Z会の教室は、難関中学や公立中高一貫校を目指す生徒向けの授業や教材に強みがあります。
一方で、「授業が難しすぎてついていけないのではないか」「自主的に勉強できないと無理なのか」「習い事や学校と両立できるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際には、Z会の教室には、志望校の種別に応じたコース、質問対応や面談、添削などのサポートも用意されています。
それでも、授業の難易度や進度、講師からの働きかけ、自習室の使いやすさなどは、教室や講座によって異なります。そのため、公式情報だけを見ても、本人が実際についていけるかまでは判断しにくいです。
そこで当ページでは、中学受験向けZ会の教室について、4つの情報源の口コミを使い、Z会の仕組みが実際にどのように機能しているか・どう評価されているかを示していきます。
元教員・塾講師の視点から、良い口コミだけでなく、不満や悪い口コミも分析し、授業の難易度・進度、自主性の必要性、質問や相談への対応、習い事や学校との両立、料金・コスパについて検証していきます。
このページを読み進めていくことで、あなたのお子さんがZ会の教室に向いているか、Z会が気になった場合は次にどうすればいいかを理解できるようになります。
セクション1|Z会の教室の口コミを確認する前に知っておきたいこと
口コミをみていくまえに、まず、Z会の中学受験向け教室が、どのような仕組みの塾なのかを大まかに確認しましょう。
少人数制の対面授業や個別指導も選べる
集団授業は少人数制で行われ、講師が一人ひとりの理解度や弱点を見ながら指導します。授業中や休み時間には、分からない問題を講師へ直接質問できます。学習状況や目的に応じて、1対1の個別指導を選ぶことも可能です。
暗記だけでなく、「なぜそうなるのか」を考えることで、本質的な理解へ
公式や知識を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」を考える授業を行います。問題の仕組みや考え方まで理解し、自分で答えを導く力を伸ばします。記述や表現を含め、入試後の学習にもつながる力を育てます。
通塾授業と家庭学習を組み合わせ、学習習慣と自主性を育てる
授業で考え方や重要事項を学び、家庭では宿題や復習に取り組みます。通塾回数を抑えながら、自分で学習を進める時間を確保する仕組みです。受験勉強を通じて、計画的に学ぶ習慣と主体性を育てます。
宿題・副教材・添削・確認テストを通じて、学習内容を定着させる
授業だけで終わらせず、宿題や副教材を使って学習内容を繰り返します。記述課題などは添削を受け、間違えた箇所や改善点を確認できます。確認テストや実力テストも活用し、理解した内容を得点につなげます。
質問対応・振替受講・自習室・進路面談などのフォロー制度がある
授業中や授業前後に講師へ質問でき、欠席時には別クラスや他教室などへの振替受講も可能です。教室には自習室が用意され、授業の前後にも学習できます。進路面談や保護者会では、志望校選びや家庭学習について相談できます。
小4・小5は共通の中学受験コースで学び、小6から志望先別のコースに分かれる
小4・小5では、難関国私立中学志望者と公立中高一貫校志望者が、共通の中学受験コースで学びます。小6からは、国私立中学受験コースと公立中高一貫校受検コースに分かれます。それぞれの入試形式に合わせて、実戦的な対策を進めます。
小6の国私立中学受験コース|教科別の入試演習を通じて得点力を高める
算数・国語・理科・社会の学習を入試で使える力へ仕上げます。後半は出題形式に応じた問題演習や、制限時間内に答案を作る練習も行います。難関校向けには、認定制のハイレベル算数も用意されています。
小6の公立中高一貫校受検コース|適性検査と志望校別の対策を行う
文系・理系を組み合わせた授業で、資料の読み取り、分析、作文、表現力を伸ばします。課題の添削や適性検査型テストを通じて、答案をまとめる力を鍛えます。後半は過去問を中心とした志望校別対策へ進みます。
Z会の教室の2026年度夏期講習
Z会の教室では、小学4年生から小学6年生を対象に、2026年7月下旬から8月下旬にかけて夏期講習を開講します。
夏期講習だけの受講もできるため、これまでZ会の教室へ通っていなかった子が、授業の難易度や講師の説明、教室の雰囲気を確かめる機会としても利用できます。
ただし、学年、志望校、教室によって、開講講座、日程、時間割、受講料が大きく異なります。特に小学6年生は、国私立中学受験コースと公立中高一貫校受検コースで内容が別になるため、本人の志望校に対応した案内を確認する必要があります。
夏期講習に共通する特徴
小4・小5では、難関国私立中学を目指す子のほか、公立中高一貫校を目指して標準的な学習を進めたい子も対象です。小6では、国私立中学受験と公立中高一貫校受検に分かれ、入試を意識した総復習や実戦演習へ進みます。
主な特徴は次のとおりです。
- 算数・国語を中心に、理科・社会や思考力養成講座も開講される
- 基礎の確認だけでなく、応用問題や入試形式の問題まで扱う
- 本科へ入会するかどうかに関わりなく、夏期講習だけでも受講できる
- 教室によって開講講座や時間割が異なる
- 初めて受講する場合は、原則として登録料2,000円が必要になる
小学4年生|受験学習の基礎を広く固める
小学4年生|受験学習の基礎を広く固める
小4の夏期講習では、算数・国語が各120分×8日間、理科・社会が各45分×8日間を基本として学びます。
算数では整数・小数・分数、和差算、植木算、図形など、国語では説明文・物語文・詩を扱います。理科・社会でも、植物、天体、日本の地形や気候など、今後の中学受験学習の土台となる内容を広く確認します。
| 受講講座 | 授業料 | 教材費を含む合計 |
|---|---|---|
| 算数・国語セット | 66,000円 | 69,000円 |
| 4教科セット | 90,000円 | 94,500円 |
別に、90分1回の思考力養成講座もあります。
小4は、すでに完成した受験生だけを対象とするのではなく、基礎を整理しながら応用問題へ挑戦したい子に向く内容です。
小学5年生|受験の重要単元を基礎から応用まで深める
小学5年生|受験の重要単元を基礎から応用まで深める
小5では、算数・国語が各120分×10日間、理科・社会が各90分×8日間となり、小4より授業量が増えます。
算数では割合、濃度、場合の数、つるかめ算、立体図形など、入試で重要な単元を本格的に扱います。国語では説明文・物語文・随筆・詩に加え、語句や文法も整理します。理科・社会でも、人体、電気、工業、貿易、地方別地理などを広く学びます。
| 受講講座 | 教材費を含む合計 |
|---|---|
| 算数・国語セット | 87,000円 |
| 理科・社会セット | 61,000円 |
| 4教科セット | 138,000円 |
| 思考力養成講座 | 31,000円 |
思考力養成講座では、文系・理系の問題を通じて、資料を整理する力、文章で説明する力、論理的に考える力などを学びます。
小5は、中学受験で必要な主要単元を夏のうちに深め、秋以降の学習へつなげたい子に向いています。
小学6年生・国私立中学受験コース|総復習から入試演習へ進む
小学6年生・国私立中学受験コース|総復習から入試演習へ進む
小6の国私立中学受験コースでは、算数・国語が各120分×10日間、理科・社会が各90分×8日間です。
算数では割合、比、速さ、場合の数、平面図形、立体図形などを総合的に扱い、国語では説明的文章や文学的文章、詩歌、語句・文法を整理します。理科・社会も主要範囲を横断して復習します。
| 受講講座 | 教材費を含む合計 |
|---|---|
| 算数・国語セット | 93,000円 |
| 理科・社会セット | 69,000円 |
| 4教科セット | 152,000円 |
| 入試総合演習・2教科 | 21,000円 |
| 入試総合演習・3教科 | 28,000円 |
通常講座とは別に、算数・国語・理科の実戦問題へ取り組む入試総合演習もあります。池袋教室の算数には、選抜試験を受けて入るハイレベルクラスも設けられます。
小6は、基礎から学び始めるというより、これまで学んだ範囲を整理し、入試で使える形へ仕上げたい子に向く講習です。途中から受講する場合は、現在の学力で授業についていけるかを事前に相談したほうがよいでしょう。
小学6年生・公立中高一貫校受検コース|基礎確認と適性検査の実戦対策
小学6年生・公立中高一貫校受検コース|基礎確認と適性検査の実戦対策
小6の公立中高一貫校受検コースは、東京都内の公立中高一貫校を受検する子が主な対象です。
国私立中学受験コースとは異なり、目的別に次の講座が用意されています。
| 講座 | 主な目的 | 教材費を含む合計 |
|---|---|---|
| 夏期集中特訓 | 復習方法や学習計画を身につける | 55,000円 |
| 夏期単科ゼミ | 割合・比や記述問題を集中的に補強する | 1講座11,000円、2講座20,000円 |
| 夏期講習 | 基礎を確認し、適性検査への対応力を養う | 61,500円 |
| 夏期実戦演習 | 本番形式の適性検査問題に取り組む | 61,500円 |
| 夏期講習+実戦演習 | 基礎確認から実戦演習まで続けて学ぶ | 117,000円 |
夏期講習では、文系・理系の両方を学び、図形、割合、速さ、自然科学、説明文、資料の読み取り、歴史、政治などを扱います。夏期実戦演習では、作文・記述・資料読解や、算数・理科を組み合わせた総合問題へ進みます。
また、講習前には無料の適性検査実力テストも実施されます。塾へ通った経験がない子や、適性検査対策をまだ本格的に始めていない子は、まず現在の実力を確認してから受講講座を選べます。
セクション2|Z会の中学受験向け授業は難しくてついていけない?
Z会の教室は難関国私立中学や公立中高一貫校の受験に対応しており、「授業が難しすぎないか」「通塾回数が少ない分、1回の授業に内容を詰め込んでいるのではないか」と不安に感じる方もいるでしょう。
実際に口コミを確認すると、授業や教材を難しいと感じた子はいます。難易度を平均的、あるいは簡単と感じた子もおり、評価は一様ではありません。
また、授業時間や通塾回数が比較的少ないことについても、短時間で効率よく学べたという評価と、1回の授業に内容が詰まっていて大変だったという評価の両方があります。
そこでこのセクションでは、授業や教材の難しさ、授業の進度と1回あたりの負担、講師の説明の分かりやすさを順に確認し、Z会の中学受験向け授業についていけるかを検証します。
1|難関校受験に対応する難易度だが、感じ方には差がある
Z会の中学受験向け教室は、難関校の入試に対応するため、ある程度の難度を前提とした授業です。口コミでも、本人や志望校に対して問題のレベルがやや高かった、全体的に難易度が高めだったという評価が見られました。
「レベル感は子供に対しては高め。Z会通信教育中学受験コースの難度の高い問題と同じレベル感の問題を集中的に実施したイメージ。 志望校や本人に対してはやや過分だったが、回を重ねるごとに得点は上がっていったので達成感があったようだ。(志望校:穎明館中学校 / 東京学芸大学附属小金井中学校 / 開智中学校(和歌山県) / 明法中学校 / 西武台新座中学校)」(3)
「難易度も全体的に高めであった」(2)
しかし、Z会を利用した子が全員、授業を難しいと感じているわけではありません。特に苦労せずに教材を進められた例や、テキストを少し簡単に感じた例、宿題量と難易度を平均的と評価した例もあります。
「子供も特に苦労することもなく、塾の教材を自分でこなすだけで志望校に合格できた。」(2)
「テキストは少し簡単めだった。」(2)
「宿題量も難易度も平均的と認識しています。」
難関校受験に対応する難度設定ではありますが、実際の感じ方にはかなりの幅があります。受講した学年やコース、志望校の水準、本人の基礎力や得意不得意によって、同じZ会でも負担感は変わると考えられます。
ほかにも、基礎ができていれば大きな問題はなかったという声や、授業を受け始める前には難しさや宿題量を心配していたがうまくこなせたという声もありました。
したがって、単に「難関校向けだから難しい」と判断するのではなく、本人の現在地と受講予定のコースを照らし合わせる必要があります。
授業や教材の難易度についての口コミ
「進学系なので基礎ができていないとついていけないと聞いていた。ハイレベルな部分もあるが基礎的な部分をやっていれば大きな問題は無い。難関校に挑みたいと思う子にはおすすめできると思われる。」(3)
「内容はもう少し難しくてもよいと思いますが、基本は十分に身につくと思います。先生方が補充プリントを配布してくださるので補完できました。」
「当初は、塾の授業が難しすぎるのではないか、宿題が多いのではないかと不安を感じていたのですが、実際には宿題は多かったものの…頑張れました!」(4)
難しく感じても、授業後のフォローを受けられる場合がある
授業を難しく感じた場合でも、後から補ってもらえたという口コミがあります。
「難易度はそれなりに高いようですが、後のフォローがあるので心配はありません。」
「授業のレベルは少し高かったが、生徒がわからなかったら授業の後に個別で教えてくれていた。」(3)
難しい内容を扱うことと、分からないまま置いていかれることは同じではありません。授業後に理解できなかった部分を補えるのであれば、難易度の高い授業でもついていける可能性が高まります。
ただし、必要な基礎力や授業後の対応は、学年、コース、教室によって異なる可能性があります。公式資料では、学年・志望先別のカリキュラムや入会条件を確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、現在の学力や苦手分野を伝え、候補となる授業に必要な基礎力と、理解できなかった場合にどのようなフォローを受けられるかを聞いておくと安心です。
2|授業回数は少ないが、1回の授業が大変かは感じ方が分かれる
Z会の中学受験向け教室について、「進度が速くて大変」という口コミは、あまりありませんでした。そのため、全体として進度の速さが大きな問題になっていないようです。
一方、ほかの大手中学受験塾と比べて通塾回数や拘束時間が少ない分、「1回の授業に多くの内容を詰め込んでいるのではないか」と心配する家庭もあるでしょう。
実際の感じ方は分かれています。短期間で受験準備を進めても、無理に詰め込まれている感じはなく、効率的で合格につながったという評価があります。
「受験準備としては短い期間で仕上げるイメージだがぎゅうぎゅうな感じもなく効率よく行っているイメージ。 塾によっては小学校4年時から準備を始めるが、ここは1年あれば十分と仰っていて、実際それで合格者を多くだしているので効率のいいカリキュラムが組まれているのだと思います。」(3)
「周りの受験生がほぼ毎日夜遅くまで塾で過ごしている中、勉強時間が足りているのか不安になったこともありましたが、短時間で要点を抑えた授業と、少人数ならではの丁寧なご指導のおかげで疲れやストレスを感じることなく受験に臨め、無事志望校に合格することができました。」(4)
授業時間が少ないことは、必ずしも学習不足を意味しません。必要な内容を授業で効率よく学び、残りを家庭で復習する仕組みが本人に合えば、負担を抑えながら受験勉強を進められます。
一方で、授業時間が短い分、内容が詰まっていると感じた例もありました。ただし、この口コミでは、情報量は多くても説明自体は分かりやすかったと評価されています。
「時間が他の塾に比べて短いと感じた。短い分内容が詰め込まれた授業だったがちゃんとわかりやすかった。」(3)
このように、同じように授業回数や拘束時間が少なくても、それを「効率的」と受け止める子もいれば、「1回の内容が多い」と感じる子もいます。本人の基礎力、集中力などによって、負担感は変わると考えられます。
ほかの口コミでも、週2回の授業と最低限の季節講習で第一志望に合格できた例や、授業時間が短く合宿もないことが本人に合っていたという評価が見られました。また、保護者は勉強時間の短さを心配していても、本人は塾の学習計画に沿って課題をこなし、問題なく受験勉強を進めていた例もあります。
一方、1回の授業で進む速度が速く、応用・発展問題も多いため、ついていくのが大変だったという声もありました。授業回数や拘束時間の少なさは、多くの時間を塾で過ごさずに受験できるメリットになる反面、授業が速くて詰まっていると感じる場合もあります。
授業回数・授業時間・進度についての口コミ
「週に2回の授業しかなく、季節講習が最低限なのも魅力だった。たった半年の通塾で第一志望に合格できたこと今でも感謝しています(志望校|東京都立南多摩中等教育学校 / 八王子学園八王子中学校)」(3)
「『ここをもっとやった方がいいんじゃない?』といっても、『こういう計画でやる予定になっているから大丈夫』と言われたり、塾からの課題をほとんどこなしたりしていたため、勉強時間が短く心配ではあったのですが、なんとかなっているという状況でした。」(4)
「1回で進むスピードがはやく、ついて行くのが大変と言っていた。教材やカリキュラムも応用や発展した問題が多く、難しい。」
「自分がそこまで勉強を長時間できるタイプではなかったため、塾の授業時間が短く、合宿がないのが向いていると思った」(3)
公式資料では、受講予定の学年・コースについて、週の授業回数、1回の授業時間、年間のカリキュラムを確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、1回の授業で扱う情報量や、授業後の宿題・復習に必要な時間を尋ねると、本人が無理なくついていけるか判断しやすくなります。年度途中から入る場合は、すでにどこまで進んでいるか、未習範囲をどのように補うかも確認しておくと安心です。
3|授業の分かりやすさ・丁寧さ・教え方の上手さ
仮に授業の難易度が高く、1回に扱う内容が多かったとしても、講師の説明が分かりやすく、生徒の理解度に合わせて指導してもらえるなら、授業にはついていきやすくなります。
今回確認した口コミでは、授業の分かりやすさや講師の教え方について、否定的な評価はほとんど見つかりませんでした。むしろ、説明が分かりやすい、少人数制で一人ひとりを見てもらえた、講師の教え方が上手だったという声が多く見られます。
説明だけでなく、答案へのコメントも分かりやすい
授業の説明については、理解しやすかったという評価が多くみられます。
「説明がとてもわかりやすいといっていました。」(2)
また、授業中の説明だけでなく、テストの答案にも、子どもが理解しやすいように多くのコメントを書いてもらえた例がありました。
「テストの丸付けも子供がわかりやすいようコメントを沢山書いて答案返却してくださっていた」(2)
単に正解・不正解を示すだけでなく、答案の添削を通して理解を補ってもらえれば、授業中に十分理解できなかった部分を振り返ることもできます。
ほかにも、丁寧に、細かい部分まで分かりやすく説明してもらえたという声が多数見られます。
授業や答案の分かりやすさについての口コミ
「解説がわかりやすいとの事。」(3)
「細かいところまで教えてくれてわかりやすい。」(3)
「ベテランの講師が多くいて、わかりやすい説明が好評である。」(3)
「わかりやすく丁寧に教えてくれた」(2)
「一人一人丁寧に指導してくれる。」(2)
「わかりやすく、繰り返し教えてくれた。時折、アウトプットで定着確認にも力を入れていた。定期的な確認テストで更に定着を図った。」(2)
集団授業でも、一人ひとりの理解度を見ながら指導している
Z会の中学受験向け教室は集団授業ですが、少人数制であるため、それぞれの生徒の理解度を見ながら進めてもらえたという口コミがあります。
「理解度を見て指導して頂いたと思います。」(3)
「集団授業でありながら、個別授業に近い指導が印象的でした。」(2)
集団授業である以上、授業の内容や進度を一人の生徒だけに完全に合わせることはできません。それでも、講師が生徒の様子を確認し、理解できていない部分に配慮しながら進めるなら、難しい授業でも置いていかれる可能性を抑えられます。
ほかにも、生徒の理解度を見て回っていた、一人ひとりと向き合っていたという評価があります。長期間同じ講師が担当したことで、得意・不得意まで把握し、助言を受けられた例もありました。
このように、少人数の集団授業または個別指導のよさが機能している例が多く見られました。そのため、この点で、ついていきやすいといえます。
一人ひとりの理解度に合わせた指導についての口コミ
「少人数制だったので、先生が生徒一人ひとりにとてもていねいにご指導してくださったのが、Z会の教室ならではの良さだと感じています。」(4)
「生徒の理解度を見て回りながら進めてくれていた。」(2)
「社会をはじめ、国語や算数の先生など、多くの教科で同じ先生に長く担当してもらったため、先生たちが子どもの得意・不得意を熟知しており、志望校に合わせた具体的なアドバイスをもらえたことが合格につながったと思います。」(4)
「一人ひとりの子どもと向き合ってくださっている印象だった」(2)
教え方の上手さも評価されている
講師については、経験が豊富で、教え方が上手だったという口コミもあります。
「講師は経験豊富で教え方も上手いので、しっかりと学力を身に付けることができました。」(2)
また、体験授業に同行した保護者は、講師が子どもの目線に立ち、理解しやすいように工夫していたと評価しています。
「講師の教え方が非常に上手い。初回の体験の時同行したが、教え方がスマートで子どもがどういう目線で物事を理解し把握するかを何よりも理解していて覚えやすいようあらゆる工夫と努力をしていることが伺えた。」(3)
教え方の上手さは、子どもがどこでつまずきやすいかを把握し、言葉や説明の順序を工夫する点にも関わります。難しい問題を扱うZ会では、こうした講師の指導力が、授業についていきやすくする重要な要素になります。
ほかにも、独自教材の質が高かった、授業中のペース配分が上手だった、子どもが教え方に満足していたという声がありました。教材や授業の雰囲気を含めて、子どもが理解し、集中を続けやすくする工夫が行われていたと考えられます。
講師の教え方や授業の工夫についての口コミ
「独自テキストの質が高い。」(2)
「講師は、息抜きにも注力してくれたようで、厳しい中にもリラックスタイムもあった。」(2)
「教え方が上手かったようで、子どもが満足していました。」(2)
今回確認した口コミでは、授業の分かりやすさ、丁寧さ、教え方の上手さについては、好意的な評価が中心でした。授業を難しい、あるいは1回の内容が多いと感じた場合でも、分かりやすい説明と、理解度を見ながら行う少人数指導などが、ついていくための支えになると考えられます。
ただし、実際の説明の仕方や本人との相性は、担当講師によっても変わります。公式資料では少人数授業の仕組みや指導方針を確認し、資料請求後の確認電話では、候補教室のクラス人数や担当講師、生徒の理解度に差がある場合の対応を聞いておくとよいでしょう。
可能であれば体験授業も利用し、説明が本人にとって分かりやすいか、授業の情報量についていけそうかを確かめてから判断するのがおすすめです。
セクション3|自主性がないとZ会の教室はついていけない?
Z会の教室は通塾回数や拘束時間が比較的少なく、授業以外の時間には、宿題や復習などを自分で進める必要があります。そのため、「自分から勉強できない子はついていけないのではないか」と不安に感じる保護者もいるでしょう。
実際、口コミには、自主的に学習する姿勢がなければ、Z会で学び続けるのは大変だという指摘があります。
「自分で進んで学習できないようでは通っても辛いと思う。」(3)
「他の塾は週に4回以上、22:00まで残るなんてことがザラにあるがZ会はそんなことない。 週に2回、一回2時間の授業で合格することができた。また、正月特訓や夏期講習なども最低限である。その分自宅で勉強しないといけないので、自主的に勉強できる子のための塾だと思う」(3)
たしかに、Z会の授業を学力につなげるには、最終的には、宿題や復習を自分から行い、必要に応じて学習計画を立てて実行する姿勢が求められます。塾へ通って授業を受けるだけで、すべての学習が完結する仕組みではありません。
自主学習の必要性についての口コミ
「自分から宿題ができない人はあまり行く意味がない」(2)
「塾に通っていれば学力が付くわけではなく、自宅での自主学習も大事、という方針?でしたので、そこが私の子どもには合いませんでした。」(3)
「難関国公立校に多数の合格者を輩出しているだけあって学習内容も講師もしっかりしていると思う。ただ、それなりの難しさなので自主学習がしっかりできていないと置いていかれる。」
それでも重要なのは、必ずしも入塾時点ですでに自主性が十分に身についている必要はないことです。受験本番まで時間があるほど、その必要性は低くなります。特に小学生の場合、最初から自分で計画を立て、宿題や復習を継続できる子ばかりではありません。
さらに、Z会の教室は、自主的に勉強できる子だけを受け入れ、あとは本人に任せるという放任型の塾ではありません。宿題の出し方や添削、学習計画への助言、講師との対話、面白く・考えさせる授業などを通じて、子どものやる気を引き出し、自分から学ぶ姿勢や学習習慣を育てようとしています。
したがって、現在は自主性がそれほどなくても、自分で学べるようになりたい子であれば、自主性の点に関しては、ついていける可能性が十分にあります。
ここからは、Z会で実際にどのような自主性が求められるのかをまず順に確認します。
1|Z会の教室で求められる自主性とは
Z会の教室で求められる自主性として、まず宿題を自分で行うことが挙げられます。
宿題は自分で進める必要があるが、量はこなせる範囲という声が多い
Z会の宿題については、量が多いと感じた口コミもあります。ただし、次の授業までに取り組める量だった、本人の状況を見ながら出してもらえたという評価も見られました。
「宿題量は十分で、難易度も適正でした。次の授業までに十分やれる量でした。」
「宿題もある程度こなせる量を見ながら出してくれた」(2)
ほかの口コミでも、宿題の分量は多かったものの、計画を立てれば無理なく進められたという声があります。また、易しい問題から難しい問題まで、難易度のバランスが取られていたという評価もありました。
したがって、Z会の宿題は、本人の学力や受講コースによって負担感は異なるものの、次の授業までの時間を使って計画的に取り組める程度と評価されています。
宿題の量と難易度についての口コミ
「宿題量も多いですが、しっかり計画を立てればちょうど良いようです。」
「分量はかなりあった、難易度は易しいものから難しいものまでバランスよく出されていた」
分からない問題をそのままにせず、質問する姿勢も必要
宿題を自分で進めるといっても、すべての問題を一人で解決できる必要はありません。分からない問題があれば、講師へ質問して理解を補うことができます。
ただし、口コミには、「わからなければ個別で聞きに行かなければほっていかれるかも。」という声もありました。
Z会には質問できる環境がありますが、本人が分からない箇所を伝えたり、質問に行ったりする姿勢は必要になる場合があります。
したがって、宿題に関して求められる自主性は、最初から一人で完璧にこなすことではありません。決められた宿題に取り組み、分からない部分をそのままにせず、場合によって支援を求める姿勢です。
学習計画は、自分で立てる場合と用意してもらえる場合がある
Z会の教室では、学習計画を立てるという自主性は必ずしも必要ではありません。口コミを見ると、自分で立てる場合と用意してもらう場合があります。
自分で立てる場合でも、Z会側からサポートを受けられます。たとえば、次のような口コミがあります。
「子ども自身が先生やチューターさんと相談しながら予定を立てて勉強をすすめて自立学習ができていたと思います。」(4)
この例では、教室側が学習内容を一方的に決めるのでも、すべてを本人に任せるのでもなく、相談しながら予定を立てています。こうした進め方であれば、まだ学習計画を一人で作れない子でも、助言を受けながら計画を実行する経験を積み、自立学習へ近づいていけます。
ほかにも、一人ひとりの状況を丁寧に評価し、今後何に取り組むべきかを分かりやすく示してもらえたという声もあります。自分の課題が明確になるので、自分で計画を立てやすくなります。
したがって、学習計画については、自主性は必ずしも求められません。教室から学習計画を用意してもらう場合は、この点での自主性はほぼ必要ないため、ついていけないか心配する必要もありません。ただし、後述のように、できれば自分で学習計画を立てたほうがよいでしょう。
学習計画についての口コミ
「計画表が送られてくるのですが内容が緻密でちょっと詰め込めすぎでないかと感じていたのですが予定通りスケジューリングしてくれました。」(3)
「一人一人とても丁寧に評価をしてくれ、何を自分がもっとすればいいのかがとてもわかりやすかった。」(3)
「自分で勉強する時間をしっかりと決めて、1日に少しずつ万遍なく勉強をしていました。」(4)
「先生からやっておきなさいと言われたことを、自分でスケジュールを立ててやっていました。」(4)
授業についていくには、自主的な復習も必要になる
Z会の授業で学んだ内容を定着させ、次の授業についていくためには、授業後の復習も重要です。特に、通塾回数が比較的少ないため、教室で授業を受けるだけでなく、授業と授業の間に自分で学習内容を振り返ることが求められます。
「次の授業について行くために自主的に復習することが欠かせないと思う。」
ただし、この点は必ずしもマイナスではありません。たとえば、次のような評価があります。
「Z会の教室は、授業が週1回だったので、自分のペースで予習復習ができるのがよかったので、Z会の教室に通うことに決めました。」(4)
すなわち、自分のペースで予習・復習できることは、ほかの大手塾にはない利点として捉えられています。
まとめ
Z会では、主に宿題や復習で自主性が求められるようになります。学習計画は人によります。宿題や復習については、必要に応じて講師に相談しながら、少しずつ自分で学習を進められるようになることが求められます。
これらの点でついていけるか心配な場合は、公式資料では、学年・コースごとの宿題量や内容例、授業と家庭学習の進め方、学習計画や質問対応などの支援制度を確認しましょう。
資料請求後の確認電話では、候補となるコースについて、宿題と復習に週何時間ほど必要なのか、学習計画は教室側が作るのか本人が立てるのか、計画を立てられない場合にどこまで助言してもらえるのかを確認すると安心です。
2|やる気や自主性を育てる工夫
Z会の教室は、放任主義ではなく、生徒の自主的な学びの姿勢を育てる方針です。口コミをみると、実際にさまざまな工夫がうまくいっていると分かります。
宿題や復習を通じて、自分から学ぶ姿勢を育てる
Z会では宿題を出して家庭学習を促しますが、たくさんの課題を強制的にこなさせるわけではありません。本人のペースを尊重しながら、自分で学習を進める力を育てていたという評価があります。
「先生たちは、宿題なども無理強いせず、自分たちのペースで勉強を進めさせてくれ、生徒の負担も減るし、自分からやる力などもつきとても良い。」(3)
提出した宿題への添削については、正解に丸を付けて終わりではなく、応用的な考え方や助言を細かく書き込むことで、本人のやる気を引き出していたという声があります。
さらに、自分から質問するよう促す工夫も指摘されています。
「質問に来る生徒を誉めることで、主体的に学ぼうとする姿勢を育てていた。」(2)
とくに、小学生は褒められると嬉しい子が多いです。中にはなかなか自分から質問しにくい子もいますが、褒めることで次の質問へのハードルを下げ、質問の習慣化を促しています。
宿題や添削を通じた働きかけについての口コミ
「宿題を多めに出すことが多く、自分で勉強するように仕向けているのだと思う。」(3)
「宿題で返ってきたテキストが真っ赤になるほど記入があり驚きました。正解して丸ではなく、応用やアドバイスなど息子のやる気を支えてくれました」(3)
授業のよい雰囲気を通じて意欲を引き出す
普段からZ会の教室へ学びに行きたいと思えるようになれば、関連する学習にも前向きに取り組みやすくなります。
口コミでは、生徒にそう思ってもらえるよう、Z会側が働きかけていることが見て取れます。たとえば、
「明るく丁寧で、子供のやる気を伸ばしてくれるので助かっている。」(3)
ほかにも、子どもが授業を楽しんでいた、講師が積極的に話しかけて教室の雰囲気をよくしていた、思わず通いたくなる環境が作られていたという声が見られました。
授業と関係のない雑談は、単なる時間の浪費とは限りません。講師との距離が縮まり、発言や質問をしやすくなれば、授業へ積極的に参加するきっかけになります。
授業や教室の雰囲気についての口コミ
「指導に関しては不満なしで子供も楽しんで通っていた」(3)
「授業中の雰囲気が良くなるように、生徒たちに積極的に話しかけていて、雑談も多かった。」(3)
「思わず行きたくなるような環境作りが徹底していると感じています。」(2)
時には厳しいことを伝え、本人の将来や課題に向き合わせる
自主性がまだ十分でない子には、優しく接するだけでなく、必要に応じて厳しいことを言うことが役立つ場合もあります。口コミでは、実際に功を奏した例がみられます。
気の緩みは怠慢や無気力につながりやすいため、そのまま放置するとついていけなくなったり、受験に間に合わなくなったりします。厳しい一言が気の引き締めに役立つ場合もあります。
また、講師が自身の経験を率直に話すことで子どもとの信頼関係を築き、これから何をすべきか、どのような課題に向き合う必要があるかを考えるきっかけになったという声もあります。
自主的に勉強できない子の中には、何を目指しているのか、なぜ今勉強する必要があるのかを、まだ十分に理解できていない子もいるでしょう。
そのような場合でも、講師との面談や対話を通じて、自分の目標や課題を自覚できれば、学習に取り組む理由が明確になります。単に「勉強しなさい」と強制するのではなく、本人が受験や将来を自分の問題として考えられるようにすることが、自主的に学び、授業についていくための支えになります。
本人を将来や課題に向き合わせる働きかけについての口コミ
「面談では厳しいことも言ってくれて子供も親も本気にさせてくれたと思うのでよかった。」
「講師が自身の境遇と経験を子どもに隠さず話すことで信頼関係が生まれており、子どもたちのこれからすべきことや向き合わなければならない今後の課題にも強く向き合うきっかけになる」(3)
考えさせる授業によって、受け身の姿勢を変える
Z会の教室では、知識や解き方を一方的に教え込むのではなく、生徒自身に考えさせる方針です。口コミでは、それが機能していることを確認できます。
「詰め込みスタイルじゃない授業なのもよかった。」(3)
「この塾で実施されていた授業は、ただ知識を詰め込むのではなく、生徒たちに考えさせて挙手させたり発言させたりしていた。」(3)
授業中に自分で考え、挙手や発言を求められることで、ただ講師の説明を聞くだけではなく、学習へ主体的に参加することになります。
入塾時点で家庭学習の自主性が十分でなくても、授業の中で繰り返し自分の頭で考え、発言する経験を積めば、受け身の姿勢から少しずつ変わっていく可能性があります。
このような授業は、すでに自主的に学べる子だけに向いたものではありません。授業そのものを通じて、自分で考えて問題へ取り組む姿勢を育てるため、現在は受け身な子でも、徐々に授業や家庭学習へ主体的に取り組み、ついていけるようになることが期待できます。
勉強そのものの面白さや好奇心によって、自ら学ぶ姿勢を育てる
学ぶ内容それ自体を面白いと感じられれば、研究者が自ら掘り下げようとするように、小学生でも進んで学習へ向かいやすくなります。
Z会の教室の授業は、分かりやすさで定評があるだけでなく、面白くて興味深い。そのような口コミが多く確認されます。
「Z会の教室に通って、基礎から応用まで、受験に必要なことが全て学べました。おもしろく、楽しくて、いい時間を送れました。楽しく学べて、本当に良かったです。」(4)
「とにかく授業が面白かったです。」(4)
入塾時点では自主的に勉強する習慣が十分でなくても、授業を面白いと感じれば、「もっと知りたい」「次も学びたい」という気持ちが生まれます。こうした関心が、授業へ参加し続け、宿題や復習にも取り組むための動機になります。
また、問題を間違えたときのような失敗体験も、教え方によっては学ぶ意欲につながります。
「算数の先生は、間違いをしたときに、高校数学などの関連知識を交えながら教えてくれたことが面白く、学習を楽しく進めることができました。間違えをしたときに、色々な知識を教えてくれたのがよかったです。」(4)
この例では、間違いを単に訂正するのではなく、関連する高度な知識まで広げて説明することで、知的好奇心を刺激しています。失敗のネガティブな感情が好奇心のポジティブな感情に塗り替えられ、もっと知りたいという前向きな学習姿勢につながっていきます。
ほかにも、Z会独自の指導によって好奇心や問題解決力が刺激された、さまざまなことへ興味を持てるようになったという声がありました。
興味を維持できたことで、公立中高一貫校の適性検査Ⅲで点数が受験日まで伸び続けたという声もあります。あるいは、過去問の攻略を楽しんでいた例もあります。
学習自体を楽しいと感じられるようになることで、ついていけるだけでなく、入試結果にもポジティブな効果が期待できます。
授業の面白さや好奇心を引き出す指導についての口コミ
「独自のカリキュラムと革新的な教育方法は、 生徒の好奇心を刺激し、問題解決能力を高めている。」(2)
「最後まで適性検査Ⅲの点数が伸び続けたのは、さまざまなことに興味をもつことができるよう指導してくださった先生のおかげだと思います。」(4)
「試験に出そうなところや重要なところを深く掘り進めていくことが得意なので、最後の方は過去問に適した問題を多くやっていた時が、とても楽しかったです。」(4)
実際に、自主性や勉強の仕方が身についた例も確認できる
Z会の教室では、宿題や添削、質問への声かけ、講師との対話、思考を促す興味深い授業などを通じて、自主的に学ぶ姿勢を育てようとしています。
実際の口コミでも、通塾後に自分で勉強する習慣や積極性が身についたという例が確認できます。
「成績が上がって、自分で勉強する癖がついたので、よかった。先生と相性もイイみたいで、積極性も出てきたように感じています。」
「勉強の仕方が身についていました。」(2)
これらの例では、成績が上がっただけでなく、自分から勉強する習慣や積極性にも変化が見られています。入塾時点で自主性が十分でなくても、講師との相性や働きかけによって、自分から学習へ向かえるようになる場合があります。
また、通塾を嫌がるようになったという副作用を伴いながら、家庭学習が根付いた例もみられます。
「とにかく塾は嫌がるようになりましたが、勉強の仕方の基本はこの塾で学んだのだと思います。大学受験も塾へは行かず自分でやるそうです。」(2)
すべての子がZ会の教室を好きになり、自主的に勉強できるようになるとは限りません。それでも、以上の口コミからは、自主性を育てるZ会のさまざまな仕組みが機能しているのを確認できます。
Z会では最終的には宿題や復習などで自主性が求められるようになります。それでも、必ずしも入塾時点で十分な自主性がなければついていけないわけではありません。特に、受験本番までの時間があれば、自主性は必要条件ではありません。
現在は受け身な子でも、Z会のさまざまな仕組みにより、授業についていくために必要な学習姿勢を徐々に身につけられる可能性があります。
ただし、自主性を育てるための実際の働きかけは、コースや講座、講師、学生の人数などによって変わってきます。
公式資料では、以上の自主性を育てる仕組みについて、より詳しく確認できます。
確認電話では、候補教室の講師のプロフィールや評判を聞いておくとよいです。授業が分かりやすい、面白いという評判が聞けると好ましいです。ほかにも、候補講座での現在の講師と学生の比率も聞いておくと、どのくらい一人ひとりを見る余裕がありそうか理解できます。
セクション4|うまくいかない時、どうなる?
Z会の教室であれ、学校であれ、勉強がいつもうまく進むとは限りません。授業で分からない問題が出てきたり、過去問の点数が伸びなかったり、苦手分野から抜け出せなくなったりすることもあります。
そのような時に重要なのは、つまずきを放置せず、授業についていくためのサポートがあるかどうかです。
このセクションでは、うまくいかない時に、Z会の教室でどのようなサポートが提供されるか、あるいは、されないのか、問題は解決されたのかどうかを口コミで確認します。
1|分からない問題は、質問によって解決する
分からない問題をそのままにすると、次の内容も理解できなくなり、授業についていけなくなる原因になります。
Z会の教室では、授業中や授業後に講師へ質問し、疑問を個別に解決できたという声がみられます。
「終了後に、生徒一人ひとりからの質問に親身になって対応してくれる等、良い点と考えています。」
「クラスの人数が少ないので、先生との距離が近く、気軽に質問でき、分からないところをすぐに解決できたところがとてもよかったです。」(4)
分からない内容をすぐに解決できれば、疑問を次の授業まで持ち越しにくくなります。少人数制は、単に質問しやすいだけでなく、理解できない内容が積み重なってついていけなくなるのを防ぐ点でも役立ちます。
質問は、その場の疑問を解消するだけでなく、入試問題への対応力を高めるためにも利用されています。実際に、過去問の添削と質問を繰り返した結果、解答用紙の空欄が減り、点数が徐々に上がった例がありました。
質問によって問題を解決できた例
「わからないことは個別に教えてもらうことができました。」(2)
「国語の先生に過去問の添削や質問をしに行くことで、解答用紙の空欄もなくなっていきました。最初は思うような得点が取れずに添削も真っ赤で戻ってきましたが、過去問を各日程×5年分解くことで、解けなかった問題が減っていき、少しずつ点数が上がっていき、力がついていることを実感しました。」(4)
2|質問のしやすさ・できない子への働きかけ
前述のように、Z会の教室では、講師へ質問することで分からない問題を解決できます。ただし、本人が自分から質問できない場合にも、講師側から気づいて声をかけてもらえるとは限りません。
塾側の働きかけに関する評価は割れているが、足りないという声が多め
実際に、学習していない生徒への働きかけがなく、もう少し面倒を見てほしかったという声があります。
「本人任せでやっていない生徒に対して何も対応していただけません。 志望校に合格できたので結果オーライですが、もう少し面倒を見ていただきたかったらです。」(2)
また、生徒への声かけや保護者への連絡について、基本的にZ会側から積極的に行われるものではなかったという評価もあります。
「基本的に生徒への声かけ、保護者への連絡などは受動的だったように思う。」(2)
ほかに、内向的な子が積極的に質問や相談をできず、成績が伸びない中でも、講師が寄り添ってくれるようには感じられなかったという声がありました。
現時点で自分から積極的に質問できない子の場合、質問制度があるだけでは十分ではありません。しかし、自主性尊重や講師の力量などが原因で、このような生徒の困りごとがすぐには十分に解決されない状況があると確認できます。
ただし、上述のように、塾側はやる気や自主性を育む取り組みもしていますので、この問題が放置されているわけではありません。
内向的だったり自分から動けなかったりした子が、周囲に触発されるなどして、自分から質問できるようになることも期待できます。このような自主的な姿勢は、受験後にも役立つ財産となるでしょう。
自分から動けない子への働きかけが少なかったという口コミ
「成績は芳しく無く、先生も寄り添ってくれる感じもなく、ただ、こどもも内向的で積極的に質問や相談を先生にするタイプでもなく、どちらに責任があるのか、先生が悪いのか、こどもの質が悪いのか、判断がむずかしく、あいだを取って、普通と回答させていただきました。」(2)
授業外の対応については、平均的という評価もあります。
「授業外の受付対応なども特段の印象はなく、普通の感じを受けました。」(2)
塾側の働きかけが良好だったという声もみられます。
講師や受付が子どもと積極的にコミュニケーションを取っていたという声や、子どもと信頼関係を築いて合格まで導いたという声も確認できます。
講師やスタッフとのコミュニケーションを評価する口コミ
「先生方や受付の方々も子供達とコミュニケーションとってくださり、子供が楽しく通えるような雰囲気作りをしてくださっているようでした。」(2)
「息子とコミュニケーションをとり合格へ導いて下さったことが財産になりました。」(3)
質問はしやすいか
このように、質問しにくい子への働きかけについて、意見は割れています。そうだとして、そもそも講師に質問しやすい状況かも気になるところでしょう。
これまでの引用で触れているテーマでもありますが、ほかにも肯定的な声があります。子どもの不安に同じ目線で向き合ってくれた、面倒見がよく質問や雑談をしやすかったという声が見られました。
ただし、これらは担当講師の性格次第なところがあります。
質問や相談をしやすかったという口コミ
「子どもが学習に不安があるとき、同じラインに立って物事に向き合いともに解決していこうというやさしさや温かさを感じここならこの子を任せてもよいと思えた。」(3)
「人柄も良く、面倒見が良いため、質問やざつだんがおこないやすかった。」(3)
講師の人柄とは関係なく、質問しやすくするための工夫も指摘されています。
「講師に質問しながら勉強できるスペースがあったのが良かった。」(2)
「講師の先生が、すぐ話しかけられる場所で休憩していたらしい」(2)
塾側が質問を強制しない一方で、質問したい時には受け付ける仕組みだといえるでしょう。
ほかにも、宿題を十分にできなかった生徒に対しては、授業後に残って取り組める仕組みが役立った例もあります。
「私は『宿題を絶対やりたい!』と思っている人ではなく、宿題が不足している状態で塾に行く日がありました。そんな私にとって、授業の後に居残りして宿題をすることができる仕組みは、学力を身に着ける上で必要なことだと思いました。」(4)
居残り勉強のタイミングは、分からない問題を講師に質問する絶好の機会にもなります。このように、自分から質問や相談をしやすい環境や、学習が不十分な時に立て直す仕組みが機能した例はあります。
以上のように、講師からの声かけや寄り添い方については、口コミの評価が分かれています。それでも、質問しやすくする工夫があり、この点でついていけない子を減らす取り組みがみられると評価できます。
心配な方は、公式資料で、質問や居残り学習の仕組みについて詳しく確認しましょう。
確認電話では、候補となる教室や講座で、宿題をしていない時、成績が下がった時、授業中に理解できていない時に、塾側からどのような声かけが行われるのかを確認すると安心です。特に、お子さんが質問しにくい性格なら、そのような性格の子だと伝えたうえで、どのような働きかけを期待できるか聞いてみましょう。
3|苦手分野を克服できた例は多い
中学受験向けZ会の教室の口コミでは、苦手分野の克服や疑問の解消を評価する声が特に多く見られます。そのため、分からない内容や苦手な単元を立て直す指導は、Z会の教室が得意とする部分の一つだと考えられます。
該当する口コミが多いため、ここでは代表的な例に絞って、どのような指導が苦手克服につながったのかを確認します。
理由まで説明し、理解できるまで繰り返す
苦手な内容を克服するには、答えや解き方を教えるだけでなく、なぜそうなるのかを本人が理解できる形で説明する必要があります。
「わからないところは、本人が理解しやすいよう、理由をきちんと説明しながら行っていたので、理解が深まったようである。」(2)
「苦手な分野を重点的に教えてくれて、分かりやすく説明をしてくれた。復習も繰り返ししてくれた事によって成績も上がった」(2)
本人に合わせた説明と反復によって、理解を深めるだけでなく、実際に成績が上がった例も確認できます。授業で一度理解できなかったからといって、そのまま置いていかれるとは限りません。苦手な部分を重点的に扱い、繰り返し復習することで、再び授業についていける状態へ戻れる可能性があります。
また、苦手の原因に応じて教え方を変えた例もあります。暗記が苦手な子には語呂合わせを教え、作文や小テストでは、答案を細かく確認しながら改善点を説明していたという声がありました。
苦手の原因に応じた指導についての口コミ
「理科の生物の暗記が苦手だったのですが、先生が語呂合わせを教えてくれたので、すぐに覚えることができました。こういう風に先生が覚えやすい方法を教えてくれたので、苦手だった理科の生物や地学などの暗記分野をしっかり身につけることができました。そのおかげで、受験教科の中で理科の成績が一番伸びました。」(4)
「作文の添削や小テストの採点の直しもよく見て、的確なアドバイスをしてくれたりわからないところを紐解いて説明してくれたりした。」(3)
どこで間違えたのかを具体的に示す
過去問では、解説を読んでも、自分がどの段階で間違えたのか分からない場合があります。Z会の教室では、正誤だけでなく、解答のどこまでが合っていて、どこから誤っているのかを具体的に示してもらえた例があります。
「過去問に載っている解説だけでは分からなかったときに、先生が丁寧に添削をしてくれたのが、とてもよかったです。自分の解答を丁寧にみてくれて、『ここまではあっている』とどこで間違っているのかを指摘してくれたことがとても助けになりました。」(4)
間違えた場所が分からなければ、同じ失敗を繰り返しやすくなります。自分の考え方のどこに問題があるのかを具体的に確認できれば、修正すべき点が明確になり、次の問題へ活かせます。
ケアレスミスも指導によって改善した例がある
ケアレスミスは入試で得点力をあげるうえで対策が必要な問題です。
「問題文を細部まで読み込まず、適当に読んで読んだ気になったり、勝手な思い込みで誤答を招いたり、ケアレスミスも多かったですが、各教科の先生方の根気強いご指導で徐々に改善していったように思います。」(4)
ケアレスミスは、本人に注意するだけでは直らないこともあります。この例では、各教科の講師が継続的に指導することで、少しずつ改善しています。
見直しの必要性を理解し、本番でも誤りに気づけるようになった例もありました。
「以前は面倒に感じていた見直しの重要性も教えてもらったおかげで、本番の試験でも2問くらい見直しによって間違いに気づけました。」(4)
すべての苦手やスランプを完全に解消できるとは限らない
ただし、指導を受けて学習を続けても、受検までにスランプから完全には抜け出せなかった例もあります。
「作文の点数が思ったほどとれない時期が続いたのですが、とにかく書き続けました。スランプを脱したとは言えない状態で受検を迎えてしまいましたが、結果的に、継続したことで力がついたのだと思います。」(4)
この例では、受検時点で本人が満足できる状態まで点数を回復できたわけではありません。それでも、書き続けたことによって力はついたと評価されています。
Z会の教室に通えば、どの苦手分野も必ず短期間で克服できるわけではありません。苦手の程度や残された期間によっては、十分に立て直せないまま受験を迎える可能性もあります。
一方で、実際に苦手科目を克服できた例は多く確認できます。たとえば
「娘は国語(作文)が得意でしたが苦手な算数も克服することができました。」(3)
入塾直後に指導の仕方へ戸惑い、通塾を拒むほどだった子が、次第に授業へ慣れ、自分から改善点を質問できるようになった例もあります。
当初の戸惑いを乗り越えた例
「通塾を始めた日に、学校では受けたことのない指導に戸惑い『もう行かない!』となってしまったのですが、『夏休みまでは頑張ってみて』と伝えて、続けてもらいました。 そこからだんだん慣れていき、授業も面白くなっていったようで、楽しく通うようになりました。最初の頃は、先生からのコメントに対して『一生懸命に書いたのに…!』となっていたのですが、慣れてくるとそこでへこたれることなく、何を改善すべきかを先生に聞いて帰ってくるようになり、成長を感じました。」(4)
最初に戸惑ったからといって、そのままついていけなくなるとは限りません。指導方法へ慣れることで、授業を楽しめるようになり、自分から改善点を確認する姿勢が育つ場合もあります。
以上から、Z会の教室では、理由を理解できる説明、苦手分野に絞った反復、答案の細かな添削、ケアレスミスへの継続的な指導などによって、つまずきを立て直した例が多く確認できます。
すべての苦手を必ず克服できるわけではありませんが、分からない内容を放置せず、本人に合った方法で改善を続けられれば、一時的についていけなくなっても、再び授業や受験勉強へ戻れる可能性があります。
4|保護者も相談や情報提供によって支えてもらえる
子どもの学習がうまくいかない時には、本人だけでなく、保護者も塾から助言を受けたいことがあるでしょう。家庭でどのように支えればよいのか、苦手分野への対応をどうするのか、受験校や今後の学習方針をどう考えるのかなど、保護者だけでは判断しにくい問題もあります。
Z会の教室では、保護者から相談することで、子どもの苦手分野への対応を検討してもらえた例があります。
「子どもの苦手分野を重点的にフォローしてもらえるように話しを聞いてもらえた。」(2)
子ども自身がうまく相談できない場合でも、保護者が状況を伝えることで、必要な指導へつなげられる可能性があります。分からない内容や苦手分野が放置されそうな時には、保護者から働きかけることも、授業についていける状態へ戻すための方法になります。
相談できる機会や対応の程度には違いがある
ただし、保護者がいつでも講師へ相談できるとは限りません。塾側の対応について、口コミは割れています。まず比較的悪い口コミとしては、
「先生が忙しく、電話など相談は難しかったです。コミュニケーションは保護者会か面談のみでした。」
一方、好意的な口コミは多くみられます。
「『うちは面倒見の悪い塾です』と先生はおっしゃっていましたが、とんでもない!受験(受検)校を決める時も親身になって教えてくださり、面談のほか電話でも、何度も相談にのっていただきました。」(4)
このように、保護者への対応は、教室や講師、その時の状況によって差があると考えられます。
保護者へのサポートは、不安を聞いてもらうだけではありません。家庭で取り組む教材や勉強方法について、志望校に合わせた具体的な助言を受けた例があります。
「夏休みなどにやったほうがいい教材や勉強法についても、先生に相談すれば志望校に合わせた具体的なアドバイスをもらえるので、まずは先生に相談するのが良いと思います。親が中途半端に教えるよりも先生に教わった方が、子どもが素直に聞く耳が持てたり、受験に必要な考え方を教えてもらえたりするので、先生を頼るというのが大事かなと思います。」(4)
保護者が自己判断で教材を増やしたり、子どもへ勉強を教えたりすると、塾の学習方針とずれたり、親子関係が悪化したりする場合もあります。講師へ相談することで、現在の理解度や志望校を踏まえて、何を優先すべきかを判断しやすくなります。
そのほかにも、保護者の不安を聞いてもらえた、長時間にわたって親身に面談してもらえた、保護者会で入試情報や成績分析に基づく助言を受けられたという声があります。
保護者への相談対応や情報提供についての口コミ
「親の不安等にも話を聞いてくれるので助かった。」(3)
「 面談時以外でもいつでも相談に乗っていただけて、親身に対応していただけます。」(3)
「親との面談は親身に1時間以上やってくれた。」(2)
「塾の保護者会でも最新の入試情報や本人の成績をしっかりと分析してくれて的確なアドバイスをもらいました。」(3)
以上から、子どもの学習がうまくいかない時には、保護者が相談することで、苦手分野への対応や家庭学習の進め方、受験校の選択などについて支援を受けられる可能性があります。
公式資料では、保護者面談や保護者会など、保護者向けサポートの仕組みを詳しく確認しましょう。
確認電話では、候補となる教室で、実際に子どもの成績が下がった時や苦手分野から抜け出せない時に、保護者がどのようなサポートを受けた例があるのかを聞いておくとよいでしょう。
さらに、お子さんに想定される困りごとを具体的に伝え、それに対してどのような相談や対応を期待できるか確認すると安心です。
※確認電話とは?
公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。
セクション5|学校や習い事と両立できる?
Z会の教室は、ほかの大手中学受験塾と比べて、通塾日数や拘束時間が抑えられているのも特徴です。そのため、家庭学習を自分で進める必要はありますが、学校生活や習い事との両立で大きなメリットがあります。
実際の口コミでも、通塾回数の少なさを理由にZ会の教室を選び、習い事や学校生活と両立できたという声が多く見られます。
習い事を続けながら受験勉強に取り組めた例が多い
中学受験塾の中には、週4~5回の通塾を求められるところも多くあります。これに対して、Z会の教室では、週1~2回の通塾と家庭学習を組み合わせることで、複数の習い事を継続できた例があります。
「近所にある公立一貫受検のための塾は、週に4、5回の通塾が必要でした。Z会の教室は週2回の通塾と自習が基本と知り、習い事(英語、テニス)との両立ができると思い、通うことにしました。」(4)
通塾日数が少なければ、受験勉強を始めた時点ですべての習い事をやめる必要はありません。学年が上がって学習量が増えた段階で習い事を整理しながら、本人にとって大切な活動を受験直前まで続けた例もあります。
「Z会の教室に通うようになって、しばらくはピアノも続けていましたが、小6になるタイミングで週1回の陸上だけにしました。その陸上で、受験で必要な体育実技もみてもらっていました。体を動かすのが好きなので、入試日の前日まで陸上はずっと続けていました。」(4)
このように、習い事で受験対策できる例もあります。Z会の教室なら、一般塾では対策できない科目に対策するために習い事をする余裕が生まれやすいです。
受験勉強と習い事を両立できるかは、通塾回数だけでなく、家庭学習の量や本人の体力、習い事の頻度によっても変わります。それでも、口コミでは、スイミング、ピアノ、英語、そろばん、プログラミング、サッカーなどと両立できた例が確認できます。
習い事と両立できた例
「一年間だけで公立中高一貫校受験の為の塾で週一回の通塾だけだから決めました。他の曜日はスイミングの選手コースに通っていた為。振り替えも出来る。」(3)
「スイミングもやっていたので週一回の通塾だったのも決めての一つです。」
「『週に1回の通塾』だったので、平日を自由に使えることがよかったです。習い事で週1回ピアノのレッスンを受けていたのですが、小6の11月くらいまでは毎日20分くらい練習をすることもできていました。受験直前まで塾と習い事の両立ができたのもよかったです。」(4)
「習い事は、英語とそろばん、プログラミングをしていました。英語とそろばんは今も通っており、プログラミングは小5の終わりくらいまで続けていました。Z会の教室も週1回の通塾だったこともあり、習い事も続けることができたので、習い事と塾は両立できていたと思います。」(4)
「週6回サッカーをし、塾が週2回だったので、塾の後にサッカーに行く日もありましたが、手だけは怪我をしないようにと本人には伝えていました。自宅で勉強している感じがせず、家族としては受検勉強とサッカーの両立で大変だという印象はあまりなかったです…。」(4)
習い事で体を動かしたり本人が好きな活動をしたりすることで、受験勉強だけに生活が偏るのを防ぎ、気分転換にもなります。将来の職業の選択肢のために習い事を維持することもできます。
ただし、通塾日数が少なくても、家庭学習を進めなければ授業についていけません。習い事を続ける場合は、宿題や復習の時間をどこに確保するかまで考える必要があります。
学校生活と両立し、体力的な負担も抑えやすい
中学受験塾の通塾などの負担が大きくなるほど、学校生活への影響も大きくなってきます。やはり、この点も無視できないでしょう。
「平日に授業がある塾だと学校と塾で1日が終わり体力的にもきついのではないかと思い、遠方にはなるのですがZ会の教室を選びました。元々、Z会の通信教育をしていたこともありZ会への信頼と、授業が土日に設定されていた点が大きな決め手になりました。」(4)
通塾回数が抑えられていれば、学校の宿題や自主学習に使う時間も確保しやすくなります。
「週三回しかないので自主勉強もでき、学校の宿題も時間をかけて丁寧に取り組めて良かった。」
学校の宿題を急いで終わらせたり、睡眠時間を削ったりする生活になれば、塾の授業にも集中できなくなり、かえってついていけなくなる可能性があります。学校生活と受験勉強の両方に時間を配分できることは、学習を継続するうえでも重要です。
小学校生活を大きく犠牲にせず、合格を目指せる
小学校生活は二度と戻ってこない人生の貴重な時期です。しかし、他の大手塾などの場合、通塾であまりに多くの時間を費やしてしまうことで、この貴重な時期を未来のために犠牲にする可能性が高いです。将来のためとはいえ、学校行事や友人との時間など、小学生としての経験や思い出が削られすぎることは無視できない問題でしょう。
Z会の教室では、受験勉強の時間を比較的抑えやすいです。実際、学校生活と両立しながら合格した例もあります。
「小学校卒業までの日々を有意義に過ごしたいという子供に対して、勉強のアドバイスや入試情報を細かく教えてくれるので合格の早道となったと思います。」(3)
通塾時間が少ないことは、単に予定に余裕ができるというだけではありません。小学生としての生活を守りながら、必要な受験対策を進められる点にも意味があります。
もっとも、限られた授業時間で合格を目指すには、家庭で宿題や復習に取り組む必要があります。それでも、家庭学習を問題なく進められるのであれば、学校生活や習い事を大幅に犠牲にせずに、合格できる可能性があります。
親子の通塾負担も抑えられる
通塾回数が多いと、子どもの移動時間だけでなく、保護者の送迎や予定調整の負担も増えます。小学生は送迎が必要になりやすいですが、遅い時間まで授業があるなら特に必要です。
しかも教室が自宅から遠い場合は、週に何度も通うこと自体が家庭全体の負担になります。これにたいし、Z会の教室では、この負担を軽くできます。
「通塾が週1回で済むので、通塾にあたり親子共に負担が少ないのでこちらに決めました。」
移動による疲労や送迎の負担を減らし、その分を家庭学習や休息に充てられます。
以上の口コミから、Z会の教室は、学校生活や習い事を続けながら合格を目指したい家庭にとって、有力な選択肢だと考えられます。
自習室や振替制度
学校行事や習い事と通塾日が重なった場合に、授業を振り替えられるかどうかも両立のしやすさを左右します。口コミでは、欠席時に別の日や他教室の授業を受けられた例が確認できます。
「他教室への振替ができる点はよかった。」(2)
「休んだ時には振替のじゅぎょを受ける事が出来ました。子どもは2日連続になり宿題など大変な時もありました。」
振替を利用できれば、習い事や学校行事のために授業を欠席しても、学習内容が抜けてついていけなくなるのを防ぎやすくなります。一方で、振替日によっては授業が連日になり、宿題や体力の負担が増えることもあります。
自習室の利用条件は教室によって異なる
通塾回数が少ないZ会の教室では、授業のない日にどこで家庭学習を進めるかも重要になる場合があります。自宅で集中しにくい子にとっては、自習室や自習スペースを利用できるかどうかが、学校や習い事と両立しながら学習時間を確保するうえで役立ちます。
実際に、自習室を日常的な学習場所として活用した例があります。
「家はなかなか集中できる環境ではなかったので、ほぼ毎日、Z会の教室の自習室を利用させてもらっていました。」(4)
自宅では勉強が進みにくい場合でも、通いやすい場所に自習室があれば、家庭学習の不足によって授業についていけなくなるのを防ぎやすくなります。学校や習い事の前後に利用できれば、空いた時間を学習に充てることも可能です。
ただし、自習環境については口コミが分かれています。専用の自習室がなく、受付付近に少数の机と椅子があるだけだったという声がある一方で、十分な広さの自習室や自習スペースを利用できたという声もあります。
自習室や自習スペースについての口コミ
「個別でできる自習室はなく、教室があるだけです。受付の近くに少しだけ机と椅子がありました。」
「自習室が使えるのが良かったと記憶しております。」
「自習スペース、教室とも十分なスペースでとても広い感じがしました。」
このように、自習室の有無や広さ、利用しやすさは、教室によって異なると考えられます。
公式資料では、振替制度の対象となる授業や条件、近隣の他教室がどこにあるか(振替で使う可能性)、自習室・自習スペースの利用時間とルールを確認しましょう。ほかにも、両立に役立ちそうな制度がないかチェックしてみましょう。
確認電話では、候補教室に実際に自習室があるのか、両立の実例があるかを聞いておくと安心です。学校行事や習い事と授業が重なった場合に、どの曜日や教室へ振り替えられるかも確認しておきましょう。
割引キャンペーンの締切に間に合わせたい場合など、急いでいる方は、資料請求の際に「急いでいる」と伝えておきましょう
セクション6|Z会の教室が向いている子・向いていない子
ここまでの内容を踏まえて、Z会の教室が向いている子・向いていない子について説明します。
1|Z会の教室が向いている子
自主的に学べる子、または自主的に学べるようになりたい子
Z会の教室は、授業を受けたままにせず、家庭で宿題や復習、解き直しに取り組める子に向いています。通塾回数や拘束時間が比較的少ない分、授業のない日に自分で学習を進められるほど、成果につなげやすいからです。
ただし、入塾時点ですでに十分な自主性が身についている必要はありません。Z会の教室では、宿題への添削、質問した生徒への働きかけ、講師との面談、考えさせる授業、学ぶ面白さを伝える指導などを通じて、自ら学ぶ姿勢を育てようとしているからです。
実際に、通塾後に自分で勉強する習慣や勉強の仕方が身についたという例も確認できました。
そのため、現在は保護者から声をかけられなければ勉強しない子でも、自分で学ぶ力を身につけたいと思っている子や、通塾を通して自主性を育ててほしいと考える家庭には向いています。
一方、本人に自分で学べるようになろうとする意思がほとんどなく、家庭学習にも全然継続して取り組めない場合には、授業についていくのが難しくなる可能性があります。
難関国私立中学や公立中高一貫校への合格を目指す子
Z会の教室は、難関国私立中学や公立中高一貫校への合格を目指し、入試で求められる思考力や記述力を伸ばしたい子に向いています。
授業内容には一定の難しさがありますが、分からない問題を質問し、添削や解き直しを重ねることで、合格に届く学力を育てることになります。
ただし、現在の学力とこれらの志望校の間に大きな差がある場合は、通常の授業だけで間に合うとは限りません。入塾時期や残された期間も含め、候補教室に相談する必要があります。
苦手や答案の弱点で着実に立て直したい子
苦手分野の克服や疑問の解消については、中学受験向けZ会の教室の口コミの中でも、特に好意的な評価が多く見られました。
たとえば、Z会の教室では、本人が理解しやすい形で理由を説明する、苦手分野を重点的に扱う、復習を繰り返す、語呂合わせなど本人に合った覚え方を教えるなどの指導が行われています。
合格のために克服すべき弱点があり、入試本番までに着実に乗り越えていきたい場合には、Z会の教室が役立ちやすいです。
学校生活や習い事と両立しながら中学受験をしたい子
Z会の教室には、週1~2回程度の通塾と家庭学習を組み合わせる講座が多く、ほかの大手中学受験塾より通塾日数や拘束時間を抑えやすい特徴があります。
口コミでは、スイミング、ピアノ、英語、そろばん、プログラミング、陸上、サッカーなどを続けながら、受験勉強と両立して合格した例が確認できました。学校の宿題へ丁寧に取り組む時間を確保できた、小学校生活を大切にしながら合格を目指せたという声もあります。
そのため、中学受験だけに生活の大部分を使うのではなく、学校行事や友人との時間、本人が大切にしている習い事も維持したい子に向いています。通塾回数が少なければ、子どもの移動や保護者の送迎負担も抑えやすくなります。
Z会の通信教育を利用したことがある子や、教室と併用したい子
Z会の通信教育を利用した経験があり、教材の考え方や添削指導が合っていた子にも、Z会の教室は向いている可能性があります。
通信教育と教室は、どちらも家庭での自学自習を重視しています。教室へ通うと、対面授業、講師への質問、ほかの生徒から受ける刺激、添削のフル活用、受験についての直接相談といったメリットが得られます。
また、通信教育の受講者は、教室の入会金の割引を受けられる可能性があります。
そのため、通信教育をやめて完全に切り替えたい子だけでなく、対面指導が必要な科目だけ教室を利用したい子にも向いています。
2|Z会の教室が向いていない可能性がある子
標準レベルの中学校への合格を目指している子
Z会の教室は、難関国私立中学や公立中高一貫校の入試が主な対象です。そのため、標準レベルの中学校への合格を目標とし、基礎・標準問題を中心に効率よく対策したい子には、授業の難易度や考えさせる問題が余計な負担になる可能性があります。
ただし、標準レベルの中学校を目指している場合でも、思考力を伸ばしたい、記述問題が苦手、将来のために自主性を育てたいなど、Z会を利用する目的が適切ならば向いていることもあります。その場合でも、現時点での学力が最低限必要になる点は留意しておきましょう。
毎日の学習を塾に全面的に管理してほしい子や家庭
Z会の教室には、宿題、添削、質問対応、面談、学習方法への助言などのサポートがあります。しかし、毎日の勉強時間や課題を細かく指定し、実施状況を常に確認してくれる全面管理型の塾ではありません。
自分から全く勉強する気がない、できない、親から「やりなさい」といいっても動かない、第三者に勉強を支持されないと動けない。このような場合はZ会の教室より全面管理型の塾が合います。
ただし、勉強のやる気に波が合ったり、自分から動ける日もある場合など、自主性についてはどちらともいえない子もいるでしょう。そのような場合は、Z会の教室で自主性を伸ばせると、中学以降でも伸びやすくなります。自主学習のメリットは中学受験以後にも響いてきます。
現在の学力と志望校との差が大きく、受験までの時間も少ない子
Z会の教室では、苦手分野やケアレスミスを改善し、当初はついていけないと感じていた子が授業に慣れた例もあります。
しかし、どの苦手分野も短期間で必ず克服できるわけではありません。学習を続けても、受験までにスランプから完全には抜け出せなかった例もありました。
現在の学力と志望校合格で求められる水準との差が大きく、受験までの期間も短い場合には、週1~2回の集団授業と家庭学習だけでは、合格に届かない可能性があります。
その場合は、Z会の個別指導、通信教育、別の教材、ほかの塾などを追加したほうがよいこともあります。通常のコースだけで間に合うと判断せず、現在の成績や受験までの期間を候補教室へ具体的に伝えることが重要です。
Z会の教室が特に向いているのは、家庭学習と対面指導を組み合わせながら成長したい子
Z会の教室が特に向いているのは、対面授業で理解や意欲を深め、授業のない日は家庭で宿題や復習を進めながら、自分で学ぶ力を育てたい子です。
すでに自主的に勉強できる子だけが対象ではありません。現在は受け身でも、講師の説明、質問対応、添削、苦手分野への指導を活用しながら、授業についていくための姿勢や学力を身につけられる子であれば、Z会の教室に向いています。
反対に、家庭学習へほとんど取り組めず、自分から質問もできないうえ、塾側から毎日細かく管理してもらう必要がある子には、教室や講師によって支援が足りない可能性があります。
公式資料では、授業と家庭学習の分担、宿題量、質問対応、添削、面談などの仕組みを確認しましょう。
確認電話では、お子さんの現在の学習習慣、苦手分野、志望校、習い事の予定を伝えたうえで、候補となる教室や講座で実際についていけそうかを聞いてみるとよいでしょう。
セクション7|Z会の教室の中学受験向け料金
Z会の教室・中学受験コースの料金
入会時には、受講料とは別に入会金17,000円(税込)が必要です。受講料は、学年・受講科目・月の授業回数によって異なります。
小学4年生
| 受講講座 | 月3回 | 月4回 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 算国セット | 26,900円 | 33,800円 | 前期・後期各4,000円 |
| 理社セット | 13,700円 | 17,400円 | 前期・後期各2,000円 |
| 算国理社セット | 34,100円 | 43,900円 | 前期・後期各6,000円 |
小学4年生の通常講座の受講料は、選ぶ科目と授業回数によって月額13,700円~43,900円です。
小学5年生
| 受講講座 | 月3回 | 月4回 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 算国セット | 37,900円 | 47,700円 | 前期・後期各4,000円 |
| 理社セット | 26,900円 | 33,800円 | 前期・後期各4,000円 |
| 算国理社セット | 50,800円 | 63,500円 | 前期・後期各8,000円 |
小学5年生の通常講座の受講料は、選ぶ科目と授業回数によって月額26,900円~63,500円です。
小学6年生・国私立中学受験コース
| 受講講座 | 月3回 | 月4回 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 算国セット | 41,200円 | 52,400円 | 前期・後期各4,000円 |
| 理社セット | 29,400円 | 37,400円 | 前期・後期各4,000円 |
| 算国理社セット | 52,600円 | 65,800円 | 前期・後期各8,000円 |
小学6年生の国私立中学受験コースは、選ぶ科目と授業回数によって月額29,400円~65,800円です。
小学6年生・公立中高一貫校受検コース
| 期間 | 授業回数 | 文系・理系セット授業料 | 教材費 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 月3回 | 31,100円 | 前期分12,000円 |
| 前期 | 月4回 | 40,700円 | 前期分12,000円 |
| 後期 | 本科月3回+志望校別特訓月3回 | 46,100円 | 後期分15,000円 |
| 後期 | 本科月4回+志望校別特訓月3回 | 55,700円 | 後期分15,000円 |
| 後期 | 本科月4回+志望校別特訓月4回 | 64,700円 | 後期分15,000円 |
公立中高一貫校受検コースは、前期が月額31,100円~40,700円、志望校別特訓を含む後期が月額46,100円~64,700円です。
※小学4年生・小学5年生には、通常講座とは別に思考力養成講座もあります。授業回数や料金は学年・月によって異なるため、最新の公式資料で確認してください。
※小学6年生の国私立中学受験コースでは、9月開講の小6入試総合演習講座もあります。受講料は開講時に案内され、2日間の夏期講習も開講されます。
※受講料や講座内容は変更される可能性があります。正確な料金、対象月、季節講習などの追加費用は、最新の公式資料で確認してください。
割引キャンペーンは資料請求後の確認電話でも確かめる
公式資料では、通常の料金や適用される割引の仕組みを確認しましょう。そのうえで確認電話では、候補教室で現在実施されている割引キャンペーンや、近日中に開催予定のキャンペーンがないかも聞いておくのがおすすめです。
まだ公式発表されていなくても、候補教室での今後の割引キャンペーン予定を知ることができる場合もあります。
筆者が他塾で塾講師をしていた際にも、割引キャンペーンについての問い合わせはよくありました。また、当初は開催予定がなかった時期でも、同様の問い合わせが集まったことを受け、キャンペーンの実施が決まった例もあります。
割引を利用できれば、同じ講座内容でも費用対効果は高くなります。そのため、割引の有無は、Z会の教室を利用すべきか判断する際にも影響します。
公式資料だけで判断せず、確認電話で現在または近日開催予定の割引がないかまで確かめておくと、申込み後に後悔しにくいでしょう。
セクション8|資料請求から最終判断までの流れ
Z会の教室が本人に合うか判断するには、資料請求、確認電話、可能であれば無料体験・教室見学の順に進めると、失敗を避けやすくなります。
資料請求では、講座や支援制度、料金などの正式な仕組みを詳しく確認できます。資料請求後の確認電話では、候補教室の現在の人数や割引キャンペーンなど、資料だけでは分からない点を聞けます。さらに体験授業や見学では、担当講師の説明、授業の速さ、質問のしやすさ、教室の雰囲気を本人が確かめられます。
ただし、この記事で挙げた項目をすべて確認する必要はありません。まず本人や家庭にとって重要な条件を整理し、優先順位の高いものや、読んでいて気になったものを中心に確かめれば十分です。
1|まず資料請求で、講座と支援制度の全体像を確認する
最初に資料請求を行い、Z会の教室にどのような講座やサポートが用意されているかを確認しましょう。あとで確認電話を受けたり、候補教室で質問・体験したりする際の前提知識を得ておきます。
資料が手元にあれば、忘れてしまった部分を簡単に見返せて便利です。
特に確認したいのは、本人の志望校と現在の学力に合う講座があるか、授業の難易度や進度、月の授業回数、授業時間、家庭学習の量、サポートの仕組み、料金システムです。学校生活や習い事との両立を重視する場合は、時間割や振替制度も確認します。
次に、必要に応じて以下のような点を見ておくとよいでしょう。
- 国私立中学受験コースと公立中高一貫校受検コースの違い
- 集団授業と個別指導の違い
- 学年や志望校に応じた講座の選び方
- 受講科目の変更や追加、休止の仕組み
- 自習スペースや振替受講の利用条件
- 添削、質問対応、面談などの支援制度
- 志望校別特訓や季節講習の内容
すべてを同程度に重視して読む必要はありません。たとえば、授業についていけるかが心配なら、難易度・進度・宿題量・必要な基礎力を優先します。自主的に質問できるか不安なら、質問対応や講師からの声かけ、面談などの仕組みを重点的に確認しましょう。
学校生活や習い事との両立を重視する場合は、通塾曜日、授業の終了時刻、振替条件、家庭学習に必要な時間を確認すると安心です。
資料を読んでも分からなかったことや、「制度はあるが、候補教室で実際にどの程度利用できるのか」と疑問に思ったことは、確認電話で聞く項目として、ふせんなどにメモしておきましょう。
2|資料請求後の確認電話で、候補教室の現在の状況を確かめる
公式資料が届いてから2週間以内に、Z会から「どうですか?」という確認の電話がきます。公式資料を読んで気になった点や疑問点を確認する機会です。さらに、候補教室の現状を把握するための機会でもあります。
公式資料からは、講座やサポート制度の仕組みを確認できます。しかし、同じZ会の教室でも、現在のクラス人数、担当講師、質問対応のしやすさ、自習スペースの混み具合などは、教室や時期によって変わります。
確認電話は、資料に書かれた制度が候補教室で実際にどのように運用されているかを知るために重要です。
とはいえ、この記事で取り上げた内容をすべて質問する必要はありません。資料を読んで気になった点や、本人が通ううえで特に重要な条件を2~3点ほど選ぶだけでも問題ありません。
たとえば、次のような点が確認候補になります。
志望校と現在の学力に合う講座や、受講に必要な基礎力
授業についていけるかに直結します。国私立中学受験と公立中高一貫校受検では必要な対策が異なるため、志望校に対応した講座があるかも確認しましょう。
現在の受講人数や、在籍する生徒のおおよその学力・志望校レベル
質問やサポートを受けやすいか、周囲の生徒からよい刺激を受けられそうかを判断する材料になります。
授業の進度と、宿題・復習に必要な時間
授業についていけるか、学校生活や習い事と両立しやすいかを判断する材料になります。
自分から質問しにくい子への声かけや、学習相談の実情
本人が分からないままにならず、授業についていけるかに関わります。質問しない子に講師から声をかけてもらえるか、保護者へどのように状況を共有するかも確認するとよいでしょう。
現在開催中、または近日開催予定の割引キャンペーン
入会金や受講料の負担を抑え、無理なく受講を継続できるかに影響します。コスパ判断にも影響します。
ほかにも、気になる場合は次の点を聞くとよいでしょう。
- 苦手が生じた場合の質問対応、補習、個別指導の利用
- 宿題を進められていない場合の講師からの働きかけ
- 候補教室に限定した近年の合格実績
- 志望校別対策や過去問指導の内容
- 学校行事や習い事で休む場合の振替条件
- 自習スペースの席数、利用時間、混みやすさ
- 保護者面談や学習状況の共有方法
- 通信教育と教室を併用する場合の科目や講座の選び方
本人の成績や志望校だけでなく、苦手科目、現在の家庭学習の習慣、習い事の予定、自分から質問するのが得意かどうかなども簡単に伝えると、候補講座との相性について、より具体的な回答を得やすくなります。
ここで得られる情報は、候補教室が本人に合い、実際に授業についていけそうかを判断するうえで重要です。気になる点が一つでもあれば、確認電話で確かめておくことで、入会に関する判断を誤るリスクを減らせます。
3|可能であれば無料体験・教室見学で、本人との相性をしっかり確かめる
資料請求と確認電話で候補となる講座や特徴を把握したら、可能であれば無料体験授業や教室見学を利用しましょう。
資料や電話では、講座の難易度や支援制度、候補教室の状況を確認できます。しかし、候補教室の講師の説明が本人にとって分かりやすいか、授業の速さについていけそうか、質問しやすい雰囲気かといった相性は、実際に受けてみなければ判断しにくい部分です。
体験授業では、特に次の点を確認するとよいでしょう。
- 問題の難易度が、難しすぎたり簡単すぎたりしないか
- 授業の進度や情報量についていけそうか
- 講師の説明が分かりやすいか
- 考える時間や発言する機会が本人に合っているか
- 分からない部分を質問しやすい雰囲気か
- 周囲の生徒の学習姿勢が、よい刺激になりそうか
- 授業後に宿題や復習へ取り組めそうか
すべてを細かくチェックする必要はありません。本人が「説明を理解できた」「少し難しいが頑張れそう」「この先生なら質問できそう」と感じられるかが重要です。
体験授業で難しい問題が解けなかったとしても、それだけで合わないと判断する必要はありません。講師の解説を聞けば理解でき、授業後にもう一度取り組めば解けそうであれば、適度な難易度と考えられます。
反対に、講師の解説を聞いてもほとんど理解できず、どこから分からないのかも本人が把握できない場合は、現在の学力と講座の難易度が合っていない可能性があります。
教室見学ができる場合は、授業だけでなく、教室内の雰囲気や設備も確認しましょう。自習スペースを利用したい場合は、実際の広さや座席数、混雑状況を見ておくと安心です。
また、送迎の必要性、教室までの移動時間、授業の終了時刻も確認します。小学生が継続して通うためには、授業内容だけでなく、安全性や家庭の送迎負担も重要です。
体験後は、保護者が先に結論を出すのではなく、本人に「授業のどこが分かりやすかったか」「続けるなら何が大変そうか」「質問できそうだったか」「宿題にも取り組めそうか」を聞いてみましょう。
漠然と「よかった」「難しかった」と尋ねるより、具体的な感想を引き出しやすくなります。
資料請求、確認電話、体験授業の結果を踏まえ、本人や家庭が重視する条件に照らし、メリットが不安点を上回るかを考えて最終判断するとよいでしょう。
セクション9|Z会の教室だけで中学受験に合格できる?通信教育との違いや併用
このページをご覧になっている方の中には、すでにZ会の通信教育を利用している方や、過去に受講した経験がある方も多いでしょう。実際の口コミでも、通信教育からZ会の教室へ移った例や、両方を併用した例が数多く確認できます。
Z会の通信教育とZ会の教室は、どちらも家庭での自学自習を重視しています。教室へ通えば、すべての学習を授業内で完結できるわけではなく、授業のない日には宿題や復習を自分で進める必要があります。
そのうえで、Z会の教室には、対面授業、講師への質問、ほかの生徒から受ける刺激、添削の深化、受験についての直接相談など、通信教育とは異なる学習機会があります。
ここでは、通信教育から教室へ移ることでどのようなメリットが加わったのか、両方をどのように使い分けられるのかを口コミから確認します。そのうえで、後半では、Z会の教室だけで中学受験に合格した例も紹介します。
学習意欲を高める
通信教育から教室へ切り替えたことで、対面授業が学習意欲の向上につながったという声があります。
「通信教育から教室に切り替えました。自習よりも対面授業があることにより、勉強意欲の向上を図ることができました。添削を瞬時に丁寧にしていただけます。」
教室へ通うことで、決まった時間に講師や生徒と一緒に学ぶ機会が加わります。上述のように、Z会の教室は面白い・興味深いとしばしば評価されているため、定期的な対面授業が刺激となり、やる気を高めやすくなります。
さらに、教室では自分と同じく受験勉強に励む同級生と切磋琢磨できるため、これが良い刺激になったという声もあります。
ほかの生徒と学ぶ環境についての口コミ
「通信教育は自宅でひとり勉強していたのですが、教室に通うことで他の生徒がいる環境で勉強できるようになったのが良かったです。同じ学校をめざす友人でなくとも、頑張っている仲間を見ることで刺激を受けられました。」(4)
学習量を増やす
受験が近づくと、通信教育で足りるのかと心配な方もいるでしょう。実際に、学習量を増やすために、Z会の教室に通うことにした例があります。
受験学年に教室を追加した例
「小4~小5の時に群馬県で山村留学をしており、親元を離れていたためZ会の通信教育のみを行っていたのですが、小6からは学習量をプラスしたいと思い、教室に通うことにしました。」(4)
教室の授業が加わることで、講師による解説、授業内での演習、質問、ほかの生徒と考える時間など、家庭学習とは異なる学習機会を得られます。
Z会の添削という強みを存分に使える
添削はZ会の強みとして知られています。通信教育でも利用できますが、教室のほうがフル活用できます。
「Z会の通信教育をしていた時は、課題に対する添削指導は一度きりでしたが、Z会の教室では課題を解き直して再提出、というのを繰り返すことができたので、実力の伸びを実感しやすかったです。」(4)
すでにZ会の添削に魅力を感じている方にとっては、このメリットは特に大きいでしょう。
保護者の学習サポートの役割を講師に任せられる
通信教育では、必要に応じて保護者が勉強を教えることもあるでしょう。しかし、学年が上がり、中学受験の内容が複雑になると、保護者だけで支えることが難しくなる場合もあるでしょう。
教室を利用すれば、教科内容の説明などは主に講師に任せられます。中学受験に独特の問題に慣れていないと、保護者が高学年の勉強をサポートするのは大変になっていきます。いつの間にか間違った内容を子どもに教えている場合もあるでしょう。教室に通うことで、講師に学習面の大部分を任せられます。
保護者のサポートが難しくなり、教室へ移った例
「中学受験をするとなったので、小3から再度Z会の通信教育中学受験コースの受講を再開しました。小3、小4で通信教育をしていたが、学習内容も段々と複雑になり、親のサポートも困難になってきたので、Z会の教室に通うことにしました。」(4)
さらに、中学受験の最新の情報収集などでも教室は役立ちます。
「教科のことだけではなく中学受験に関する対策を教室の先生に直接聞くことができたので、教室に行ってよかったと思っています。」(4)
志望校対策や学習の優先順位について、講師へその場で質問できることは教室のメリットです。保護者だけで判断するのではなく、中学受験のプロと相談しながら受験準備を進められます。
通信教育と教室を科目ごとに使い分けることもできる
必ずしも、通信教育から教室へ完全に切り替える必要はありません。教室で直接指導を受けたい科目を学び、それ以外の科目は通信教育で進める方法もあります。
「教室では、国語・算数・理科を受講し、通信教育では社会を受けて、使い分けをしていました。教室へは週1回行くので、通塾がいいペースメーカーになっていたのが良かったです。」(4)
週1回の通塾が一週間の区切りとなり、家庭学習のペースメーカーとして機能しています。教室と通信教育を併用することで、通信教育の弱点を補強できます。
以上の口コミから、Z会の教室には、対面授業での意欲向上、学習量や学習機会の追加、添削のフル活用、プロの受験対策、保護者のサポート負担の軽減といったメリットがあります。
一方、通信教育には、通塾時間を必要とせず、家庭だけで学習を進められる利点があります。両者は対立するものではなく、本人の学習状況や受験までの時期、志望校のレベル、科目ごとの必要性に応じて、切り替えたり併用したりできます。
Z会の教室だけで合格した例
口コミを確認すると、受験学年にほかの塾を利用せず、Z会の教室だけで合格した例が複数あります。
ただし、ここでいう「Z会の教室だけ」とは、少なくとも受験学年にほかの塾を利用していないことを意味します。口コミの記載だけでは、過去の通塾歴や、通信教育との併用まで完全に排除できない例もあります。
口コミから確認できた国立・私立中学校の合格例には、次の学校があります。
- 筑波大学附属中学校
- 東邦大学付属東邦中学校
- 渋谷教育学園渋谷中学校
- 高槻中学校
- 六甲学院中学校
- 神戸女学院中学部
- 西大和学園中学校
- 神戸大学附属中等教育学校
また、公立中高一貫校でも、次のような合格例が確認できます。
- 三鷹中等教育学校
- 大泉高等学校附属中学校
- 小石川中等教育学校
- 南多摩中等教育学校
- 桜修館中等教育学校
Z会の教室は通塾回数が比較的少ないため、「本当にZ会だけで受験に間に合うのか」と不安になる方もいるでしょう。しかし、以上の例からは、家庭学習を適切に進めれば、Z会の教室を中心とした学習だけでも合格できることが分かります。
もちろん、これらの合格例があるからといって、どの子でも合格できるわけではありません。現在の学力、入塾時期、志望校の難易度、家庭学習に使える時間によって、必要な対策は変わります。
そのため、心配な方は、公式資料で志望校別の対策内容や全体の合格実績を確認しましょう。
確認電話では、候補となる教室の近年の合格実績を聞いてみましょう。現在の学力や受験までの期間も伝えれば、ほかの教材や講座を追加する必要がありそうか、より具体的に確認できます。
セクション10|Z会の教室についてよくある質問
Z会の教室は授業が難しく、ついていけない子もいますか?
Z会の教室の授業には一定の難しさがあります。特に、難関国私立中学や公立中高一貫校を目指す講座では、知識の暗記だけでなく、思考力や記述力を求める問題も扱います。
ただし、最初からすべての問題を解ける必要はありません。講師の解説を聞き、宿題や復習、添削、解き直しを重ねながら理解を深めることが前提です。
現在の学力と講座の難易度に大きな差がないか、入会前に確認しておくことが重要です。
自主性がない子はZ会の教室についていけませんか?
入会時点ですでに十分な自主性が身についている必要はありません。
実際に、通塾を始めてから勉強の仕方や家庭学習の習慣が身についたという例もあります。現在は保護者の声かけが必要でも、少しずつ自分で勉強できるようになりたい子であれば、Z会の教室に向いている可能性があります。
一方、授業のない日に宿題や復習へまったく取り組めない状態が続くと、授業についていくのが難しくなります。
分からない問題があった場合は質問できますか?
Z会は生徒の質問を歓迎する方針です。質問して疑問を解消したほうが伸びやすいです。
通塾回数が少なくても中学受験に間に合いますか?
Z会の教室では、通塾授業と家庭学習を組み合わせて受験対策を進めます。そのため、通塾回数が少なくても、授業のない日に宿題や復習を進められれば、合格できる可能性は十分あり、実績もあります。
ただし、現在の学力と志望校との差が大きい場合や、受験までの期間が短い場合には、個別指導や別の教材を追加したほうがよいこともあります。
習い事を続けながらでも授業についていけますか?
Z会の教室には、週1~2回程度の通塾で学ぶ講座が多く、習い事や学校生活と両立しやすい特徴があります。
ただし、通塾しない日にも宿題や復習が必要です。習い事の予定だけでなく、家庭学習の時間まで確保できるかを確認しましょう。
振替条件や授業の終了時刻は教室や講座によって異なるため、入会前の確認が必要です。
セクション11|まとめと次の一歩
Z会の教室は、難関国私立中学や公立中高一貫校への合格を目指し、質の高い授業や教材を活用しながら、自分で学ぶ力を伸ばしたい子に向いています。すでに自主的に勉強できる子だけでなく、講師との対話や周囲の生徒から受ける刺激を通じて、自主性や家庭学習の習慣を身につけたい子にも検討する価値があります。
口コミでは、授業の分かりやすさや面白さ、講師への質問・相談のしやすさ、丁寧な添削、苦手克服などが評価されていました。通塾後に、自分で勉強する習慣や勉強の仕方が身についたという例も確認できます。
また、通塾回数や拘束時間を抑えやすく、学校生活や習い事と両立しながら合格を目指せる点もメリットです。
一方、Z会の教室は、授業のない日に宿題や復習へ取り組むことを前提としています。入塾時点で十分な自主性が身についている必要はありませんが、徐々に家庭学習へ継続して取り組めるようにならなければ、授業についていくのが難しくなる可能性があります。
また、自分から質問しにくい生徒への働きかけ、保護者との情報共有、自習スペースの使いやすさ、振替のしやすさなどは、教室や担当講師、在籍人数などによって異なります。すなわち、どれだけついていきやすいかは、こういった要素にも依存します。
そのため、口コミだけで入塾すべきかを判断するのではなく、現在の学力や家庭学習の状況を踏まえ、本人に合う講座と候補教室の実情を段階的に確かめることが大切です。
次の一歩
まずは公式資料を取り寄せ、志望校に対応した講座があるか、授業の難易度や進度、宿題量、時間割、質問・添削などのサポート、料金システムなどを確認しましょう。特に気になる点を重点的にみてみましょう。
そのうえで、Z会からの確認電話で、候補教室の現在の受講人数や在籍する生徒の学力・志望校レベル、自分から質問しにくい子への対応、候補教室の合格実績、割引キャンペーンなど、気になる点を聞いてみてください。
現在の成績や苦手科目、家庭学習の習慣、習い事の予定も伝えれば、候補となる講座の授業についていけそうか、より具体的に確認できます。
その後、可能であれば無料体験授業や教室見学まで利用し、講師の説明を理解できるか、授業の速さや難易度が合っているか、本人が質問できそうかを確かめましょう。
資料請求、確認電話、体験授業の順に確認することで、入塾後に「授業についていけなかった」「想定していた通い方と違った」と後悔するリスクを減らせます。
志望校合格に向けて、まずは資料を取り寄せ、Z会の教室の仕組みを詳しく確認するところから始めましょう。

