関与はなかった。個別面談も本人と塾長との2人で行う申し込み制だった。」

面談や相談の仕方は、親子面談、生徒と講師だけの面談、申し込み制の個別面談など、口コミによって異なっていました。まずは公式資料で、面談・保護者会・進路相談などの支援制度を確認しましょう。

そのうえで確認電話では、候補教室での面談頻度や参加者、定期的に声をかけてもらえるのか本人から申し込む必要があるのか、学習計画についてどこまで相談できるのかを聞いておくと安心です。

受験中の精神面も支えてもらえる

自主的に勉強を続けるには、学習方法だけでなく、受験中の不安や孤独感への支えも重要です。口コミでは、講師やスタッフが勉強以外の悩みにも親身に対応し、精神面を支えてくれたことが評価されていました。

「とても生徒に対して親身になってくださり、勉強以外にも精神的にも支えて下さり、親も安心できる。」

また、医学部受験による精神的な負担が大きいなかでも、サポートによって勉強を苦痛に感じずに続けられたという声があります。

「受験はやはり、からだももちろん、精神的にも多大な負担がかかります。医学部なら尚更です。サポートがすごくて、全然勉強が苦じゃないです。」(2)

講師との距離が近く、気軽に話せたことで、孤独感を抱かずに受験勉強を進められた合格者もいました。本人だけでなく、受験期の子どもとの接し方に悩む保護者のメンタルも支援してくれる点が高く評価されています。

【メンタルサポートについての口コミ】

「いつでも添削とか対応してくれるし、先生との距離が近いからよりフランクに話せました。割とメンタル弱い方だったからそういう会話を通じて孤独感とかにもならずに順調に進められたことが良かったです。」(5)

「勉強以外にも、受験でピリピリしている時に親としての相談をしてもきちんと対応していただけ、親としても安心することができたので、今後も生徒だけでなく、親へのフォローもしていただきたい」(2)

「受験のテクニックだけではなくメンタル面にも気配りされていたと思います。また、本人のみならず親に対しても説明会などでいかに受験生を支えることが大事か教えてくださったと思います。全体的に熱心な方が多かった印象です。」(3)

精神面への対応は、制度としての面談だけでなく、講師や教室スタッフとの距離、日頃の声かけにも左右されます。公式資料では、生徒面談や保護者向けの相談・説明会など、用意されている支援制度を確認しましょう。

確認電話では、候補教室で受験中の不安やモチベーション低下について誰に相談できるのか、本人だけでなく保護者も相談できるのか、教室側から定期的に声をかけてもらえるのかを聞いておくと安心です。

コース選択や具体的な学習計画も相談できる

Z会の教室で自主性が重視されるからといって、志望校に必要な講座や受験までの学習計画を、すべて本人だけで決める必要はありません。

「本人の習熟度を把握したうえで、各学年時のコース選択の相談ができた」

合格者の体験談では、模試の結果を教室長や講師に見せ、科目ごとの学習順序や過去問演習を始める時期について、具体的な助言を受けた例もありました。

たとえば、物理の各分野をいつまでに終え、いつから過去問演習に入るかを教室長と相談し、その助言を意識して学習を進めています。また、模試の結果から弱点となっている科目を指摘され、当初の予定とは異なる講座を受けて合格した例もあります。

このように、本人に必要なのは、学習計画のすべてを一人で作る自主性ではありません。成績や困っていることを相談し、得られた助言を学習に反映していく姿勢が重要だといえます。

【学習計画について相談した口コミ】

「冠模試の結果が出ると、教室長に相談に行き、物理について『力学と電気を終わらせた後、波と熱力学をやって12月頃から過去問演習に入れるようにするのがよい』と具体的にアドバイスをもらい、それを意識して学習を進めました。成績が悪い科目は、恥ずかしいからと隠さずに、素直に相談してアドバイスをもらいながら学習計画を立てて進めたことが、結果的に合格への助けになったと感じています。Z会の教室は、模試の結果が出た後の相談などもしやすい環境でよかったです。他塾にも通っていましたが、模試の相談はZ会の教室でするようにしていました。」(5)

「模試の結果をK講師にお見せした時に、『数学と物理が足を引っ張っているので、英語や国語よりもむしろ数学と物理の底上げをするべきだ』という助言をいただきました。それで、入塾時の想定とはかなり違う授業を受けることになりました。」(5)

公式資料では、志望校別の講座や面談、進路指導などの基本的な仕組みを確認できます。ただし、模試後にどこまで具体的な学習計画を相談できるか、講座変更をどのように提案してもらえるかは、教室や担当者によって異なる可能性があります。

確認電話では、コース選択は誰がどの段階で提案するのか、相談は本人から申し込む必要があるのかを確認すると安心です。

3|自主性を尊重し、サポートするだけでなく、そもそも自主性自体を育む取り組みもみられる

Z会の教室は、ついていくのに自主性が求められるといわれることが少なくありません。たしかに、難関大学への合格を勝ち取るには、どこかの時点で自主的に学べるようになることが求められます。

しかし、必ずしも入塾時点で自主性を備えている必要はありません。なぜなら、Z会の教室では、本人の自主性を育む取り組みも行われているからです。

口コミでは、大学へ進む意味、進路、受験との向き合い方、生活の過ごし方などについて本人と話し合うことで、自分で考えて学習に向かえるよう促した例が多数確認できます。

さらに、当初は自主性に乏しくても、通塾をきっかけに家庭学習の習慣がついたという声もありました。

大学へ進む意味や将来について本人と話し合ってくれる

単に志望校や勉強方法を指示するのではなく、大学の選び方や大学へ進む意味について、本人と話し合ったという口コミがあります。

「先生からの刺激も受け、また、大学選びなども子供ときちんと話をして下さり、大学の選び方、大学に行く意味などもきちんと話し合ってくださり、親が口出すことなく、受験をすることができた。子供が不安になっている時もじっくりと話をして前向きに受験することができた」(2)

「通塾での学問教授指導いただいた以外にも、私生活の部分、取り組み、考え方など教授いただいたと聞いている。」(3)

親が進路を決めたり、勉強するよう繰り返し促したりするのではなく、講師との対話を通じて、本人が進学の意味を考え、受験に向き合えるようになった例といえます。受験の意味を本人なりに理解することが、自ら学ぶ姿勢につながります。

ほかにも、将来について、勉強に対する姿勢について、受験期の日常生活のあり方についてなど、講師やスタッフが本人と話し合っている例がありました。

総じて、本人にとっての進学や受験の意味を理解させることで自発的な学習を動機づけながら、さらに、より具体的に日々の学習にどう取り組むべきか、どう進めたらよいかまで助言することで、自主的な学びを実践しやすくしています。そのようにして、自主的な学習姿勢を育む取り組みだといえます。

ほかにも、本人に講座・コース選択を話し合いながら促すことで、今どのような目的のために何を学ぼうとしているかを自覚させ、授業に取り組む具体的な意義を理解させることで、自発的な学習姿勢を育むという点も指摘されています。

【本人が将来や学習への向き合い方を考えるための支援の口コミ】

「先生方も熱心で、子供も信頼でき、勉強だけではなく将来についても話をしており、良かった」

「先生だけでなく、教室の責任者の方もとても親切で、受験などの子供とのやり取りで困ったことや、子供の勉強に対する姿勢など相談すると、親から話を頼まれたということは言わず、子供と話をしてくださり、親も気が付かない点なども話をして下さり、教育のプロだなと思った」

「本人の学習ペースに合わせてコース等が選択できるので、本人の目標にどのように向かっていくかを自覚して学習できたように考えている。」

「勉強以外にも、生活の過ごし方などもアドバイスしてくださり、とても参考になりました」(2)

通塾をきっかけに学習習慣が身についた例もある

自主的に勉強する習慣があまりない状態で通い始めても、授業や周囲からの刺激を受け、家庭でも学習するようになった例があります。

「普段から勉強の定着がない子が行くべきと考えている。理由として、塾に通うことで勉強の定着ができ、より自身の成長に繋がると考えているからだ。周りにも元々勉強出来ない人が多かったが、この塾に通うことで自宅でも学習する習慣がつき、成績が伸びる人が多いと感じた。私自身も塾に通うことでより成績が伸びたのを実感している。」(2)

この例からは、よくあるイメージに反して、Z会の教室は、すでに自主的に学べる生徒だけがついていけるというわけではないことが分かります。Z会への通塾によって学習する機会が生まれ、講師や周囲から刺激を受けることで、徐々に家庭学習の習慣につながる場合もあります。

つまり、Z会で求められる自主性は、入塾前に完成していなければならない条件ではなく、通塾することで身につけていく力でもあります。Z会は本人の自主性を尊重しながら、さまざまな話し合いやサポートを通して、自分から学ぶ姿勢を育てようとしているといえます。

4|ただし、Z会の働きかけが不十分という声もある

ここまで見てきたように、Z会の教室には、本人の自主性を尊重しながら、進路相談や学習計画の助言を行い、自ら学ぶ姿勢を育てる仕組みがあります。

ただし、こうした仕組みが、すべての生徒に対して十分に機能しているとは限りません。口コミでは、自分から質問や相談をするのが苦手な生徒に、教室側からもう少し働きかけてほしかったという声がありました。

「どちらかといえば自分の意見をはっきりと言えない方で内気な方だと思うので、その面をしっかりとサポートしてくれる余地はまだあると思う」(2)

「本人は積極的にわからないところを聞きに行かないので、そういう生徒への配慮がほしかった。少人数の利点が生きていない気がした。」(3)

本人の自主性を尊重する方針であっても、まだ自主性が十分に育っていない生徒には、質問や相談を促してほしい。保護者がそう要望するのは理解できます。

ほかにも、受験校について自分から相談する必要があると終盤になって気づいた例や、本人や保護者への働きかけ、定期的なカウンセリングを増やしてほしいという声がありました。進路相談や学習支援の仕組みがあっても、教室側からの声かけや助言が少なければ、「自主性を支える仕組み」として十分に機能しない場合があります。

【自主性を支える働きかけが不十分だったという口コミ】

「受験校を推されこともなく自ら相談しないといけないと気づいたのは終盤でした。」

「もう少し、子自身や保護者へのアクションを増やして欲しい。特に子自身へは、強制力をもった働き掛けを希望。」

「受験前に面談を希望し、受験校の相談をしましたが、本人が受験したい大学を受験すればいいとの回答。大学の様子を尋ねても、よくわかりませんでした。親身な対応では全くなかったというような記憶があります。」(2)

「課題や宿題の量について、もう少し柔軟に調整できる仕組みがあると助かります。個々の進捗に応じた適切な量に調整できれば、より効率的に学習できると感じます。」(2)

「モチベーションを維持するための定期的なカウンセリングやアドバイスがあると、学習のペースを保ちやすくなると考えています。」(2)

一方で、同じZ会の教室でも、授業以外の相談に十分対応してもらえた、生徒一人ひとりを日頃から気にかけてもらえたという評価もあります。

「Z会の教室の良いところは、少人数制でアットホームなところです。スタッフや先生方が一人ひとりの生徒を覚えてくれていて、何かと気にかけてくださいました。」(5)

「授業以外でのサポートが充実していたことが何よりで、困ったことがあればなんでも相談できたようなので引き続き受験生のサポートをお願いしたい。」

このように、Z会側の働きかけについては、意見が分かれています。数でいえば、「サポートや働きかけがよい」という口コミのほうが多く見られました。

それでも、Z会に自主性を尊重し、育て、支える仕組みがあるとしても、実際にどの程度機能するかは、教室や担当者、本人の性格、在籍している生徒の数によって異なると考えられます。

公式資料では、面談や進路指導、質問対応など、用意されている支援制度を確認しましょう。

そのうえで確認電話では、自分から質問や相談をしにくい生徒にどのように働きかけてもらえるのか、現在の候補教室の講師・スタッフと生徒の数が例年より多いかを確認するとよいでしょう。在籍する生徒が多ければ、Z会側の余裕が減り、サポートの仕組みが十分に機能しにくくなる可能性もあります。

まとめ|自主性は求められるが、必ずしも入塾時点で身につけている必要はない

Z会の教室では、復習や答案提出、添削後の見直しなどを自分から行う姿勢があるほど、授業や教材を成果につなげやすくなります。ただし、詳細な学習計画や講座選びまで、すべて一人で決める必要はありません。

進路・学習計画・精神面についてサポートがあるだけでなく、将来や大学へ進む意味などを本人と話し合い、自主性そのものを育てようという取り組みもみられます。入塾時に学習習慣がなかった生徒が、通塾後に家庭でも勉強するようになったケースも確認できました。

一方、こうした仕組みが十分に機能しなかったという声もあります。公式資料で支援の仕組みを確認したうえで、確認電話では、自分から相談しにくい生徒への働きかけや、候補教室の面談・サポートの実情を聞いておくとよいでしょう。

セクション4|うまくいかないときはどうなる?

Z会であれ、学校であれ、勉強がうまくいかないときや苦手を克服するのが難しいときもあるでしょう。このような問題はZ会の教室で解決されるのかについて、口コミで傾向性を確認していきます。

1|Z会の授業そのもので苦手や疑問を改善できるか

Z会の教室では、苦手な分野や難しい問題について、授業で解消したという口コミが優勢です。たとえば、

「子供の苦手分野についてはさらに丁寧に教えて頂くことができ、理解が深まった」

論理的に説明してもらうことで疑問が解消され、苦手意識まで軽減したという声もあります。

「数学は三浦先生の授業を受講していたのですが、論理的に説明してくれる授業で、わからないところがすっきり解消できる感じがありました。数学はとくに苦手だったのですが、三浦先生の授業のおかげで、数学を受験に使わないという選択をしなくてもよくなったし、苦手意識が軽減されたと感じています。」(5)
日比谷高等学校から東京大学文科一類に合格

ほかにも、講師が用意したプリントによって、学校の授業では理解できなかった分野が分かるようになった例があります。授業の説明だけでなく、テキストや補助教材も含めて苦手を補える場合があると分かります。

【授業によって苦手分野を改善できた口コミ】

「難しいところは優しく教えてくれるのでとてもいいです。」(2)

「難しい問題は丁寧に教えてくれてよかったと思います。」(2)

「高2からは、國分先生に習いました。國分先生が用意してくださったプリントがとてもよく、学校の授業で複素数の分野が苦手だったのですが、わかるようになりました。」(5)
麻布高等学校から東京大学理科二類に合格

基礎までさかのぼる対応は、授業形式によって異なる

理解できていない範囲を確認し、必要に応じて中学校の内容までさかのぼってもらえた例があります。

「数学はオリジナルのテキストで、出来ないところがあると、その範囲を時には中学数学まで遡って見てくれた。」(3)

ただし、これは個別指導の例です。集団授業でも難しい部分を丁寧に説明してもらえる場合はありますが、一人の生徒のために学習範囲を大幅にさかのぼることには限界があります。

現在の授業についていけない原因が、中学校範囲や前学年の基礎にある場合には、通常の集団授業だけで解決できるのか、個別指導などを併用したほうがよいのか、確認電話で尋ねておくと安心です。

授業だけで十分に解決できるとは限らない

授業によって苦手を改善できた例が多い一方、次のような声もありました。

「テストの振り返りをもう少し充実して欲しい。」

授業中に説明を理解できても、それだけで知識や解法が定着するとは限りません。テストの振り返りや解き直しまで十分に行われなければ、同じ間違いを繰り返す可能性があります。

公式資料では、集団授業と個別指導の違いや、テストの頻度・仕組みを確認しましょう。確認電話では、苦手科目があるなら具体的に伝え、候補講座の授業内で対応できるのか、補習や個別指導など別の対応が必要なのかを聞いておくとよいでしょう。

2|質問や相談などのサポートで改善できるか

授業だけで理解できなかった部分については、講師に質問して解決できたという口コミが多く見られました。たとえば、

「子供がわからないことをすぐに質問できる雰囲気で、小さなことでも、きちんと解決してくれるため、そこが解決してきっかけとなり、その後の勉強がスムーズに進むため良かった。」

質問に対して答えだけを示すのではなく、考え方の本質まで説明してもらえたという評価もあります。

「子供がわからない時にわかるまで教えてくれて、しかも、解答だけでなく、応用にも対応できるよう本質も教えてくれるのが魅力的。」(2)

単に疑問を解消するだけでなく、なぜその解き方になるのかまで理解できれば、類似問題にも対応しやすくなります。

ほかにも、講師が質問しやすい雰囲気を作り、分からないところを丁寧に教えてくれたという口コミは多いです。授業についていけない部分が生じても、質問を通じて理解を補える点は、Z会で学習を続けるうえで重要な支えになるでしょう。

【質問によって疑問を解消できた口コミ】

「わからないことを聞いたときには丁寧に指導して頂けた。」

「本人のわからないことを解決してくださり、とことん付き合ってくださった」

「質問に答えてくださったり、本当に手厚く指導してくださったり良かったです。」

「質問しやすい雰囲気が作られており、分からないことがあればすぐに質問できる点がありがたいです。」(2)

授業外の声かけや補習が支えになった例もある

Z会のサポートは、本人からの質問に答えるだけではありません。悩んでいる様子を見て講師から声をかけてもらえた例や、学力の向上を認めてもらうことで学習意欲が高まった例もあります。これらは、苦手を克服するためのメンタル面での支えです。

「悩んでいる時に必ず声をかけてくれました。」(2)

「サポートがとても手厚く自分の学力の向上を褒めてくれるため、学習意欲が上がる。」(3)

また、通常の授業時間外に補習を受け、丁寧に指導してもらえたという口コミもありました。授業で理解できなかった部分を、質問や補習によって補える場合があります。

「指導熱心な講師が多いことは大変助かるし、親としても安心できる。補習時間つまり授業時間外でも丁寧に指導してくれていたことは印象的。」(3)

質問や授業外の対応が十分ではなかったという声もある

一方で、授業中には質問や声かけがあるものの、講師との関係性が疑問などの解消しやすさに影響するという声もあります。

「授業内では質問や生徒に対する声掛けがあったが、授業外ではそこまで多く無い印象を受けた。もっと親しくなれたら、質問しやすかったと思う。」(2)

「講師とのコミュニケーションが少なく、疑問点を解消するのが困難でした。」(2)

質問すれば疑問が解消したという声が多い一方で、本人が講師に話しかけにくい場合や質問しにくい場合は、疑問が残ることもあります。また、成績が下がっていても、家庭から問い合わせるまで連絡や助言がなかったという例もありました。

ただし、上掲のように、講師から積極的に授業外で声をかけるケースもあるため、一概にどちらともいいきれません。

【質問や授業後の対応が不十分だったという口コミ】

「成績が落ちているにもかかわらず、こちらから問い合わせしない限り、親にも本人も連絡やアドバイスはなし。」(2)

「授業後のフォローアップをさらに強化してほしいと思います。特に、わからなかった部分を質問できる時間やサポート体制を整えてもらえると、より安心して学習に集中できると思います。」(2)

「問題や疑問には適切に対応していただけますが、事務的なかんじもし物足りなさが残りますので改善の余地もあります」(2)

このように、質問対応や授業外のサポートがどこまで機能するかは、講師との距離や教室の雰囲気、本人の性格、現在の候補教室における講師と生徒の人数バランスにも左右されます。

公式資料では、勉強がうまくいかないときの具体的なサポートの仕組みを確認しましょう。そのうえで確認電話では、その仕組みについて、候補教室で実際にどのように利用され、どのように苦手の解決につながったのかを聞いておくと安心です。

3|授業や質問以外の方法で改善できるか

学習がうまくいかない場合、口コミでは、講師のおすすめ本を読んだり、授業後に問題を解き直したりすることで、遅れや苦手を改善した例もみられます。

「高2の秋から冬にかけて部活の本番準備に忙しくなり世界史の勉強開始が遅れたことがスランプの時期でした。講習や塾での集団授業を利用して、とにかく知識を入れることに集中しました。講師の先生が勧めてくれた新書やテレビ番組を通じて興味を深め、理解を補いました。」(5)
都立日比谷高等学校から東京大学文科三類に合格

この例では、授業だけでなく、講師おすすめの新書やテレビ番組によって理解しやすくするという、複数の方法を組み合わせています。

授業中に解説を理解できても、その時点で一人で問題を解けるようになったとは限りません。授業後に時間を置いて解き直し、理解度を確認することで、苦手を改善した例もあります。

「数学は苦手意識があり、最初は予習問題も解けず、授業についていくのが大変でした。数学の授業は、理系文系合同の授業だったのですが、理系の人が多く、周りの人がすらすら解けている雰囲気があって、授業はついていくのに必死で、ハードだと感じる場面も多々ありました。
ただ、解説がわかりやすく、先生の解説を聞くと理解はできたので、数日後に再度問題を解き直したりして自分の理解度を確認するというのを繰り返し行うようにしていました。振り返ってみて、Z会の授業とテキスト、先生が配布してくれたプリントをとにかく活用したことで、阪大に合格できたと感じています。」(5)
東京農業大学第一高等学校から大阪大学人間科学部に合格

これは、Z会の授業とプリントを使いながら、自力で苦手を克服した例に近いといえます。ただし、その過程では、授業の分かりやすさやテキスト・配布プリントの質が役立っています。

この例から分かるように、授業についていけないと感じた場合でも、すぐに講座が合わないと判断する必要はありません。授業後の解き直しまで含めて学習を続けることで、徐々にうまくいく場合があります。

まとめ|うまくいかないときも、改善策は一つではない

Z会の教室では、授業の分かりやすい解説によって苦手を克服した例や、質問・補習によって疑問を解消した例が多く見られました。

ただし、質問や授業外のサポートがどこまで機能するかは、講師との関係や教室の混み具合、本人から質問できるかによっても異なります。

公式資料では、苦手が生じた場合に利用できる授業・質問対応・補習などの仕組みをチェックし、確認電話では候補教室での実際の対応例を確認しておくとよいでしょう。

※確認電話とは?
公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。

セクション5|部活動や学校の勉強と両立できる?

Z会の教室は、部活動や学校生活と両立しながら通えたという口コミが多く見られます。授業日数や拘束時間が比較的少ない講座があるほか、欠席時の振替、受講科目の見直し、自習スペースなども利用できます。

ただし、振替のしやすさや自習室の利用時間・広さは、講座や教室によって異なります。ここでは、どのような点が両立に役立つのか、反対に何が負担になり得るのかを確認します。

1|授業日数や拘束時間が少なく、学校生活と両立しやすい場合がある

口コミでは、ほかの塾より授業日数や拘束時間が少なく、学校の勉強や部活動と両立しやすかったという評価があります。

「他の塾に比べて授業日数が少なく、課題も無理ない範囲で設定してくれることが多いので、学校の勉強と両立することが難しいという人でも通いやすいと思います。また、講師の先生が選べることもすごくおすすめしたいポイントです。」(2)

特に個別指導については、1コマの時間が両立しやすいことを理由にZ会を選んだ例もありました。

「大学受験に向けて、塾を検討する際、部活と両立できるかという点を重視していました。他の塾だと拘束時間が長く部活との両立に不安を感じたのですが、Z会の教室だと拘束時間も短く、特に個別指導だと1コマ70分だったので、Z会の教室を選びました。」(5)

受講する教科を月単位で見直せたという口コミもあります。学校や部活動の状況、受験勉強の進み具合に合わせて科目数を調整できれば、一時的に負担が大きくなった場合にも対応しやすいでしょう。

「教科の選択も月単位でみなおしができるため、必要な場合は、検討をすることができた。」(3)

ただし、授業時間や日数、課題量は講座によって異なります。確認電話では、受講予定の講座について、週の授業回数、1回の授業時間、予習・復習に必要な時間を聞いておくと安心です。

2|欠席時に振替できれば、部活動や体調不良にも対応しやすい

部活動の試合や学校行事、体調不良によって授業を欠席することもあります。Z会の教室では、別日や別教室への振替、映像授業などによって対応してもらえたという口コミがあります。

「教室間での振り替え受講もでき部活の試合との両立がし易かったです。」

「日程が合わない場合は振替授業や映像授業を受けられるので、そこはいい点。」

講師が別日に対応してくれた例もあり、振替制度が利用できれば、欠席による学習の遅れを抑えやすくなります。

「体調を崩したりすると、先生も別日に対応してくださり、とても助かった」

一方で、「休んだときの振替のしやすさがもう少しあって欲しい」という声もあります。いつでも自由に振り替えられるとは限らず、授業形式や講座、空席状況によって対応が異なる可能性があります。

公式資料では振替や映像授業の制度を確認し、確認電話では、部活動の試合や学校行事で休んだ場合に振替できるのか、別教室や映像授業への変更が可能か、手続きの期限や回数制限があるかを聞いておきましょう。

3|学校から通いやすい立地なら、移動時間を抑えられる

学校と自宅の間に教室があれば、下校途中にそのまま通えるため、移動時間を抑えられます。

「学校と自宅の間にあり、下校の途中に通える点、及び他塾と比較して月謝が低かったこと。」

授業時間だけでなく、学校から教室、教室から自宅までの移動時間も、部活動との両立を左右します。授業の開始時刻に間に合うか、終了後に無理なく帰宅できるかまで確認する必要があります。

4|自習室の使いやすさは、教室による差が大きい

Z会の教室には、自習できるスペースやライブラリースペースが用意されている場合があります。学校帰りに教室へ行き、授業前後の時間を勉強に使えれば、帰宅後の負担を減らしやすくなります。

「塾内の環境設備面は充実していて、ライブラリースペースも完備されており、自習も可能な環境が整っている。」

一方、自習室については、利用開始が午後からで朝は使えなかった、狭くて満席だった、自習室そのものがなかったという口コミもあります。

「自習室が狭くいつも満員なので、使いたい時に使用できなくてほとんど利用しなかった。また冬は乾燥するので体調管理に気を使った。」

教室によっては空き教室を自習に使うため、席数や利用可能時間が安定しない場合もあると考えられます。また、夜遅くまで利用できなかったという声もあり、部活動後に使いたい生徒には不便となる可能性があります。

【自習室に関する口コミ】

「自習室などが使えるのが午後からであり、朝使いたいときなどは不便だと感じた」

「自習室が小さいようにも感じましたが、本人はそれほどでもなかったようです」

「自習室がないことが少し残念だったと思います。空き教室も広くはないので、少し窮屈でした。」

「夜遅くまで残ることができなかったのが難点だった。」(3)

公式資料でどのような自習環境があるかを確認しましょう。そのうえで、確認電話では、候補教室に専用の自習室があるか、席数、利用できる曜日と時間、満席になることがあるかを確認しましょう。可能であれば、体験授業や教室見学の際に、実際の広さや混雑状況、机の使いやすさも見ておくと安心です。

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セクション6|Z会の教室が向いている子・向いていない子

Z会の教室が向いているかどうかは、現在の学力だけでは決まりません。自主的に学べるか、あるいは通塾を通して自主性を身につけたいか、難関大学を目指しているか、部活動やほかの教材と両立したいかによっても相性が変わります。

また、同じZ会でも、講座の難易度や授業形式、教室のサポート体制には違いがあります。ここでは、これまで確認した口コミや特徴をもとに、Z会の教室が向いている子と向いていない可能性がある子を整理します。

1|Z会の教室が向いている子

自主的に学べる子、または自主的に学べるようになりたい子

Z会の教室は、すでに自分から予習・復習や解き直しに取り組める子に向いています。授業や教材を受けたままにせず、自分で学習を進めるほど成果につなげやすいからです。

ただし、入塾時点ですでに十分な自主性が身についている必要はありません。進路や大学へ進む意味について本人と話し合ったり、学習方法を助言したりすることで、自ら学ぶ姿勢を育てようとする取り組みも見られます。

そのため、現在は受け身でも自分で学ぶ力を身につけたい子や、通塾を通して自主性を育ててほしいと考える家庭にも向いています。

難関大学への合格を目指している子

Z会の教室は、難関大学への合格を目指し、入試で求められる思考力や記述力を伸ばしたい子に向いています。

授業では、単に解法を暗記するのではなく、なぜその答えになるのかを論理的に説明してもらえたという評価が見られます。予習段階では解けなかった問題でも、講師の解説を聞き、復習や解き直しを重ねることで理解を深めた難関大学合格者もいます。

また、難関大学を目指す生徒が集まる環境から刺激を受け、自分も努力しようと思える点もメリットです。適度に難しい問題に挑戦しながら、志望校合格に必要な学力を高めたい子と相性がよいです。

部活動や学校生活と両立しながら受験勉強を進めたい子

Z会の教室には、授業日数や拘束時間が比較的少ない講座があり、部活動や学校の勉強と両立しやすかったという口コミがあります。

Z会の教室は受講数などを柔軟に調整できます。そのため、部活動を続けながら、必要な科目に絞って受験対策を進めたい子に向いています。

ただし、振替条件や授業時間、自習室の利用状況は講座や教室によって異なります。部活動の終了時刻や試合の日程を踏まえ、実際に無理なく通えるかを確認する必要があります。

塾や教材を柔軟に選んで受験対策をしたい子・予算を調整したい家庭

Z会の教室は、すべての受験対策を一つの塾に任せることができるだけではなく、必要な講座だけを選ぶこともできます。どちらの使い方もできます。

講座やコースを比較的柔軟に選べるほか、受講の休止や科目の見直しもしやすいため、他塾や教材、Z会の通信教育などと併用している生徒も見られます。通常授業には通わず、夏期講習など必要な期間だけ利用する方法もあります。

受講者になれば、ほかの塾や教材との併用を前提にしても、受験の学習計画を相談できます。口コミでは、必要以上の講座を強く勧められたという声は目立たず、本人に必要な講座を選びやすいと考えられます。

そのため、苦手科目だけZ会で受講する、得意科目は別の教材で進める、講習期間だけ利用するといった調整がしやすく、塾にかけられる予算が限られている家庭にも検討しやすいです。

Z会の通信教育を利用したことがある子

Z会の通信教育を利用した経験があり、教材の考え方や問題の質が合っていた子にも、Z会の教室は向いている可能性があります。

Z会の教室にも、通信教育で蓄積された教材作成や添削指導のノウハウが活かされています。そのため、通信教育の問題や解説によって学力が伸びた子であれば、教室の授業や教材にもなじみやすいと考えられます。

また、Z会の通信教育利用者には教室の受講料に割引が適用されるため、費用面でも利用しやすくなります。

ただし、通信教育では教材との相性が中心になるのに対し、教室では講師の説明や授業の進め方、質問のしやすさも成果を左右します。通信教育が合っていた場合でも、体験授業を受けて講師や教室との相性を確認することが大切です。

2|Z会の教室が向いていない子

標準レベルの大学への合格を目指している子

Z会の教室は、難関大学の入試に対応できる思考力や記述力を伸ばすことに強みがあります。そのため、標準レベルの大学への合格を目標とし、基礎・標準問題を中心に効率よく対策したい子には、授業の難易度が必要以上に高く感じられる可能性があります。

難しい問題に時間をかけることで、基礎問題の反復や学校の勉強に使う時間が不足することも考えられます。志望校の出題レベルに対してZ会の授業が適切かを確認し、より基礎的な講座や別の塾・教材も比較したほうがよいでしょう。

ただし、標準レベルの大学を目指す場合でも、個別指導で苦手科目だけを補いたい、記述力を伸ばしたいなど、目的を絞って受講するのが効果的な場合もあります。この点では、志望校のレベルだけで一律に向いていないとはいえません。

海外大学への進学を中心に考えている子

Z会の教室は、基本的に国内大学の入試対策を中心とした塾です。そのため、海外大学への出願を主な目的とする場合には、必要な対策をすべてZ会だけで行うのは難しいです。

海外大学受験では、英語資格だけでなく、出願先の選定、エッセイ、推薦状、課外活動の整理など、国内大学受験とは異なる準備が必要になります。海外大学への進学だけを目指すなら、海外大学出願に特化した塾やカウンセリングサービスのほうが合いやすいでしょう。

一方、国内大学との併願を考えている場合や、英語・数学などの学力を高める目的であれば、Z会の教室を一部利用する方法はあります。

全面的な学習管理を塾に求める子や家庭

Z会の教室には、進路相談や学習計画の助言、質問対応などのサポートがあります。とはいえ、毎日の学習内容や勉強時間を細かく指定し、課題の実施状況を常に確認し、声をかけてもらうような全面管理型の塾ではありません。

本人の自主性を尊重し、自ら学べるように育てることが基本となるため、塾側から毎日強く管理してもらわなければ勉強できない子には、支援が不足していると感じられる可能性があります。

学習計画から日々の実行まで細かく管理してほしい場合は、コーチングや進捗管理を中心とした塾のほうが合いやすいでしょう。Z会でも個別指導なら多少対応してもらえますが、それでも自主性を重視する姿勢は変わりません。

推薦・総合型選抜だけに絞って受験したい子

Z会の教室では、一般選抜に必要な教科学力を伸ばしながら、進路について相談することはできます。ただし、推薦・総合型選抜だけに特化した塾ではありません。

推薦・総合型選抜では、志望理由書、小論文、面接、活動実績の整理、出願戦略など、一般選抜とは異なる対策が中心になります。これらの対策だけに絞って受験したい場合は、推薦・総合型選抜に特化した塾のほうが、指導内容や情報量の面で合いやすいでしょう。

一方、推薦・総合型選抜を受けながら、一般選抜も視野に入れて教科学力を維持したい子には、Z会の教室を併用する意味があります。推薦対策をどこまで受けられるかを確認し、不足する部分だけ特化型のサービスで補う方法も考えられます。

まとめ|Z会の教室は、難関大学を目指しながら自ら学ぶ力を伸ばしたい子に向いている

Z会の教室は、難関大学を目指す子や、すでに自主的に学べる子、自主的に学べるようになりたい子に向いています。部活動と両立したい場合や、Z会で受験対策を全て行いたい場合、他塾・教材と組み合わせて必要な講座だけ受けたい場合にも利用しやすいであう。

一方、標準レベルの大学に向けて基礎・標準問題だけを効率よく学びたい子や、海外大学受験、推薦・総合型選抜だけに特化した対策を求める子、日々の学習を全面的に管理してほしい子には、別の塾のほうが合う可能性があります。

▶まずは資料請求から始める

セクション7|Z会の教室の料金

Z会の教室では、入会時に入会金がかかるほか、受講する講座ごとに授業料と教材費が必要です。授業料は毎月一律ではなく、その月の授業回数によって変わります。

入会金は17,000円ですが、各種割引があります。複数講座の受講などに利用できる割引も用意されています。

高1・高2の授業料

高1と高2の授業料は同額です。以下は、1講座・1月度あたりの料金です。添削指導を行う講座については添削受講料が含まれており、表示額は消費税込みです。

対象月授業回数120分授業180分授業
4月・7月・9月・12月・1月・2月・3月3回19,100円27,200円
5月・6月・10月・11月4回25,300円36,100円

教材費は1講座ごとに必要です。

期間1講座あたりの教材費
本科1期2,000円
本科2期2,000円
本科3期1,500円

2講座以上をセットで受講する場合は、複数講座割引が適用されます。

高3の授業料

高3も、1講座・1月度ごとに授業料が設定されています。表示額には消費税と、対象講座の添削受講料が含まれます。

対象月授業回数120分授業240分授業
4月・7月・9月・12月3回19,900円36,900円
5月・6月・10月・11月4回26,300円48,900円

高3の教材費は、各期・1講座あたり2,000円です。

期間1講座あたりの教材費
本科1期2,000円
本科2期2,000円

高3についても、2講座以上をセットで受講すると複数講座割引が適用されます。

受講数によって毎月の負担は大きく変わる

Z会の教室の料金を見る際は、1講座の授業料だけでなく、受講する講座数、授業時間、教材費を含めて考える必要があります。受講内容を柔軟に調整しやすいため、費用も調整しやすいのが特徴です。

料金は高い?口コミでは「良心的」という評価が多い

Z会の教室の料金については、「高い」という声もありますが、今回確認した口コミでは、他塾と比べて良心的、あるいは学習内容を考えれば妥当だという評価のほうがずっと多く見られました。

科目数や結果によっては高く感じる

受講する科目数が増えるほど負担が大きくなるため、料金を高いと感じる人もいます。特に、期待した合格結果が得られなかった場合には、費用への不満が強くなりやすいようです。

「高いです。希望校にも合格できず、本当に高い買い物でした。」

また、科目数を増やすと総額が大きくなる、授業内容に対して割高に感じたという声もありました。

【料金が高いという口コミ】

「料金はほかの塾に比べ、高額であり、科目数が増えるとかなりの負担になる。」

「内容の割には高いと思います。他の塾を利用してないので分かりません。」

安くはないが、内容を考えれば妥当という声もある

難関大学に向けた授業内容や講師の質を考えれば、料金は妥当だという評価も見られました。

「難関国立大学の受験を目標としていたので、学習内容を考えると妥当ではないかと思っている。」

「一言で言えば高い。安くは無いがそれ相応の勉強は出来る」

絶対額としては負担でも、授業内容や合格結果まで含めれば納得できると考える人もいます。

【料金は高めだが妥当という口コミ】

「やはり金額としては大きな負担となるので費用対効果を考慮して厳しく見ると最善とまではいかないので頑張って欲しいです」

「料金設定についてはどこの塾も大きな差は無いといった印象を受けていましたが、結果的に希望大学に合格できたので良かったと感じている。」

他塾と比べて良心的という評価が多い

最も多かったのは、必要な講座だけを選べる点や、他塾と比較したリーズナブルさを評価する声です。

「料金面は良心的で無理にたくさんの講座を受講しなくても、オプション的に利用することもできるので良かった。」

「他塾と掛け持ちしていた。他の大手と比較しても、割安だったのが良かった。」

Z会の教室では、すべての科目を受講する必要はなく、苦手科目だけ、講習だけといった使い方ができます。そのため、受講内容を絞れば、他塾や教材と併用しながら費用を調整しやすい点が評価されています。

また、少人数制の授業や個別対応まで含めて、料金に見合っているという声もありました。

「月額料金は、他の塾と比較してもリーズナブルで、授業の質やサポート内容に見合った価格設定だと思います。特に、少人数制の授業や個別対応の時間が多く、個々の進度に合わせた指導が行われている点が大きなポイントです。」

【料金が良心的という口コミ】

「他の映像授業塾や普通の塾と比べたら授業料金は比較的安いです。」

「料金が安いのでそこはいい点だと思います」

「料金はプロの講師が同様に揃った他の大手予備校や塾と比べ、良心的と考えていました。」

「こんなに生徒に尽くしてくれる割に、料金は本当に良心的で、とても素晴らしいです。」

このように、料金への評価は受講数や合格結果によって変わりますが、口コミ全体では、必要な講座だけを選べる柔軟さや、他塾と比較した料金を好意的に評価する声が多く見られました。

アメーバ塾探しに掲載された池袋教室の例では、月額料金の平均は約37,500円です。ただし、Z会の教室は受講する講座数や授業時間によって料金が大きく変わります。

したがって、平均額だけで高いか安いかを判断するのではなく、必要な講座を選んだ場合の総額と、利用できる授業・添削・質問対応などを合わせて検討することが大切です。

割引キャンペーンは資料請求後の確認電話でも確かめる

公式資料では、通常の料金や適用される割引の仕組みを確認しましょう。そのうえで確認電話では、候補教室で現在実施されている割引キャンペーンや、近日中に開催予定のキャンペーンがないかも聞いておくのがおすすめです。

まだ公式発表されていなくても、候補教室での今後の割引キャンペーン予定を知ることができる場合もあります。
筆者が他塾で塾講師をしていた際にも、割引キャンペーンについての問い合わせはよくありました。また、当初は開催予定がなかった時期でも、同様の問い合わせが集まったことを受け、キャンペーンの実施が決まった例もあります。

割引を利用できれば、同じ講座内容でも費用対効果は高くなります。そのため、割引の有無は、Z会の教室を利用すべきか判断する際にも影響します。

公式資料だけで判断せず、確認電話で現在または近日開催予定の割引がないかまで確かめておくと、申込み後に後悔しにくいでしょう。

▶まずは資料請求から始める

セクション8|資料請求から最終判断までの流れ

Z会の教室が本人に合うか判断するには、資料請求、確認電話、可能であれば無料体験・教室見学の順に進めると、失敗を避けやすくなります。

資料請求では、講座や支援制度、料金などの正式な仕組みを詳細に確認できます。資料請求後の確認電話では、候補教室の現在の人数や割引キャンペーンなど、資料だけでは分からない点を聞けます。さらに体験授業や見学では、担当講師の説明、授業の速さ、質問のしやすさ、教室の雰囲気を本人が確かめられます。

ただし、この記事で挙げた項目をすべて確認する必要はありません。まず本人や家庭にとって重要な条件を整理し、優先順位の高いものや、読んでいて気になったものを中心に確かめれば十分です。

1|まず資料請求で、講座と支援制度の全体像を確認する

最初に資料請求を行い、Z会の教室にどのような講座やサポートが用意されているかを確認しましょう。あとで確認電話をかけたり、候補教室で質問・体験したりする際の前提知識を得ておきます。

忘れてしまった部分を簡単に見返せて便利です。

特に確認したいのは、本人の志望校と学力に合う講座があるか、授業の難易度や進度、週の授業回数、授業時間、サポートの仕組み、料金システムです。部活動や学校生活との両立を重視する場合は、時間割や振替制度も確認します。

次に、必要に応じて以下のような点を見ておくとよいでしょう。

  • 集団授業・個別指導・速習講座などの違い
  • 講座変更や受講科目の見直し、休止の仕組み
  • 自習スペースや振替受講、映像授業
  • 推薦・総合型選抜への対応範囲

すべてを同程度に重視して読む必要はありません。たとえば、授業についていけるかが心配なら、難易度・進度・必要な基礎力を優先します。自主的に質問できるか不安なら、面談・質問対応・学習支援の仕組みを重点的に確認しましょう。

資料を読んでも分からなかったことや、「制度はあるが、候補教室で実際にどの程度利用できるのか」と疑問に思ったことは、確認電話で聞く項目として、ふせんなどにメモしておきましょう。

2|資料請求後の確認電話で、候補教室の現在の状況を確かめる

公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。さらに、候補教室の現状を把握するための機会でもあります。

公式資料からは、講座やサポート制度の仕組みを確認できます。しかし、同じZ会の教室でも、現在のクラス人数、担当講師、質問対応のしやすさ、自習室の混み具合などは、教室や時期によって変わります。確認電話は、資料に書かれた制度が候補教室で実際にどのように運用されているかを知るために重要です。

とはいえ、この記事で取り上げた内容をすべて質問する必要はありません。資料を読んで気になった点や、本人が通ううえで特に重要な条件を2~3点ほど選ぶだけでも問題ありません。

たとえば、次のような点が確認候補になります。

  • 志望校と現在の学力に合う講座や、受講に必要な基礎力
    授業についていけるかに直結します。
  • 現在の受講人数や、在籍する生徒のおおよその学力・志望校層
    サポートの受けやすさや、周囲と切磋琢磨しやすいかに影響します。
  • 学校よりどの程度先を進み、予習・復習にどのくらい時間がかかるか
    授業についていけるか、学校や部活動と両立しやすいかを判断する材料になります。

  • 自分から質問しにくい生徒への声かけや、面談・学習相談の実情
    授業についていきやすいか、用意されたサポートを活用して費用に見合う学習ができるかに関わります。
  • 現在開催中、または近日開催予定の割引キャンペーン
    費用対効果や、無理なく受講を継続できるかに影響します。

ほかにも、気になる場合は次の点を聞くとよいでしょう。

  • 苦手が生じた場合の質問対応、補習、講座変更、個別指導の利用
  • 候補教室に限定した近年の合格実績や合格率
  • 部活動や学校行事で休む場合の振替条件
  • 自習室の席数、利用時間、混みやすさ

本人の偏差値や志望校だけでなく、苦手科目、学校の進度、部活動の予定、自分から質問するのが得意かどうかなども簡単に伝えると、候補講座との相性について、より具体的な回答を得やすくなります。

ここで得られる情報は、候補教室が本人に合うかを判断するうえで重要です。気になる点が一つでもあれば、確認電話で確かめておくことで、入会に関する判断を誤るリスクを減らせます。

3|可能であれば無料体験・教室見学で、本人との相性をしっかり確かめる

資料請求と確認電話で候補となる講座や特徴を把握したら、可能であれば無料体験授業や教室見学を利用しましょう。

資料や電話では、講座の難易度や支援制度、候補教室の状況を確認できます。しかし、講師の説明が本人にとって分かりやすいか、授業の速さについていけそうか、質問しやすい雰囲気かといった相性は、実際に受けてみなければ判断しにくい部分です。

体験授業では、特に次の点を確認するとよいでしょう。

  • 問題の難易度が、難しすぎたり簡単すぎたりしないか
  • 授業の進度や情報量についていけそうか
  • 講師の説明が論理的で分かりやすいか
  • 分からない部分を質問しやすい雰囲気か
  • 周囲の生徒の学習姿勢が、よい刺激になりそうか

すべてを細かくチェックする必要はありません。本人が「説明を理解できた」「少し難しいが頑張れそう」「この先生なら質問できそう」と感じられるかが重要です。

体験授業で難しい問題が解けなかったとしても、それだけで合わないと判断する必要はありません。講師の解説を聞けば理解でき、授業後にもう一度取り組めば解けそうであれば、適度な難易度と考えられます。

教室見学ができる場合は、授業だけでなく、教室内の雰囲気や設備も確認しましょう。自習室を利用したい場合は、実際の広さや座席数、混雑状況を見ておくと安心です。

体験後は、保護者が先に結論を出すのではなく、本人に「授業のどこが分かりやすかったか」「続けるなら何が大変そうか」「質問できそうだったか」を聞いてみましょう。漠然と「よかった」「難しかった」と尋ねるより、具体的な感想を引き出しやすくなります。

資料請求、確認電話、体験授業の結果を踏まえ、本人や家庭が重視する条件に照らし、メリットが不安点を上回るかを考えて最終判断するとよいでしょう。

資料請求&確認電話のステップに移る

セクション9|よくある質問

Z会の教室は難しすぎてついていけないことがありますか?

Z会の教室は難関大学受験向けのため、授業は簡単ではありません。ただし、全員が同じ授業を受けるのではなく、学力や志望校に応じて講座を選べます。現在の学力に合う講座を選べば、難易度のミスマッチは避けやすいでしょう。

資料請求後の確認電話では、候補講座に必要な基礎力や、現在受講している生徒のおおよその学力層を確認するのがおすすめです。

成績がよくなくてもZ会の教室に入れますか?

現在の成績がよくないという理由だけで、Z会に向いていないとは限りません。学校では成績上位でも、大学受験に必要な指導を受けられていない例や、入塾当初は授業を難しく感じても、次第についていけるようになった例があります。

ただし、中学校範囲や前学年の基礎が大きく抜けている場合、集団授業だけでは対応しきれない可能性があります。確認電話で苦手単元や学校の進度を伝え、集団授業で対応できるか、個別指導が必要かを確認しましょう。

授業の進度が速くてもついていけますか?

授業の速さは、通常講座か速習講座か、学校よりどの程度先を進む講座かによって異なります。進度が速くても、講師の解説を聞けば理解でき、授業後に復習できるなら、ついていける可能性が高いです。

一方、予習・復習に使える時間が少ない場合や、苦手科目で基礎の抜けが大きい場合には、ついていくのが大変なこともあります。候補講座の年間進度と、授業外に必要な学習時間を事前に確認するとよいでしょう。

自分から質問しにくい子でもついていけますか?

質問しやすい雰囲気や、講師からの声かけを評価する口コミは多く見られました。一方、自分から質問しなければ疑問が残った、教室側からの働きかけが少なかったという声もあります。

同じ学校の友人もZ会の教室に通っているなら、一緒に質問に行くという方法もあるでしょう。

しかし、そうではなく、自分から質問するのが苦手な子は、候補教室でどのように声をかけてもらえるのか、面談や学習相談は定期的に行われるのかを確認しておくことが重要です。

自主的に勉強できないとついていけませんか?

入塾時点で、すでに自主的に勉強できている必要はありません。Z会の教室では、進路や大学へ進む意味について本人と話し合い、自ら学ぶ姿勢を育てようとする取り組みも見られます。

ただし、授業後の復習、答案の提出、添削後の見直しなどを徐々に自分から行えるようになることが求められます。Z会は、すでに自主的に学べる子だけでなく、通塾を通じて自主性を身につけたい子にも向いています。

入塾後に授業についていけなくなったらどうなりますか?

授業についていけなくなった場合でも、質問、補習、講座変更、個別指導との併用などで挽回できる場合があります。また、授業後に問題を解き直したり、講師から紹介された教材を利用したりして、徐々に理解できるようになった例もあります。

ただし、どこまで対応してもらえるかは、講座や教室によって異なります。確認電話では、苦手が生じた場合の対応例や、講座変更・個別指導を利用できる条件を聞いておくと安心です。

セクション10|まとめと次の一歩

Z会進学教室は、難関大合格を目指して、質の高い授業や教材を活用して自ら学ぶ力を伸ばしたい子に向いています。すでに自主的に勉強できる子だけでなく、講師との対話や周囲からの刺激を通じて、自主性や学習習慣を身につけたい子にも検討する価値があります。

口コミでは、授業や教材、添削の分かりやすさ、講師への質問・相談のしやすさ、学習意欲の高い生徒と学べる環境などが評価されていました。

また、必要な講座だけを選び、部活動や他塾、通信教育などと組み合わせやすい点もメリットです。料金についても、安くはないものの、他塾と比べて良心的、内容を考えれば妥当という声が多く見られました。

一方、授業の難易度や進度は高めで、基礎の抜けが大きい場合には集団授業だけで対応しきれない可能性があります。質問や相談への働きかけ、自習室の使いやすさ、振替のしやすさなども、教室や担当者、在籍人数によって異なります。

毎日の勉強を管理してほしい子や、標準レベルの内容だけを効率よく学びたい子には、別の塾のほうが合う場合もあるでしょう。

そのため、口コミだけで入塾を決めるのではなく、本人に合う講座と候補教室の状況を段階的に確かめることが大切です。

次の一歩

まずは公式資料を取り寄せ、講座の難易度や進度、時間割、サポート、料金を確認しましょう。
そのうえで、Z会からの確認電話で、候補教室の現在の受講人数や学力層、質問しにくい生徒への対応、割引キャンペーンなど、気になる点を聞いてみてください。

その後、可能であれば無料体験授業や教室見学まで利用して、本人との相性を確認しましょう。そうすることで、入塾適否の判断で誤るリスクを下げることができます。

進路実現のために、まずは資料を取り寄せて、Z会の仕組みをより詳しく確認するところから始めてみましょう。

参考ページ

参考ページ

口コミの出典について

無印は塾ナビ

2は塾選

3はアメーバ

4はGoogleマップ

5はZ会公式

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