Z会の教室は、難関高校を目指す生徒向けの授業や教材に強みがあります。
一方で、「授業が難しすぎてついていけないのではないか」「自主的に勉強できないと無理なのか」「部活と両立できるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際には、Z会の教室には、質問対応や面談、添削などのサポートも用意されています。
それでも、授業の難易度や進度、講師からの働きかけ、自習室の使いやすさなどは、教室や講座によって異なります。そのため、公式情報だけを見ても、本人が実際についていけるかまでは判断しにくいです。
そこで当ページでは、高校受験向けZ会の教室について、5つの情報源の口コミを使い、Z会の仕組みが実際にどのように機能しているか・どう評価されているかを示していきます。
情報源は塾ナビ、塾選、アメーバ塾探し、Googleマップ、Z会公式です。
元教員・塾講師の視点から、良い口コミだけでなく、不満や悪い口コミも分析し、授業の難易度・進度、自主性の必要性、うまくいかないときの対応、部活との両立について検証していきます。
このページを読み進めていくことで、あなた(のお子さん)がZ会の教室に向いているか、Z会が気になった場合は次にどうすればいいかを理解できるようになります。
セクション1|口コミを見る前に確認しておきたいこと
Z会の教室の口コミを見る前に、高校受験コースの基本的な特徴を確認しておきましょう。
Z会進学教室の高校受験コースは、難関国私立高校や公立トップ高校を目指す中学生向けのコースです。難関高校の入試で求められる思考力、記述力、自ら学び続ける力を段階的に育てます。
難関国私立高校から公立トップ高校まで対応
開成高校や国立大学附属高校などの難関国私立高校だけでなく、都立進学指導重点校や各地域の公立トップ高校も対象です。そのため、難関国私立高校を第一志望とする家庭にも、公立トップ高校を軸に志望校を検討している家庭にも、候補となるコースです。
学年ごとに異なる目標を設定
中1では学習習慣を整え、考える学習へ切り替えます。中2では自ら学ぶ姿勢を確立し、志望校に応じたコースへ分かれていきます。中3では基礎を完成させたうえで、実戦演習や志望校別対策へ進みます。各学年で必要な力を積み上げ、難関高校の受験へつなげる構成です。
プロ講師による少人数指導
授業を担当するのはプロ講師で、学生アルバイトによる指導ではありません。少人数の授業で、生徒の答案や表情を確認しながら進めます。授業の前後には質問や添削を受けられるため、理解できていない部分を確認しながら学習を進められます。
5教科それぞれに指導の軸がある
英語では文法と英文構造、数学では論理的に考えて記述する力を重視します。国語では読む力・考える力・書く力を伸ばします。理科では原理や仕組みの理解、社会では3年間を通じた本質的な理解と入試への対応を進めます。
授業についていくためのサポート
難関高校向けのコースであるため、授業や家庭学習の負荷は軽くありません。復習、記述問題、添削にも継続して取り組む必要があります。そのために、少人数指導、質問対応、添削、復習シート、振替受講、映像視聴、学力診断テスト、講座相談など、学習を支える仕組みも用意されています。
難関高校・上位高校への合格実績が豊富
首都圏では、開成高校・国立大学附属高校に111名、都立進学指導重点校に235名、神奈川県の公立トップ高校に13名、県立浦和高校・大宮高校・浦和第一女子高校に24名の合格実績があります。関西圏では、公立トップ高校の合格率が77.6%、私立難関高校が94.5%、国立大学附属高校・高専が100%とされています。実績を見る際は、合格者数だけでなく、本人が目指す高校群に対応しているかを確認することが大切です。
安さよりも指導の質を重視した料金設定
受講料には、少人数授業、プロ講師による指導、添削、質問対応、志望校別対策などが反映されています。そのため、料金の安さを最優先する塾ではありません。料金を比較する際は、月額だけを見るのではなく、指導時間、受講教科、添削や質問対応、志望校別講座など、費用に含まれる内容まで確認する必要があります。
夏期講習だけでも受講できる|Z会の教室で夏から難関校対策を始める
Z会の教室は、通年授業だけでなく、夏期講習だけの受講にも対応しています。そのため、「いきなり入塾するのは不安」「まずは夏休みに授業レベルや教室の雰囲気を見たい」という家庭でも検討しやすいです。
夏期講習では、集団授業と個別指導から学び方を選べます。集団授業は少人数制で、講師との双方向のやり取りを重視しながら進む形式です。一方、個別指導では、一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、必要な内容を重点的に見てもらいやすくなります。
また、1教科から受講できるため、英語や数学など苦手教科を集中的に補強したい場合にも、得意教科をさらに伸ばしたい場合にも使いやすいです。難関校受験では、夏休みの使い方によって秋以降の伸び方が変わりやすいため、必要な教科に絞って対策できる点は大きなメリットです。
Z会の教室の夏期講習では、プロ講師による授業だけでなく、教室スタッフとの学習相談も用意されています。志望校や現在の学習状況を踏まえて、夏の学習方針を相談できるため、「どの講座を選べばよいかわからない」という場合でも始めやすいです。
さらに、難関校を目指す受講生が集まる環境で学べることも特徴です。自習室も含めて、周囲の熱量を感じながら学習できるため、夏休みの学習ペースを上げたい中学生には刺激になりやすいでしょう。
通常授業への入会を迷っている場合でも、夏期講習はZ会の教室の授業レベル、講師の説明、質問しやすさ、教室の雰囲気を確認できる機会になります。まずは夏期講習で相性を見て、そのうえで通年受講を検討する流れも現実的です。
難関校受験を本気で考えているなら、夏休みは学力差を縮めるだけでなく、上位層との差を広げる重要な時期です。Z会の教室が気になっている方は、夏期講習の講座内容や日程、受講料、最寄り教室の開講状況を資料請求で確認してみるとよいでしょう。
次のセクションから、Z会の教室の仕組みが実際にどう機能しているかを、口コミで確認していきます。
セクション2|Z会の高校受験向け授業は難しくてついていけない?
Z会の教室は、難関国私立高校や上位公立高校の受験に対応しているため、「授業のレベルが高すぎないか」「現在の学力でついていけるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際に口コミを確認すると、難しさについては感じ方に多少の差がみられました。
そこでこのセクションでは、授業や教材の難しさ、難しい授業を受けるメリット、学校との進度の違い、授業についていきやすくなる仕組みを順に確認します。
1|難関校向けなので簡単ではないが、負担感には差がある
Z会の高校受験向け授業は、学校の授業よりも難度が高く、応用問題を多く扱う傾向があります。
「学校の授業よりもレベルが高く難しいと言ってます」(2)
難関高校の入試では、学校で学ぶ基礎・標準問題だけでなく、複数の知識を組み合わせて考える問題や、初めて見る形式の問題へ対応する力も必要です。そのため、Z会の教室でも、学校より高い水準の問題を扱うことになります。
特に、国立大学附属高校などの上位校を対象とする講座は難しく、授業だけでなく宿題にも苦労した例がありました。
「国立大附属の講座がカナリ手強く、宿題なども苦労していましたが、力になったようです。」(4)
この口コミでは、講座を手強いと感じながらも、最終的には本人の力になったと評価されています。難しいと感じること自体が、直ちに授業についていけていないことを意味するわけではありません。
一方、授業のレベルが本人に合わず、理解できない状態が続けば、通塾そのものが負担になる可能性もあります。
「授業のレベルが高い為、授業についていけなくなった人は苦痛でしかないと思う。」(4)
Z会の教室では難度の高い内容を扱うため、基礎に大きな抜けがある場合や、分からない内容をそのままにした場合には、次の授業へ進むほど理解が難しくなることも考えられます。
それでも、Z会の授業を難しいと感じた子が、全員ついていけなくなったわけではありません。授業後の復習に取り組むことで、難しい内容にも対応できる場合も多いです。
「授業内容は難しかったのですが、復習をしっかりすることで授業についていくことができました。」(5)
Z会の授業は、授業中に聞くだけですべてを理解し、その場で学習を完結させる仕組みではありません。授業で学んだ内容を復習し、解けなかった問題へ再び取り組むことで、理解を定着させることが前提になります。
また、そもそも本人の学力や学びたい内容、志望校の水準に応じて段階的な講座が用意されており、自分に合うレベルを選べたことが合格につながったという声もありました。
したがって、Z会の高校受験向け授業は簡単ではありませんが、誰にとってもついていけないほど難しいわけではありません。入塾時点である程度の基礎力は求められますが、本人の現在の基礎力、志望校、受講する講座の水準に合う講座を選ぶことで、ついていけない状況を回避しやすいです。
公式資料の請求では、高校受験向けにどんな講座があるか詳細に確認しましょう。
2|難しい授業には、学力や学習意欲を高めるメリットがある
Z会の教室がそれなりに難しいことは、ついていけないリスクをはらむだけではなく、学力や学習意欲を高めやすいメリットも備えています。
難関校の入試に対応できる学力を伸ばせる
「学校では教えてくれない/扱わないような難易度の高い問題を多く利用するため、学力は高まる。」(4)
難関高校合格には、学校の定期テストで高得点を取る力では足りず、複数の知識を組み合わせて考える力や、初めて見る問題へ対応する力も求められます。
そのため、難しい問題を避けず、講師の解説を聞いて復習や解き直しを重ねることで、学校の学習だけでは身につけにくい力を伸ばしやすくなります。
現在の学力を知り、勉強への意欲を高めやすい
難しい問題やテストに取り組むことで、自分の現在地に気づき、勉強への意欲が高まった例もあります。
「Z会は問題のレベルが高くて、入会して最初のテストで全然点数が取れず、ショックを受けつつも「さらに頑張らなければいけないな」という勉強のやる気につながりました。」(5)
最初のテストで思うように点数を取れないことは、多くの学生にとってショックでしょう。そこで焦りが生じ、やる気につながった例といえます。
ほかの口コミでも、初めて授業を受けた時に、授業や周囲の生徒のレベルの高さに驚き、「もっと頑張らなければ」と勉強へ力を入れるようになった例がありました。
したがって、Z会の授業の難しさは、受験勉強へ本格的に向き合うきっかけにもなります。
ただし、低い点数を取ると強く落ち込み、その後の学習を避けてしまう子もいるでしょう。落ち込みそうになった場合にどうなるかは、本人の性格だけでなく、塾側のサポート体制によっても変わってきます。このサポートについては後述します。
学習意欲の高い同級生と切磋琢磨できる
授業の難易度だけでなく、周囲に学力や学習意欲の高い生徒が集まることも、本人にとってよい刺激になります。
「レベルの高い生徒が多く、互いに切磋琢磨できる環境。」(3)
「積極的に勉強している方が多く、子供には大変良かったです。」(3)
周囲の生徒が難関校合格のために真剣に授業を受け、難しい問題へ取り組んでいる環境では、本人も「自分も頑張ろう」と考えやすくなります。
他に、学習水準が高いため悪ふざけをする生徒が少なく、授業へ集中しやすかったという評価もありました。また、塾で友達ができ、学力の高い仲間から刺激を受けた例も確認できます。
このように、Z会の難易度の高さには、難関校に必要な学力を伸ばすだけでなく、本人の危機感や意欲を高めるメリットがあります。
ただし、周囲との差が大きすぎると、刺激ではなく負担になる可能性もあります。
そのため、公式資料では、講座ごとの対象校や難易度、クラス分けを確認しましょう。資料請求後の確認電話では、本人の現在の成績や志望校を伝え、本人が通う候補となる教室について、どんなレベルの中学生が在籍しているかを確認すると安心です。
3|学校より進度が速い場合はあるが、大きな不満はあまりみられない
Z会の高校受験向け授業について、進度の速さに触れた口コミはあまり多くありませんでした。そのため、少なくとも今回確認した範囲では、授業の進度が多くの生徒に共通する大きな問題になっているとは考えにくいです。
ただし、学校より進度が速いと感じた例はあります。特に、中学校の途中から入塾した子が、授業の難易度と進む速さの両方に戸惑い、当初はついていけない様子だったという口コミがありました。
年度途中から入塾する場合は、それまでにZ会の教室で学んだ範囲と、学校や以前の塾で学んだ範囲に差が生じている可能性があります。そのため、候補教室ですでに授業がどこまで進んでいるかも、資料請求後の確認電話で事前に確認しておきたいポイントです。
一方、学校より先に学べることが、定期テストや内申対策につながった例もあります。英語や数学をZ会の教室で先に理解していたため、学校のテスト前に特別な対策をしなくても高得点を取れたという例です。
進度が速いことは、未習範囲が多い子や途中入塾した子には負担になる可能性があります。しかし、授業についていければ、学校の授業が復習になり、定期テストの準備を進めやすくなるメリットもあります。
4|分かりやすい授業など、ついていきやすくする仕組みがある
かりに授業の難易度が高く、学校より進度が速かったとしても、講師の説明が分かりやすく、生徒の理解度を確認しながら丁寧に指導してもらえるなら、授業にはついていきやすくなります。
今回確認した口コミでは、授業の質や説明の分かりやすさについて、否定的な評価はあまり見られず、好意的な声が多くみられました。
講師の説明が分かりやすい
Z会の教室では、難しい問題を扱っていても、講師の説明が分かりやすかったという声があります。また、学校の先生よりも要点を簡潔に表現してくれるため、内容を理解しやすく、覚えやすかったという評価もありました。
授業の難しさと、説明の分かりにくさは同じものではありません。扱う問題の水準が高くても、考え方や解き方を的確に整理して説明してもらえれば、生徒は難しい内容を理解しやすくなります。
教え方が上手で、丁寧
「既に長年担当してきているようで教え方も熟れていて子供も授業を受ければ理解できたようである。」(4)
難しい問題では、解答や公式を示すだけでなく、どのように考えれば答えにたどり着けるのかを順序立てて説明する力が重要です。講師が熟練であれば、学校の授業では理解できなかった内容も、別の説明を通して理解できることがあります。
ほかにも、講師の指導技術が高かった、1問ずつ丁寧に解説してもらえたという声がありました。
授業で一つの問題に時間をかけていくことで、生徒の理解を深める工夫がみられたという指摘もあります。ひたすら進度を速くするような授業ではないことが見て取れます。
難度の高い問題を数多くこなすだけではなく、重要な問題を丁寧に扱い、考え方まで理解できるように指導してもらえることは、授業についていくための支えになります。
テストと少人数指導で理解度を把握してもらえる
Z会の教室では、こまめにテストを通して習熟度を確認しながら授業を進めてもらえたという声もあります。
さらに、少人数授業のため、講師がそれぞれの生徒の力を把握していたという評価があります。
「少人数できめ細やかな授業が行われている。先生方は生徒の力を十分に把握し、質問にもすぐ対応してくれる。」(3)
塾側はテストや少人数授業での様子を通して、学生の状況を確認しているため、「いつの間にか、ついていけない状態に陥っていた」という失敗が起こりにくい仕組みになっています。
基礎から段階的に難度を上げるため、難しい問題にも対応しやすい
「授業については、最初は内容的にはやさしめの基礎から入り、徐々に難易度が上がるような進め方で、気が付いたら難易度の高い問題も解けるようになっていたという印象です。」(5)
Z会の教室は難関校向けとはいえ、いきなり現在の理解度に合わない問題を押し付けるわけではありません。徐々に積み上げていく方式です。そのため、入塾した時点では応用問題を解けなくても、基礎的な考え方を理解したうえで、少しずつ難しい問題へ進めます。
ほかにも、数学では基礎を詳しく説明してもらえたため応用問題を解きやすくなったという声や、問題自体も段階別に分けられていたという評価がありました。
Z会の高校受験向け授業は簡単ではありません。それでも、授業についていきやすくする仕組みがあり、それなりに機能していることが確認されました。講師の分かりやすく丁寧な説明、テストや少人数授業による習熟度の確認、基礎から応用への段階的な指導です。
ただし、こうした指導の受けやすさは、講座や候補教室のクラス人数、担当講師によって変わる可能性があります。
公式資料では、希望する講座の少人数授業やクラス分けの仕組みを確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、候補教室での候補講座の在籍生徒数や平均学力、生徒たちに理解度に差がある場合の対応を確認すると安心です。可能であれば体験授業も利用し、講師の説明が本人にとって分かりやすいかを確かめておきましょう。
このテーマでの口コミリスト
「教材は基本問題よりも応用問題が多い様な感じがした」(2)
「こどもの学習レベルや学びたいレベル、目指す高校のレベルにあわせて何段階かの設定があったと思います。通っていた公立中学校では少し物足りなさがあったようですが、段階的なカリキュラムがあるので自分にちょうど適したものを選べたことが第一志望校の高校に合格できた大きな要因だと思っています。」(4)
「初めて授業を受けた時のことは今でもよく覚えていて、周囲の人達や授業のレベルの高さに驚きました。周りの人たちに刺激され、「もっと頑張らないと」と思うことができ、勉強に力が入りました。」(5)
「レベルが低いとついて行けないので、悪ふざけするような生徒は少ないのもポイントでした。」(4)
「塾の友達もたくさんでき、周りの子もレベルが高かったのでよい刺激になりました。」(5)
「授業スピードが早く難易度も高いようで、中学途中から入塾した子供は当初は授業についていけない様子だった」(2)
「Z会は学校の授業より進度が早かったので、特に英語と数学は、学校のテスト対策をしなくてもテストで100点が取れたりして、結果的にZ会の授業は内申対策にもつながっていて助かりました。」(5)
「先生方もとてもわかりやすく教えてくれる」(1)
「学校の先生よりは分かりやすく、簡潔に表現してくれるため、覚えやすい。」(4)
「特に講師は学力がたかいだけでなく、教え方もたかい技術がある」(3)
「1問1問丁寧に解説してくれている」(2)
「授業でも1つの問題に時間をかけて講義することで生徒の理解度を高めるような工夫がなされていたようである。」(4)
「テストが多く習熟度を確認しながら進めてくれます。」(4)
「数学の先生が基礎を詳しく教えてくれるため、応用問題も解きやすくなった」(1)
「問題も段階ごとに分かれているので段階に合わせて解くことができたのもよかったです。」(5)
セクション3|自主性がないとZ会の教室はついていけない?
Z会の教室は通塾回数や拘束時間が比較的少なく、授業以外の時間には、宿題や復習などを自分で進める必要があります。そのため、「自分から勉強できない子はついていけないのではないか」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際に口コミを確認すると、Z会で学力を伸ばすには、最終的には自主的に学習する姿勢が必要だと分かります。とはいえ、現時点で自主性が身についていなくても、あきらめる必要はありません。その点も含めて、口コミを確認していきましょう。
1|Z会の教室では、最終的には自主性が必要になる
Z会の教室で学力を伸ばすには、授業を受けるだけでなく、授業外でも自分から学習する必要があります。
実際に、努力を継続できず、授業についていけなくなったという率直な口コミがあります。
「一言で言うと、私には合わなかった! 自分は努力がめっきり出来ない人間だったので、授業についていけなくなり、面白さをあまり感じられず、基礎学力向上で止まってしまいました。」(4)
この例では、Z会に通ったことで基礎学力は向上したものの、難関校受験で求められる水準まで学力を伸ばすには至らなかったようです。
Z会の授業は難関高校の入試に対応しているため、内容を一度聞くだけですべて身につけるのは難しいでしょう。授業後に復習し、解けなかった問題へ再び取り組まなければ、理解が追いつきにくくなります。
そのため、家庭学習をまったく行わず、塾に通っていれば自然に成績が上がることを期待する子には、Z会の教室は合いにくい可能性があります。
一方で、この口コミだけから、「入塾前から自分で完璧に勉強できる子でなければ通えない」と判断する必要はありません。どのような自主性が必要なのかを、具体的に分けて考えることが大切です。
2|主に求められるのは、復習や質問の自主性
Z会の教室で特に重要になるのは、授業後の復習です。
「授業内で復習をすることはほぼ無いため、自分で家で時間を取って復習をしなければ力が付きにくい。」(4)
授業では、新しい内容や難度の高い問題の考え方を学びます。しかし、授業時間の中で、すでに扱った内容を何度も繰り返し練習するわけではありません。
そのため、授業で理解した内容を自宅でもう一度確認し、解けなかった問題を解き直すことが大切です。Z会で求められる自主性の中心は、授業後の復習を自分で進める姿勢です。予習も重要ですが、復習のほうが重要です。
また、分からない内容をそのままにせず、講師やスタッフへ質問する自主性も大切です。すべてを一人で解決できる必要はありませんが、自分が理解できていない部分では、必要な支援を自分から利用することが重要です。
一方、学習計画まで必ず一人で立てる必要があるとは限りません。教室のスタッフへ相談しながら学習の予定を決めた例や、計画を立ててもらった例もあります。
したがって、Z会の教室で求められる自主性とは、復習で理解を深め、必要に応じて質問や相談をする姿勢に関わるものです。
ついていけるか不安な場合は、公式資料で、宿題や復習の仕組みを詳細に確認しましょう。資料請求後の確認電話では、学生本人の志望校や現在の学力を伝え、復習に平均で毎週どのくらいの時間が必要か、候補の講座ではどのくらい宿題が出るかを聞いておきましょう。
3|Z会の教室はどのように自主性を育てるのか
Z会の教室で志望校合格を目指すには、最終的には復習や質問などで自主性が求められるようになります。
それでも重要なのは、入塾時点ですでに十分な自主性を身に着けている必要がない点です。
Z会の教室は、自分から学ぶ姿勢を育てようという方針です。自主的に勉強できる生徒だけを対象にするような、本人に任せきりの塾ではありません。
この方針は、たとえば次の口コミでも確認できます。
「担当の科目にかかわらず自主的な学習を推進してくださったことが功を奏したと思っています。」(4)
ほかにも、講師たちが学習を無理に強制するのではなく、本人の意思を尊重したので、自主的な学習姿勢が自然に身についたという声もあります。
では、Z会の教室は、具体的にどのような方法で生徒のやる気や自主性を育てているのでしょうか。
授業の面白さから、学習への関心を引き出す
口コミより、Z会の教室は授業の面白さで定評があります。
「授業はどれも面白かったです。」(5)
ほかにも、講師の話が面白かったため勉強を楽しく感じるようになった例や、初めて授業を受けた段階でも内容に興味を持てた例があります。
Z会の教室は、面白い授業をすることで、生徒たちの勉強の自主性を引き出そうとしています。たとえば、次のような例がみられました。
「国語の授業は、先生ご自身が国語が好きなのだなというのが授業内で伝わってくるような知的好奇心をくすぐるようなものでした。」(5)
この国語の面白さへと誘う授業は、実際に生徒の自主性を引き出すのに成功しています。
「国語では、「なぜそうなるのか」をきちんと説明してくれていたので、好奇心が満たされ、もっと勉強したいというモチベーションにつながりました。」(5)
このように、Z会の教室は授業で好奇心を刺激することで、次の学習へと自ら進んでいく姿勢を育んでいることが確認できます。
勉強する意味を本人に考えさせる
自主性を育てるには、なぜ自分が勉強するのかを本人が理解することも重要です。
「先生はつめこみ型ではなく、あくまで自主性を重んじてくださるタイプでした。また勉強することの意味や楽しさを伝えてくださったので、自分ですすんで勉強する姿勢を身に付けられたと思います。」(4)
「自分自身で勉強する意味をしっかりと理解させてもらったことが本当によかったと思っています。」(4)
なぜ受験勉強するのかを本人が考え納得できれば、受験勉強を保護者や塾から押しつけられたものではなく、自分自身の選んだものとして捉えやすくなります。
受験勉強はしばしば長期戦であるため、自分で決めた道として認識し進んでいくことが大切です。塾側は生徒たちに受験勉強についての思考を促すことで、自主性を引き出そうとしています。その試みの成功例が確認されたといえます。
丁寧な添削によって、自分で復習しやすくする
自主性を尊重するといっても、何を直せばよいか分からない状態で復習をすべて本人任せにすると、うまくいかず、心が折れるかもしれません。
塾側はそのような問題に、丁寧な添削で先回りで対処しています。
「答案は、「どこをどう改善したらよいか」「なぜ減点されるのか」など、答えに至るまでの流れを丁寧にわかりやすくコメントして返却してくださったので、復習がしやすくてとても助かりました。」(5)
答案に改善点や減点された理由が具体的に示されれば、生徒は正解を確認して終わるのではなく、自分の考え方のどこに問題があったのかを振り返れます。
Z会の教室では復習を本人に求める一方で、そのために必要な手がかりも与えています。まだ一人では復習の方法が分からない子でも、添削コメントに沿って見直す経験を重ねることで、少しずつ自力で学習を進めやすくなります。
これは、何でも講師が代わりに行う支援ではなく、本人が自分で勉強できるようになるための支援です。
志望校選びでも本人の意思を尊重する
自主性を尊重する方針は、日々の学習だけでなく、志望校選びにも表れています。
口コミには、塾の合格実績を優先するような押しつけがましい志望校指導がなく、信頼できたという評価もありました。
受験では、本人の希望をもとに、模試の結果や合格可能性を踏まえた助言が求められます。しかし、塾側の都合を優先して志望校を選ばせようとするような塾もあります。
これにたいし、Z会の教室は本人や家庭の希望を尊重し、本人の志望校に合わせた授業を行う方針です。そのため、生徒は自分で選んだ目標のために受験勉強へ向き合いやすくなります。
このように、Z会の教室は、面白い授業を行うこと、勉強する意味を理解させること、復習の手がかりを与えることなどを通じて、生徒の自主性を育てようとしており、いくつかの成功例が確認できました。
したがって、現在はまだ十分に自主性がない子でも、Z会の教室に合わないわけではありません。通塾を通して自主性を育てていければ、十分についていけます。
もっとも、必ず自主性が育つわけではありません。教師によってその力量に差があるでしょうし、教室によって支援の手厚さも異なるでしょう。
そこで、まず公式資料では、相談や学習支援の仕組みの詳細を確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、候補講座の講師の経歴や専門性を聞いてみましょう。興味深い授業を行うには、一定の学識が必要だからです。さらに、候補教室で自主性を引き出せた相談例があるか聞いてみるのもよいでしょう。
4|自主性を育てることには、高校受験後を見据えた意義もある
Z会の教室で自主性を育てる意義は、高校受験に合格することだけにとどまりません。自分で学習を進める力や学習習慣が身につけば、高校進学後の勉強にも役立ちます。
自学自習の力が、高校進学後にも役立つ
実際に、Z会で身につけた力が、受験後にも役立つという声があります。Z会の教室は、
「基礎を徹底的に身につけ、応用力や自学自習の力を養うことを目指しています。受験だけでなく、進学後も役立つ力がついたと実感しています。」(4)
高校では、中学校よりも学習内容が難しくなり、授業の進度も速くなります。科目数や課題も増えるため、教わった内容を自分で復習し、苦手な部分を補う力が役立ちます。
そのため、高校受験の段階で自学自習の習慣を身につけておけば、進学後も授業についていきやすくなります。大学受験まで見据えれば、塾や保護者から細かく指示されなくても、自分で学習を進める力は、さらに重要になるでしょう。
また、以前は保護者が「勉強しなさい」と何度も言う必要があったのに、Z会の教室で学習習慣が身について、大きく変わることができたという声もあります。
学習習慣が身につくと、成績が上がりやすくなります。教育社会学では、勉強時間が増えるほど、成績が上がりやすいと論証されています。
そのため、Z会の教室で学習習慣を身につけておけば、高校以降の成績アップも期待できます。その分、大学受験では塾代のコストを抑制しやすくなり、教育費対策につながる場合もあります。
このように、Z会の教室で自主性を育てる意義は、志望校合格だけでなく、その後の勉学の土台をつくる点にもあります。
主体的な学びが人としての成長につながる
「一番良かったのは、「生徒主体であること」だと思います。手取り足取り指示がなされたり、膨大な宿題が出ることはなく、やり方は教えてくれるけど、復習なども自分で考えて工夫してやるような方針で、それが自分を成長させてくれたような気がします。」(5)
ほかにも、Z会の教室で学ぶこと自体の大切さや楽しさを実感できたことを、本人にとって得がたい財産だったと評価する声がありました。
自ら学ぶことの大切さを知り、実践して、試行錯誤を繰り返すことで、人として成長する。Z会の教室では、難関校レベルの受験勉強において自主性が尊重され促されるので、受験勉強がそのような別次元の学びにも通ずるものになっていることが見て取れます。
以上より、入塾時点で十分な自主性がない子でも、自分で勉強できるようになりたいと思うなら、Z会の教室についていける可能性があります。
このセクションの口コミ
「あくまでも自主性を重んじてくださる先生方でした。なので無理強いすることなくみずから学習することを自然にみにつけられた気がしています。勉強のやり方を身に付けてくださったという意味では本当に感謝しています。」(4)
「全体的に先生の授業が面白かった」(4)
「授業については先生の話が面白かったので、勉強が楽しくなりました。」(5)
「子供は初めての授業でわかりやすく、興味が沸いたようで良かった」(2)
「国語の授業は、先生ご自身が国語が好きなのだなというのが授業内で伝わってくるような知的好奇心をくすぐるようなものでした。」(5)
「進学実績を上げるための押し付けがましい志望校指導もなく、信頼できた」(1)
「息子の人生において大きいのは、学習するという自体の大切さや楽しさを実感できたことだと思います。本当に得難い財産になったと思います。」(4)
「勉強しなさい、という言葉をまったく言わなくてよくなったのは、ひとえに塾のおかげだと思っています。勉強が嫌いになるか、好きになるか、あるいは呼吸をするように当たり前になるかは師事する先生によって、本当に大きく変わるものなのだと、心から実感しております。」(4)
セクション4|うまくいかないとき、どうなる?
Z会の教室であれ、学校であれ、勉強がいつもうまく進むとは限りません。授業で分からない問題が出てきたり、過去問の点数が伸びなかったり、苦手分野から抜け出せなくなったりすることもあります。
そのような時に重要なのは、つまずきを放置せず、授業についていくためのサポートがあるかどうかです。
このセクションでは、うまくいかない時に、Z会の教室でどのようなサポートが提供されるか、あるいは、されないのか、問題は解決されたのかどうかを口コミで確認します。
1|分からない問題は、質問によって解決する
Z会の教室では、分からないところがある場合、基本的には質問で解決する仕組みです。実際に、講師へ質問することで解決した例が多くあります。一部だけ紹介すると、
「分からないところは先生に聞きに行くと丁寧に教えてくれた。」(3)
ほかにも、授業後で講師が疲れていると思われる時でも、嫌な顔をせず、親身に質問へ対応してもらえたという声もあります。質問による解決が、Z会の教室での基本的な仕組みとして機能しているといえます。
2|自分から質問しにくい生徒への対応は評価が分かれる
質問すれば丁寧に教えてもらえるとしても、すべての生徒が自分から講師へ話しかけられるとは限りません。質問すること自体が苦手な子や、内向的な子もいます。
そのような生徒に対して、講師側から声をかけ、つまずきを見つけてもらえるかについては、口コミの評価が分かれていました。
自分から動かないと、支援が届きにくかった例もある
まず、悪い口コミでは、本人が質問へ行かなければ、そのままになりやすかったという指摘があります。
「不明点を聞きに来ない生徒に対してはほったらかし感がある」(2)
Z会の教室では生徒の自主性が尊重される結果、自分から困っていることを伝えなければ、講師に理解不足を把握してもらいにくい場合もでてきます。
また、生徒の学習態度によって、講師の対応が変わると感じた例もありました。
「やる気のない生徒にはそれ相応の対応になったりする。」(4)
自主性が尊重される結果、自分から動かない子には、それ相応の対応がとられる場合も出てくるようです。
ほかに、話しかけるのが苦手な子や、手取り足取り支えてもらいたい子には向きにくいという声がありました。また、成果が上がらない生徒や家庭への接し方を、上から目線に感じたという不満も見られます。
現時点で自分から積極的に質問できない子の場合、質問制度があるだけでは十分ではありません。しかし、自主性尊重や講師の力量などが原因で、このような生徒の困りごとがすぐには十分に解決されない状況があると確認できます。
ただし、上述のように、塾側はやる気や自主性を育む取り組みもしていますので、この問題が放置されているわけではありません。
内向的だったり自分から動けなかったりした子が、周囲に触発されるなどして、自分から質問できるようになることも期待できます。このような自主的な姿勢は、受験後にも役立つ財産となるでしょう。
講師から親身に働きかけてもらえた例も多い
一方で、生徒の様子を見ながら、講師が熱心に支えてくれたという評価もあります。
「先生も子供に対して熱心に面倒を見て下さったので感謝です。」(3)
「フォローアップも良い。講師の熱意と能力がたかい」(3)
これらの口コミからは、質問された内容に答えるだけでなく、生徒の学習状況を見ながら継続的に支えていた講師もいることが分かります。
また、普段からこまめに声をかけ、精神面まで支えてもらえた例もありました。
「先生たちは、いつもこまめに声をかけてくれて、推薦の前の日も「明日頑張れよ!」と励ましてくれたのがとても嬉しかったです。授業のみならず、親身になって自分のことを見てくれているんだなと感じ、自分のモチベーションにつながっていました。」(5)
講師からのこまめな声かけの一環で、「今日の内容は難しかった?」のような理解確認もなされているでしょうから、わからない部分の解消がスムーズに行えます。
ほかにも、受験勉強でつまずいていた時期に、教室長から励ましの手紙をもらい、立て直せた例があります。生徒を理解しようとしてもらえたという声や、基本的には厳しくても、授業や課題へ真剣に取り組む生徒には講師側から接してくれたという評価もありました。
以上は、塾側が自分から質問できないような生徒にも声掛けし、問題を解決した例です。自主性尊重とのバランスの問題もありますので、声かけの仕方やタイミングなど考慮されていると思われる例も確認できました。
そもそも講師へ質問しやすいか
質問で解決する場合、そもそも生徒が自分から質問しやすい雰囲気かどうかも重要です。
口コミには、講師の態度を怖いと感じ、分からないことがあっても質問へ行けなかった例があります。質問できる時間が用意されていても、本人が萎縮してしまえば、その仕組みを十分に利用できません。
一方で、専門の講師が時間外でも親身に対応し、質問しやすかったという評価もあります。その例では、生徒に合わせた個別プリントまで作成され、本人の理解度に合う歩幅で進めてもらえたとされています。
このように、講師が質問しやすい雰囲気かは、意見が割れています。それでも、他の口コミも加味すると、質問しやすい雰囲気がつくられている傾向にあるといえます。
講師の性格や雰囲気とは別に、質問しやすくする仕組みについて指摘がみられます。教室によっては、自習スペースの近くに講師がいて、分からないことをすぐに質問できたという声もあります。
授業後でも質問の予約を取る必要がなく、自習中につまずいた時点で講師へ聞けるなら、分からない部分を放置しにくくなります。また、講師が近くにいることで、本人から話しかけるきっかけも作りやすくなるでしょう。
以上より、自分から質問しにくい生徒への対応については、親身に支えてもらえた例が多くある一方、本人から動かなければ支援が届きにくかったという例も確認されました。
こうした違いは、担当講師の性格や指導力、講師一人あたりの生徒数、教室全体の雰囲気によって生じると考えられます。
公式資料では、質問対応など、生徒をフォローする仕組みを詳しく確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、候補教室では質問へ来ない生徒に講師側から声をかけるのか、実際にどのような対応例があるのかを聞いておくと安心です。候補講座の生徒数と講師数も確認すれば、一人ひとりの様子を見てもらえる余裕がありそうか判断しやすくなります。
3|添削や学習方法の助言によって、苦手を克服した例
Z会の教室では、質問に答えるだけでなく、添削や継続的な指導、学習方法への助言によって、苦手を立て直せた例も多く見られました。ここでは、その一部を紹介します。
まず、作文では、添削を繰り返すことで書き方を身につけ、解答速度まで上がった例があります。
「過去問などでは、最初は作文を飛ばして最後にやっても間に合わないような状況だったのですが、添削で書くことになれたことや、書き方がわかってきたおかげで解くスピードもあがりました。」(5)
この例では、当初は制限時間内に作文まで解き終えられない状態でした。しかし、添削を受けながら書く経験を重ねたことで、書き方が分かり、過去問を解く速度も上がっています。
作文のように、単に模範解答を読んだだけでは改善しにくい課題でも、実際に書いた答案を添削してもらい、修正を繰り返すことで、苦手を克服できる場合があります。
ほかにも、数学や理科が苦手だった生徒が、詳しい問題解説と現在の状況に応じた学習方法の助言を受け、「分かることが楽しい」と前向きに進めるようになった例がありました。また、苦手だった国語で相性のよい講師に出会い、継続的に導いてもらった結果、成績が大きく伸びたという声もあります。
これらの例から、Z会の教室では、苦手な問題の解き方を説明するだけでなく、答案の添削や学習方法の提案などを通じて、本人がつまずいている原因に応じた支援を受けられると分かります。
4|保護者へのサポート
Z会の教室は学生本人だけでなく保護者へのサポートも行います。その内実をみていきましょう。
Z会の教室では、受験情報を親切に教えてもらえた、長年蓄積された受験データをもとにした分析や進路指導を信頼できたという声があります。
志望校選びでは、現在の学力だけでなく、入試問題の傾向、内申点、今後の伸びしろなども考慮する必要があります。そのため、家庭だけで適切に判断するのは簡単ではありません。Z会の教室は通信教育で培ったノウハウや情報力をもとに、この点で支えてくれることが見て取れます。
受験で頼りになる存在
生徒の学習や受験準備に問題が起きた時、保護者へすぐ連絡してもらえた例があります。
「何かあった際もすぐに電話をくださったりして、親子ともに信頼できる塾でした。」(5)
教室での様子を家庭からすべて把握することはできません。成績の変化や学習態度の問題を早い段階で共有してもらえれば、教室と家庭が協力して対応しやすくなります。
ほかにも、保護者が相談したい時に親切かつ親身に話を聞いてもらえた、高校受験に向けてきめ細かなフォローを受けられたという評価がありました。
生徒本人だけに対応を任せるのではなく、必要に応じて保護者とも情報を共有する仕組みがあれば、学習がうまく進まない時にも立て直しやすくなります。
面談や保護者会で、学習面から生活面まで相談できる
Z会の教室では、三者面談や保護者会を行っています。そこでの内容について、次の口コミがあります。
「三者面談や保護者会の回数も多く、高校入試の情報もたくさん得ることができる。面談は必ず教室長とできるので、話しに一貫性がある。知識も豊富でこちらの質問にもすぐ、的確に答えてくれる。勉強の仕方、宿題の仕方、生活リズムについてもこまかくアドバイスしてくださる。」(3)
高校受験では、塾の授業だけでなく、家庭での復習、宿題の進め方、睡眠を含む生活リズムも結果に影響します。面談でこうした点まで相談できれば、保護者も家庭で何を支えればよいか分かりやすくなります。
また、面談を教室長が担当することで、講師ごとに異なる話をされるのではなく、一貫した方針で相談できた点も評価されています。
このセクションの口コミ
「授業後など、先生はお疲れのはずなのに、嫌な顔せず質問対応を丁寧にしてくださり、親身になってくれて安心できました。」(5)
「話しかけるのが苦手な人や手取り足取り支えてもらいたい人には向いてないと思う。」(4)
「もう少し低姿勢で臨まれることを期待します。現状、あまりにも上から目線であり、成果の上がらない生徒や家庭からしてみれば、あまり気持ちの良いものではありません」(2)
「教室長から「君はできるから大丈夫だよ」といった励ましの内容の手紙をもらい、その手紙にも励まされ「また頑張ろう」という気持ちでZ会で再び受験に向けてスタートを切ることができました。」(5)
「先生が生徒の事を理解しようとしてくれていると感じた」(1)
「基本的には厳しいが、興味を持って授業や課題の取り組めば向こうから接してくれる。教えることを生きがいとする教師が多い。」(4)
「先生の態度が怖く聞きにいけなかった」(1)
「専門の講師が親身になって時間外でも対応してくれます。また質問もしやすく、個別のプリントなども作成してくださり、生徒にあった歩幅で進めてくれます。講師の当たりハズレも感じませんでした。」(4)
「自習スペースは先生が近くにおり、いつでも質問できる」(3)
「私は数学や理科が苦手だったのですが、問題解説をとても丁寧に詳しくしてくれたり、状況を踏まえた学習法のアドバイスもいただけたりしたので、苦手ながらも「分かることが楽しい」と思えるようになりました。」(5)
「国語は苦手としていたが、よい先生に出会い、導いてもらって、大きく成績が伸びた」(3)
「受験に関する情報を親切に教えてくれる」(1)
「長年蓄積された受験テクニックがあり、分析と進路指導が信頼できる」(2)
「親が相談したい時にも、親切かつ親身になって話をしてくれますので、とてもありがたいです。」(3)
「高校受験のための通塾だったので、親へのフォローもきめ細かくあってよかったです。」(3)
以上より、Z会の教室では、生徒への質問対応や苦手克服の支援だけでなく、保護者への受験情報の提供、電話連絡、面談、家庭学習への助言も行われています。本人だけでは解決しにくい問題が起きた時に、保護者も教室と相談しながら対応できる点は、授業についていくための支えになります。
ただし、面談の回数や連絡の頻度、相談できる内容は、教室や講座によって異なる可能性があります。
公式資料では、保護者会や面談などの支援制度を確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、候補教室で保護者への連絡や相談対応がどのように行われているか、実際にどのような相談・解決例があったかを聞いておくと安心です。
※確認電話とは?
公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。
セクション5|部活動を続けながらZ会の授業についていける?
学生の中には、部活や学校行事も大切にしたい子もいるでしょう。その場合、「部活動で忙しくても、Z会の授業についていけるのか」「欠席や復習不足によって遅れてしまわないか」と不安に感じることもあるでしょう。
その点を口コミで確認していきます。
1|土日中心の講座で、部活動と両立しやすい
Z会の教室には、授業を土日に受けられる講座があります。平日に部活動がある中学生にとって、通塾日を週末へまとめられることは、授業を欠席せずに継続するうえで大きな利点です。
「高校受験を見据えて塾を探すとなった際に、平日は部活動などで忙しくなるだろうと思い、土日に通える塾を探していたところ、「Z会は通信教育で評判もいいよ」と親がすすめてくれたのがきっかけです。実際、中2からは部活動が週3回あり、学校が忙しかったので、土日に塾に通えるのはよかったです。」(5)
この例では、平日に週3回の部活動があっても、土日に通塾することでZ会の授業を継続できています。
平日に何日も通塾する必要があると、部活動後の移動や疲労によって授業への集中力が落ちたり、欠席が増えたりする可能性があります。土日中心の講座であれば、平日の学校生活や部活動を維持しながら、授業を受ける時間を確保しやすくなります。
「通塾するにあたりZ会の教室が良いと思ったのは、授業が土日に集中したコースがあり、部活との両立がしやすそうだと思ったからです。私は吹奏楽部に所属しており休みが少なかったのですが、土日授業のお陰で平日にZ会の復習をしっかり行うことが出来ました。また、他の塾のように大量の宿題に追われるということもなかったのが自分に合っていたと思います。おかげで部活や行事活動なども全力で取り組めました。」(5)
Z会の授業についていくには、授業を受けるだけでなく、次の授業までに復習して理解を定着させることが重要です。この口コミでは、土日に授業をまとめたことで、平日に復習する時間を確保できています。
さらに、Z会からの宿題自体が少なめであることも、部活や学校行事との両立を可能にしていると確認できます。Z会の教室は自主性尊重であるため、宿題は全体的に少なめです。ただし、Z会の授業についていくためには、平日に復習することが求められます。
2|部活動で欠席しても、振替授業で学習の抜けを防ぐ機会を確保できる
土日中心の講座であっても、部活動の大会や練習試合、学校行事と重なることがあります。授業を一度欠席しただけでも、その内容が次の単元の前提になっていれば、授業についていきにくくなる可能性があります。
この点について、欠席時に振替授業を利用し、学習内容の抜けを防げた例があります。
「授業は日曜に1日でまとめて受講できたので、電車で通っていた自分にとっては、週に何度も塾に行く必要がなかったことや、部活の試合などで日曜に塾に行けないときに平日に振替授業に参加することで学習の抜けがなく継続できたことはとてもよかったです。」(5)
この例では、日曜日に授業をまとめることで通塾負担を抑え、部活動の試合で欠席する時には平日の授業へ振り替えています。その結果、未習のまま次へ進むことを避け、学習を継続できています。
振替授業を利用できれば、部活動を優先しなければならない日があっても、学習内容を補いながら受講を続けやすくなります。
以上より、Z会の教室では、土日中心の講座や振替授業が、部活動を続けながら授業についていける仕組みとして機能しています。ほかにも、自習室の利用が両立に役立つこともあります。
ただし、土日講座の内容、振替の可否や条件、自習室利用は、教室・学年・講座・時期によって異なる可能性があります。
公式資料では、候補講座の曜日、授業時間、通塾回数、振替制度、自習室の詳細を確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、部活動の曜日や大会の頻度を伝えたうえで、候補教室に無理なく通える時間割があるか、欠席時にどのように補えるか、平日にどの程度の復習時間が必要かを聞いておくと、授業についていけそうか判断しやすくなります。
割引キャンペーンの締切に間に合わせたい場合など、急いでいる方は、資料請求の際に「急いでいる」と伝えておきましょう
セクション6|Z会の教室が向いている子・向いていない子
ここまでの内容を踏まえて、Z会の教室が向いている子・向いていない子について説明します。
1|Z会の教室が向いている子
自主的に学べる子、または自主的に学べるようになりたい子
Z会の教室は、授業を受けたままにせず、家庭で宿題や復習、解き直しに取り組める子に向いています。通塾回数や拘束時間を比較的抑えやすい分、授業のない日に自分で学習を進められるほど、成果につなげやすいからです。
ただし、入塾時点ですでに十分な自主性が身についている必要はありません。Z会の教室では、答案への添削、質問した生徒への働きかけ、講師との面談、考えさせる授業、学ぶ面白さを伝える指導などを通じて、自ら学ぶ姿勢を育てようとしているからです。
実際に、通塾後に自分で勉強する習慣や勉強の仕方が身についたという例も確認できました。
そのため、現在は保護者から声をかけられなければ勉強しない子でも、自分で学ぶ力を身につけたいと思っている子や、通塾を通じて自主性を育ててほしいと考える家庭には向いています。
難関国公私立高校への合格を目指す子
Z会の教室は、難関国公私立高校への合格を目指し、入試で求められる思考力や記述力を伸ばしたい子に向いています。
授業内容には一定の難しさがありますが、分からない問題を質問し、添削や解き直しを重ねることで、難関高校の入試に対応できる学力を育てることになります。
ただし、現在の学力と志望校で求められる水準との間に大きな差がある場合は、通常の授業だけで間に合うとは限りません。入塾時期や受験までに残された期間も含め、候補教室に相談する必要があります。
苦手や答案の弱点を着実に立て直したい子
苦手分野の克服や疑問の解消については、高校受験向けZ会の教室の口コミでも、好意的な評価が多く見られました。たとえば、作文の添削を繰り返すことで書き方を身につけ、解答速度まで上がった例があります。
高校入試までに克服すべき弱点があり、添削や解説、学習方法への助言を活用しながら着実に立て直したい場合には、Z会の教室が役立ちやすいです。
部活動や学校行事と両立しながら高校受験に取り組みたい子
Z会の教室には、土日講座があり、ほかの大手塾よりも平日の通塾日数や拘束時間を抑えやすいです。
授業を土日に受け平日に復習する学習サイクル、少なめの宿題、振替制度や自習室が両立を支えてくれます。
そのため、部活動や学校行事も大切にしながら、難関高校への合格を目指したい子に向いています。
Z会の通信教育を利用したことがある子や、教室と併用したい子
Z会の通信教育を利用した経験があり、教材の考え方や添削指導が合っていた子にも、Z会の教室は向いている可能性があります。
通信教育と教室は、どちらも家庭での自学自習を重視しています。教室へ通うと、対面授業、講師への質問、ほかの生徒から受ける刺激、答案の添削、志望校や受験勉強についての直接相談といったメリットが得られます。
また、通信教育の受講者は、教室の入会金の割引を受けられる可能性があります。
そのため、通信教育をやめて完全に教室へ切り替えたい子だけでなく、対面指導が必要な科目だけ教室を併用したい子にも向いています。
2|Z会の教室が向いていない可能性がある子
標準レベルの高校への合格を目指している子
Z会の教室は、難関国公私立高校の入試対策を主な目的とする講座が中心です。そのため、標準レベルの高校への合格を目標とし、基礎・標準問題を中心に効率よく対策したい子には、授業の難易度や考えさせる問題が余計な負担になる可能性があります。
ただし、標準レベルの高校を目指している場合でも、思考力を伸ばしたい、記述問題が苦手、将来の大学受験も見据えて自主性を育てたいなど、Z会を利用する目的が適切ならば向いていることもあります。
その場合でも、候補となる講座の難易度についていくために、一定の基礎学力が必要になる点は留意しておきましょう。この場合、個別指導なら集団授業より利用しやすいです。
毎日の学習を塾に全面的に管理してほしい子や家庭
Z会の教室には、宿題、添削、質問対応、面談、学習方法への助言などのサポートがあります。しかし、毎日の勉強時間や課題を細かく指定し、実施状況を常に確認してくれる全面管理型の塾ではありません。
自分からまったく勉強する気がなく、保護者から「勉強しなさい」と言われても動かない、第三者から毎日の勉強を具体的に指示されなければ取り組めないという場合には、Z会の教室よりも全面管理型の塾が合います。
ただし、勉強への意欲に波があったり、自分から動ける日もあったりするなど、自主性についてはどちらともいえない子もいるでしょう。
そのような場合は、Z会の教室で自主性を伸ばせれば、高校進学後も自分で学習を進めやすくなります。自主学習の力は、高校受験だけでなく、その後の高校生活や大学受験にも役立ちます。
現在の学力と志望校との差が大きく、受験までの時間も少ない子
Z会の教室では、苦手分野を改善し、当初は授業を難しいと感じていた子が、復習を続けることでついていけるようになった例もあります。
しかし、どの苦手分野も短期間で必ず克服できるわけではありません。現在の学力と志望校合格に必要な水準との差が大きく、受験までの期間も短い場合には、集団授業と家庭学習だけでは合格に届かない可能性があります。
その場合は、Z会の教室の個別指導、通信教育、別の教材、ほかの塾などを追加したほうがよいこともあります。心配な場合は、通常の集団授業だけで間に合うと判断せず、現在の成績や苦手分野、受験までの期間を候補教室へ具体的に伝えることが重要です。
公式資料では、授業と家庭学習の分担、宿題量、質問対応、添削、面談、振替授業などの中で、お子さんが特に合わなそうな仕組みがないか確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、お子さんの現在の学習習慣、苦手分野、志望校、部活動や学校行事の予定を伝えたうえで、候補となる教室や講座で実際についていけそうかを聞いてみるとよいでしょう。
セクション7|Z会の教室の高校受験向け料金
Z会の教室の高校受験向けコースでは、受講開始時に入会金がかかるほか、受講教科数と月ごとの授業週数に応じた受講料、教材費が必要です。
入会金は17,000円です。
月額受講料は毎月同じではありません。2週・3週・4週のうち、その月に実施される授業回数に応じて変わります。また、5教科、英数国の3教科、理社の2教科のいずれを受講するかによっても料金が異なります。
1|中1難関高校受験コース(1V)の料金
中1難関高校受験コースでは、5教科、英数国、理社から受講教科を選びます。
本科1期
本科1期は、4月・7月が3週授業、5月・6月が4週授業です。
| 受講教科 | 3週授業の月額 | 4週授業の月額 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 5教科 | 39,400円 | 52,500円 | 8,000円 |
| 英数国 | 31,700円 | 42,300円 | 5,000円 |
| 理社 | 20,300円 | 27,100円 | 3,000円 |
本科2期
本科2期は、1月・2月が3週授業、9月・10月・11月・12月が4週授業です。
| 受講教科 | 3週授業の月額 | 4週授業の月額 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 5教科 | 39,400円 | 52,500円 | 8,000円 |
| 英数国 | 31,700円 | 42,300円 | 5,000円 |
| 理社 | 20,300円 | 27,100円 | 3,000円 |
中1では、5教科を受講する場合、通常月にあたる4週授業の月額は52,500円です。英数国の3教科なら42,300円、理社のみなら27,100円となります。
2|中2最難関国私立高校受験コース(2V)・公立上位高校受験コース(2K)の料金
中2の最難関国私立高校受験コースと公立上位高校受験コースも、受講教科数と授業週数によって料金が決まります。
本科1期
本科1期は、3月・4月・7月が3週授業、5月・6月が4週授業です。
| 受講教科 | 3週授業の月額 | 4週授業の月額 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 5教科 | 39,400円 | 52,500円 | 8,000円 |
| 英数国 | 31,700円 | 42,300円 | 5,000円 |
| 理社 | 20,300円 | 27,100円 | 3,000円 |
本科2期
本科2期は、1月・2月が3週授業、9月・10月・11月・12月が4週授業です。
| 受講教科 | 3週授業の月額 | 4週授業の月額 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 5教科 | 39,400円 | 52,500円 | 8,000円 |
| 英数国 | 31,700円 | 42,300円 | 5,000円 |
| 理社 | 20,300円 | 27,100円 | 3,000円 |
中1と中2では、示されている本科の月額受講料と教材費は共通しています。ただし、1期の授業月と授業週数には一部違いがあります。
3|中3本科の料金
中3本科は、志望校の難易度に応じて、主に次の講座群に分かれています。
- 最難関国私立高校受験コースの国立・開成特設、速習特設
- 公立・私立上位高校受験コースの公立特設
中3では、中1・中2より月額受講料が高くなります。また、2週・3週・4週授業の月によって料金が大きく変わります。
5教科の料金
| 授業週数・対象月 | 国立・開成特設、速習特設 | 公立特設 |
|---|---|---|
| 2週授業・2月 | 40,050円 | 31,600円 |
| 3週授業・3月・4月・7月・12月 | 60,100円 | 47,400円 |
| 4週授業・5月・6月・9月・10月・11月・1月 | 80,100円 | 63,200円 |
5教科の教材費は8,000円です。
3教科の料金
| 授業週数・対象月 | 国立・開成特設、速習特設 | 公立特設 |
|---|---|---|
| 2週授業・2月 | 32,400円 | 23,950円 |
| 3週授業・3月・4月・7月・12月 | 48,700円 | 35,900円 |
| 4週授業・5月・6月・9月・10月・11月・1月 | 64,700円 | 47,900円 |
3教科の教材費は5,000円です。
理社の料金
| 授業週数・対象月 | 国立・開成特設、速習特設 | 公立特設 |
|---|---|---|
| 2週授業・2月 | 17,150円 | 17,150円 |
| 3週授業・3月・4月・7月・12月 | 25,800円 | 25,800円 |
| 4週授業・5月・6月・9月・10月・11月・1月 | 34,300円 | 34,300円 |
理社の教材費は3,000円です。
中3で最難関国私立高校向けの5教科を受講する場合、4週授業の月額は80,100円です。公立・私立上位高校向けの公立特設を5教科受講する場合は、4週授業の月額が63,200円となります。
中3では受験対策が本格化するため、中1・中2と比べて受講料の負担が大きくなります。特に、5教科を受講する場合は、授業週数の多い月の料金を基準に家計への負担を確認しておく必要があります。
4|中3には志望校別特訓コースもある
中3には、本科のほかに志望校別特訓コースも用意されています。
志望校別特訓コースを本科に追加する場合は、本科の月額受講料だけでなく、特訓コースの受講料も必要です。季節講習や特別講座を受講する場合も、通常の本科とは別に費用が発生する可能性があります。
そのため、Z会の教室の料金を検討する際には、通常月の本科受講料だけを見て判断するのではなく、入会金、教材費、志望校別特訓、季節講習などを含めて確認することが大切です。
また、授業についていけるかという点では、最初から必要以上に多くの教科や特訓講座を受講すればよいとは限りません。学校生活や部活動、家庭で確保できる復習時間を考え、無理なく継続できる教科数と講座を選ぶ必要があります。
割引キャンペーンは資料請求後の確認電話でも確かめる
公式資料では、通常の料金や適用される割引の仕組みを確認しましょう。そのうえで確認電話では、候補教室で現在実施されている割引キャンペーンや、近日中に開催予定のキャンペーンがないかも聞いておくのがおすすめです。
まだ公式発表されていなくても、候補教室での今後の割引キャンペーン予定を知ることができる場合もあります。
筆者が他塾で塾講師をしていた際にも、割引キャンペーンについての問い合わせはよくありました。また、当初は開催予定がなかった時期でも、同様の問い合わせが集まったことを受け、キャンペーンの実施が決まった例もあります。
割引を利用できれば、同じ講座内容でも費用対効果は高くなります。そのため、割引の有無は、Z会の教室を利用すべきか判断する際にも影響します。
公式資料で講座料金を具体的に確認するだけでなく、確認電話で現在または近日開催予定の割引まで確かめておくと、申込み後に後悔しにくいでしょう。
セクション8|資料請求から最終判断までの流れ
Z会の教室が本人に合うか判断するには、資料請求、確認電話、可能であれば無料体験・教室見学の順に進めると、失敗を避けやすくなります。
資料請求では、講座や支援制度、料金などの正式な仕組みを詳しく確認できます。資料請求後の確認電話では、候補教室の現在の人数や割引キャンペーンなど、資料だけでは分からない点を聞けます。さらに、体験授業や見学では、担当講師の説明、授業の速さ、質問のしやすさ、教室の雰囲気を本人が確かめられます。
ただし、この記事で挙げた項目をすべて確認する必要はありません。まず本人や家庭にとって重要な条件を整理し、優先順位の高いものや、読んでいて気になったものを中心に確かめれば十分です。
1|まず資料請求で、講座と支援制度の全体像を確認する
最初に資料請求を行い、Z会の教室にどのような講座やサポートが用意されているかを確認しましょう。あとで確認電話を受けたり、候補教室で質問・体験したりする際の前提知識を得ておきます。
資料が手元にあれば、忘れてしまった部分を簡単に見返せて便利です。
特に確認したいのは、本人の志望校と現在の学力に合う講座があるか、授業の難易度や進度、月の授業回数、授業時間、家庭学習の量、サポートの仕組み、料金システムです。学校生活や部活動との両立を重視する場合は、時間割や振替制度も確認します。
次に、必要に応じて以下のような点を見ておくとよいでしょう。
- 最難関国私立高校受験コースと公立上位高校受験コースの違い
- 集団授業と個別指導の違い
- 学年や志望校に応じた講座の選び方
- 受講科目の変更や追加、休止の仕組み
- 自習スペースや振替受講の利用条件
- 添削、質問対応、面談などの支援制度
- 志望校別特訓や季節講習の内容
すべてを同程度に重視して読む必要はありません。たとえば、授業についていけるかが心配なら、難易度・進度・宿題量・必要な基礎力を優先します。自主的に質問できるか不安なら、質問対応や講師からの声かけ、面談などの仕組みを重点的に確認しましょう。
学校生活や部活動との両立を重視する場合は、通塾曜日、授業の終了時刻、振替条件、家庭学習に必要な時間を確認すると安心です。
資料を読んでも分からなかったことや、「制度はあるが、候補教室で実際にどの程度利用できるのか」と疑問に思ったことは、確認電話で聞く項目として、ふせんなどにメモしておきましょう。
2|資料請求後の確認電話で、候補教室の現在の状況を確かめる
公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。さらに、候補教室の現状を把握するための機会でもあります。
公式資料からは、講座やサポート制度の仕組みを確認できます。しかし、同じZ会の教室でも、現在のクラス人数、担当講師、質問対応のしやすさ、自習スペースの混み具合などは、教室や時期によって変わります。
確認電話は、資料に書かれた制度が候補教室で実際にどのように運用されているかを知るために重要です。
とはいえ、この記事で取り上げた内容をすべて質問する必要はありません。資料を読んで気になった点や、本人が通ううえで特に重要な条件を2~3点ほど選ぶだけでも問題ありません。
たとえば、次のような点が確認候補になります。
志望校と現在の学力に合う講座や、受講に必要な基礎力
授業についていけるかに直結します。最難関国私立高校と公立上位高校では必要な対策が異なるため、志望校に対応した講座があるかも確認しましょう。
現在の受講人数や、在籍する生徒のおおよその学力・志望校レベル
質問やサポートを受けやすいか、周囲の生徒からよい刺激を受けられそうかを判断する材料になります。
授業の進度と、宿題・復習に必要な時間
授業についていけるか、学校生活や部活動と両立しやすいかを判断する材料になります。
自分から質問しにくい子への声かけや、学習相談の実情
本人が分からないままにならず、授業についていけるかに関わります。質問しない子に講師から声をかけてもらえるか、保護者へどのように状況を共有するかも確認するとよいでしょう。
現在開催中、または近日開催予定の割引キャンペーン
入会金や受講料の負担を抑え、無理なく受講を継続できるかに影響します。コストパフォーマンスの判断にも関わります。
ほかにも、気になる場合は次の点を聞くとよいでしょう。
- 苦手が生じた場合の質問対応、補習、個別指導の利用
- 宿題を進められていない場合の講師からの働きかけ
- 候補教室に限定した近年の合格実績
- 志望校別対策や過去問指導の内容
- 部活動や学校行事で休む場合の振替条件
- 自習スペースの席数、利用時間、混みやすさ
- 保護者面談や学習状況の共有方法
- 通信教育と教室を併用する場合の科目や講座の選び方
本人の成績や志望校だけでなく、苦手科目、現在の家庭学習の習慣、部活動の予定、自分から質問するのが得意かどうかなども簡単に伝えると、候補講座との相性について、より具体的な回答を得やすくなります。
ここで得られる情報は、候補教室が本人に合い、実際に授業についていけそうかを判断するうえで重要です。気になる点が一つでもあれば、確認電話で確かめておくことで、入会に関する判断を誤るリスクを減らせます。
3|可能であれば無料体験・教室見学で、本人との相性をしっかり確かめる
資料請求と確認電話で候補となる講座や特徴を把握したら、可能であれば無料体験授業や教室見学を利用しましょう。
資料や電話では、講座の難易度や支援制度、候補教室の状況を確認できます。しかし、候補教室の講師の説明が本人にとって分かりやすいか、授業の速さについていけそうか、質問しやすい雰囲気かといった相性は、実際に受けてみなければ判断しにくい部分です。
体験授業では、特に次の点を確認するとよいでしょう。
- 問題の難易度が、難しすぎたり簡単すぎたりしないか
- 授業の進度や情報量についていけそうか
- 講師の説明が分かりやすいか
- 考える時間や発言する機会が本人に合っているか
- 分からない部分を質問しやすい雰囲気か
- 周囲の生徒の学習姿勢が、よい刺激になりそうか
- 授業後に宿題や復習へ取り組めそうか
すべてを細かくチェックする必要はありません。本人が「説明を理解できた」「少し難しいが頑張れそう」「この先生なら質問できそう」と感じられるかが重要です。
体験授業で難しい問題が解けなかったとしても、それだけで合わないと判断する必要はありません。講師の解説を聞けば理解でき、授業後にもう一度取り組めば解けそうであれば、適度な難易度と考えられます。
反対に、講師の解説を聞いてもほとんど理解できず、どこから分からないのかも本人が把握できない場合は、現在の学力と講座の難易度が合っていない可能性があります。
教室見学ができる場合は、授業だけでなく、教室内の雰囲気や設備も確認しましょう。自習スペースを利用したい場合は、実際の広さや座席数、混雑状況を見ておくと安心です。
また、教室までの移動時間、部活動後でも間に合うか、授業の終了時刻、帰宅時間も確認します。中学生が継続して通うためには、授業内容だけでなく、学校生活との両立や夜間の通塾に無理がないことも重要です。
体験後は、保護者が先に結論を出すのではなく、本人に「授業のどこが分かりやすかったか」「続けるなら何が大変そうか」「質問できそうだったか」「宿題や復習にも取り組めそうか」を聞いてみましょう。
漠然と「よかった」「難しかった」と尋ねるより、具体的な感想を引き出しやすくなります。
資料請求、確認電話、体験授業の結果を踏まえ、本人や家庭が重視する条件に照らし、メリットが不安点を上回るかを考えて最終判断するとよいでしょう。
セクション9|よくある質問
Z会の教室の授業についていけないことはありますか?
Z会の教室は難関高校の受験を想定した講座が中心で、学校の授業より難しい問題を扱うことがあります。そのため、現在の学力や受講するコースによっては、授業を難しいと感じる可能性があります。
最初は難しくても、授業後に復習し、分からない問題を質問することで、次第についていけるようになった例が多くあります。重要なのは、授業を受けたままにせず、解き直しや復習を続けることです。
心配な場合は資料請求後の確認電話で、お子さんの学力と志望校レベルがZ会の教室に合っているか、似たような子の前例はどうだったかを確認してみましょう。
自分から勉強できない子には向いていませんか?
入塾時点で、必ずしもすでに自主性が身についている必要はありません。Z会の教室では、考えさせる授業、添削、質問対応、面談、講師からの声かけなどを通じて、自ら学ぶ姿勢を育てようとしています。
実際に、通塾を始めてから家庭学習の習慣や勉強の仕方が身についた例もあります。
ただし、受験本番まであまり時間がない時期に入塾したい場合は、自主性を育てる期間も短いため、入塾時点である程度の自主性が求められます。
自分から質問できない子でも大丈夫ですか?
口コミでは、講師からこまめに声をかけてもらい、親身に支えてもらえた例が多く見られました。一方で、自分から質問へ行かないと、十分な支援を受けにくかったという声もあります。
そのため、本人が内向的で質問が苦手な場合は、確認電話でその点を伝え、候補教室での実際の対応例を聞いておきましょう。体験授業を受けられる場合は、本人が講師へ話しかけやすいと感じるかも確認すると安心です。
部活動を続けながらでも通えますか?
Z会の教室には、土日講座があります。平日に部活動がある場合でも、土日に通塾し、平日に復習する学習サイクルを作れれば両立しやすくなります。
部活動の試合などで授業を欠席した際に、振替授業を利用して学習内容の抜けを防げた例もあります。
ただし、土日講座や振替制度の内容は、教室・学年・講座によって異なります。部活動の曜日や大会の頻度を伝え、無理なく通える時間割があるか確認しましょう。
集団授業と個別指導のどちらを選べばよいですか?
周囲の生徒から刺激を受けながら学びたい場合は、集団授業が向いています。授業後に自分で復習し、分からない部分を質問できる子とも相性がよいです。
一方、現在の学力と志望校との差が大きい、特定の苦手科目を重点的に立て直したい、集団授業の進度についていくのが難しい場合は、個別指導のほうが合いやすいです。
ただし、候補教室に個別指導あるいは集団授業がないこともあります。公式資料で確認しておきましょう。また、資料請求後の確認電話では、お子さんの学力や性格と志望校を伝え、どちらがよいか相談するのもよいでしょう。
セクション10|まとめと次の一歩
Z会の教室は、難関国公私立高校を目指し、学校より難しい問題に取り組みながら、思考力・記述力・自主性を伸ばしていく塾です。
授業の難易度は高めですが、復習、質問、添削、講師からの助言を活用することで、最初は難しいと感じた子が次第についていけるようになった例も多くあります。土日講座や振替授業を利用し、部活動と両立できた例もあります。
自分から質問しにくい子への働きかけについては、意見が割れていました。この点は講師の性格や力量、教室ごとの講師と生徒の比率などにも左右されます。
Z会の教室の授業についていき、志望校に合格できるか。Z会の教室がうちの子に適しているのか。塾選びで失敗しないために、まずは公式資料を取り寄せ、志望校に合う講座、授業の難易度と進度、宿題量、質問対応、振替制度、料金システムを確認しましょう。
その後の確認電話では、お子さんの学力、苦手科目、学習習慣、部活動の予定を伝え、候補教室で実際についていけそうかを相談してみてください。さらに、候補教室での現在・近日開催の割引キャンペーンについて確認するのもおすすめです。
可能であれば体験授業も利用し、本人との相性も確かめたうえで判断すると安心です。
参考ページ
参考ページ
口コミの出典について
教育社会学
- 苅谷剛彦(2000)「学習時間の研究:努力の不平等とメリトクラシー」『教育社会学研究』66: 213-230
- 卯月由佳・末富芳(2016)『世帯所得と小中学生の学力・学習時間』NIER Discussion Paper Series No.002
- 中西啓喜『学力格差拡大の社会学的研究: 小中学生への追跡的学力調査結果が示すもの』東信堂

