すらら中学生を元教員が教科レビュー|国数英理社を画像つきで徹底解説【2026年版】

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すらら中学生について調べると、「分かりやすい」「戻り学習ができる」「自分のペースで進められる」といった評判が確認できます。

しかし、実際に受講するかを判断するには、教材の中身まで確認することが大切です。

同じ「分かりやすい教材」でも、国語・数学・英語・理科・社会で、どのような仕組みで理解を支えているのかは大きく異なります。

特に、勉強がまだうまくいっていない中学生の場合、

・文章の読み方が分からない
・数学の式の意味が分からない
・英語の文法や語順で混乱する
・理科の見えない内容が理解しにくい
・社会の用語を丸暗記しようとして挫折する

といったつまずきが起こりやすいです。

この記事では、博士号をもつ筆者が、研究で培った情報収集・分析力と、学校や塾での教務・指導経験をもとに、すらら中学生の国語・数学・英語・理科・社会を教材画像つきで、正直にレビューします。

それぞれの教科で、どのように基礎を説明しているのか、どのような子に合いやすいのか、注意点はどこにあるのかを詳しく見ていきます。

すらら中学生が、自分の子の教科ごとの苦手や成績アップに役立ちそうかを判断する材料として参考にしてください。

目次(クリックすると移動できます)

セクション1|教科レビュー:国語

国語レビュー|文章理解の授業は、指示語の読み方を手順で学べる

国語では、中1・中2の文章理解の授業を取り上げます。

結論からいうと、すららの国語は、文章をなんとなく読むのではなく、文・文章・指示語といった基本を確認しながら、読み方の具体的手順を講義と問題演習で身につける構成です。

中学生になると、国語は小学生のときより文章が長くなり、内容も抽象的になります。

そのため、

  • 文章の意味を途中で見失う
  • 指示語が何を指しているか分からない
  • 設問で何を聞かれているか分からない
  • なんとなく読んで、なんとなく答える

という状態になりやすいです。

すららの文章理解の授業では、こうしたつまずきに対して、文法の基本、指示語の使い方、テストで問われる形、問題の解き方を順番に確認していきます。

1. 「文とは何か」を身近な例から理解させる

授業では、まず「文とは何か」から確認します。

文は、単語をつなげたものです。

すららはいきなりこの抽象的な定義から入りません。

最初に、絵つきで身近な例を出します。子どもが「ケーキ」と言っている場面です。

「ケーキ」だけでは、何を言いたいのか分かりません。

ケーキを食べたいのか。
ケーキを買ってほしいのか。

単語だけでは、言いたいことを正確に伝えにくいです。

そこで、「ケーキを食べたい」のように言葉をつなげると、言いたいことが伝わります。

この、つなげられた言葉が文です。

ここでのポイントは、ケーキという身近な例を使うことで、文の定義という味気ないテーマにとっつきやすくし、その定義を感覚的に理解しやすくしていることです。

2. 「文章とは何か」も同様に説明している

次に、「文章とは何か」を確認します。

文章は、文をつなげたものです。

ここでも、同じケーキの例が使われます。

「ケーキを食べたい」だけでは、まだ意図が十分に伝わらないことがあります。

たとえば、

「ケーキを食べたい。チョコレートがいい」

のように文をつなげると、より詳しく伝わります。

このように、文をつなげたものが文章です。

すららのよい点は、文と文章という覚えにくい文法用語を、絵つきの身近な具体例と結びつけていることです。

そのため、

  • 興味を持ちやすい
  • 理解しやすい
  • 覚えやすい
  • 思い出しやすい

というメリットがあります。

3. まとめプリントで、すぐに理解を確認する

文と文章を学んだあとには、まとめプリントで理解を確認します。

すららは、説明を聞いて終わりではありません。

学んだ内容をすぐに確認し、定着につなげる流れがあります。

文法用語は、説明を聞いた直後は分かった気になっても、少し時間が経つと忘れやすいです。

そのため、すぐにプリントで確認できるのはよい点です。

4. 「文章を正しく理解する」という目的を明示する

次に、授業では「文章を正しく理解する」ことが目的として示されます。

これは、中学国語でかなり大事な点です。

中学生の国語では、ただ文章を読むだけでは足りません。

書かれている内容を正しく理解し、設問に合わせて答える必要があります。

そのため、すららが最初に「文章を正しく理解する」という目的を示している点はよいです。

何のために文や指示語を学ぶのかが分かると、子どもも学習の意味を理解しやすくなります。

5. 指示語を小学校内容から復習する

この単元では、文章を正しく理解する方法の一つとして、指示語を扱います。

まず、指示語とは何かを確認します。

指示語は、いわゆる「こそあど言葉」です。

これ。それ。あれ。どれ。

こうした言葉を、絵つきで復習します。

これは小学校で学ぶ内容です。
話し言葉では、自分との距離感によって、こそあどを使い分けます。

すららでは、この小学校内容をいったん復習したうえで、中学校の文章理解へ進みます。

ここが重要です。

中学生向けの授業でも、前提となる小学校内容を確認してから進むため、抜けがある子でも入りやすいです。

6. 文章での指示語は、話し言葉とは違うと示す

小学校では、話し言葉での指示語を学びます。

一方、中学校では、文章の中で指示語をどう読むかが重要になります。

特に文章理解では、「これ」「それ」が何を指しているかを正しく特定する必要があります。

すららでは、ここで大事なポイントを示しています。

文章での「これ」と「それ」は、自分との距離感で使い分けない

これは、子どもが誤解しやすい点です。

話し言葉の場合と同様に、文章でも同じように考えてしまうことがあります。

そのため、すららは、両者の違いを説明しています。つまずきやすいポイントを先に示して予防する説明だといえます。

7. テストでどう問われるかを意識させる

次に、指示語がテストで出る場合、どのような問題になるかを説明します。

ここでは、指示語の内容が問われることが示されます。

これは、定期テストや成績を意識した構成です。

国語が苦手な子は、「指示語を学ぶ」と言われても、それがテストでどう役立つのか分かりにくいことがあります。

しかし、

指示語の内容を問われる問題が出る

と分かると、何をできるようにすればよいかが見えやすいです。

この単元では、そこから先、指示語の内容を正しく理解する練習に入ります。

8. 指示語の内容を特定する手順を教える

すららのよい点は、どうやって指示語の内容を正しく特定するのかを、具体的な手順として簡潔に教えていることです。

手順は、主に次の2つです。

  • 指示語がどの部分につながっているか見当をつける
  • その部分を指示語に入れてみて、不自然でないか確かめる

まずは、指示語の直前を探します。

そして、「これ」「それ」の部分に、見つけた部分を入れてみます。

入れてみて文の意味が自然なら、その部分が指示語の内容だと考えられます。

ここは、国語が苦手な子にとって大事です。

読解が苦手な子ほど、「具体的に何をすればいいのか」が分かりません。

すららは、やることを具体的に示しています。しかも、必要最小限の情報だけ与えています。

作業手順が少ないため、苦手意識がある子でも、「とりあえずやってみよう」と思いやすく、実行しやすいです。

9. 問題演習で、手順を実際に使わせている

指示語の特定方法を説明したあと、さっそく問題演習に入ります。

問題演習では、指示語がどの部分につながっているかを考えます。

生徒が答えを選んだ後、自動で丸付けします。

解説で、すららは手順を実際に行って見せます。

指示語がどの部分につながっているか、直前を探してみる。
その部分を指示語に入れてみる。
不自然でないか確かめる。

この流れを、問題を通じて確認します。

問題演習は2回繰り返されます。

説明だけで終わらせず、実際に解くことで、読み方の手順を習得させる構成です。

10. 具体的手順を増やす

指示語は、いつも直前にある内容を指すとは限りません。
直前を探す方法が通用しない場合もあります。

その場合は、

  • より前を探す
  • 後ろを探す

という手順が必要になります。

すららでは、この流れを図つきで説明しています。

言葉だけで「直前になければ前後を探しましょう」と言われても、国語が苦手な子には分かりにくいです。

図を使って、

直前を見る。
なければ、さらに前を見る。
それでもなければ、後ろを見る。

という探し方を示しているため、指示語の内容を探す具体的方法が分かりやすいです。

さらに、具体的手順の説明が、階段を少しずつのぼるように、段階的になっています。そのため、手順が身につきやすくなっています。

11. 問題演習で確認する

直前以外を探す手順を学んだあと、さらに問題演習があります。

ここでも2回、指示語の内容を特定する問題を解きます。

中学生の国語では、指示語を見落とすと、文章全体の理解がずれやすいです。

そのため、指示語の内容を探す練習を複数回入れているのはよいです。

12. 最後に具体的手順をまとめている

授業の最後には、ここまで学んだ手順がまとめられます。

最後に手順をまとめてくれるため、子どもが「結局、何をすればよいのか」を確認しやすいです。

さらに、まとめプリントで内容を確認します。

説明、問題演習、まとめ、プリントという流れで、理解と定着につなげています。

気になる点1|授業中は、正解・不正解で説明が大きく変わるわけではない

気になる点は、授業中の問題で間違えても、正解しても、基本的には同じ解説が流れることです。

つまり、レクチャー内では、間違えた理由に応じて説明が大きく変わるわけではありません。

ここは知っておいたほうがよい点です。

すららでは、授業とドリルの役割が分かれています。

授業は、その単元の内容理解に集中する場所です。
決まった流れで、必要な知識や手順を簡潔な仕方で学びます。

一方、間違えたときに問題のレベルを調整したり、前の単元に自動でさかのぼったりするのは、授業後のドリルの役割です。

気になる点2|「見当のつけ方」はもう一歩踏み込める余地がある

もう1つの注意点は、指示語の内容として「どれがよさそうか」の見当のつけ方の説明です。

すららでは、

  • どの部分につながっているかを確認して、見当をつける
  • 候補を指示語に入れてみて不自然でないか確かめる

という具体的手順を教えています。

これは、かなり有効です。

ただし、国語がかなり苦手な子の場合、見当をつけるために、直前から探すという手順だけでは足りないことがあります。

どの言葉を候補にすればよいのか。
どこまでを指示語の内容として抜き出せばよいのか。
似た候補が複数あるとき、どう判断するのか。

こうした部分で止まる子もいます。

この点については、もう一歩踏み込んだ説明があると、さらに分かりやすいです。

ただし、各単元に内容を詰め込みすぎないという方針からすれば、今回の授業内容でも大きな不足とはいえません。

また、他の通信教育でも、ここまで細かく踏み込んで説明している教材は多くありません。

まずは指示語の基本手順を身につける授業として見れば、十分に役立ちやすい内容です。

ポイント|授業とドリルの使い分けが大事

授業では、1つの単元の内容をまとめて学びます。

今回なら、文章理解というテーマにおいて、文とは何か、文章とは何か、指示語とは何か、文章中の指示語をどう探すかを、順番に確認します。

他の単元へ飛ばされない分、今学んでいる内容に集中できます。

すららはそれぞれの単元の内容が少なめに調整されており、細かく分かれています。そのため、知りたい学習内容をピンポイントで復習しやすいです。

一方、ドリルでは、間違えた内容に応じて、前の単元へ自動でさかのぼる仕組みがあります。

そのため、復習するときは、次のように使い分けるとよいです。

  • 1つの単元の内容をざっと再確認したいときは、授業を見る
  • 単元内容の一部が理解できず、単元全体の理解があいまいなときは、ドリルを使う

この使い分けができると、すららの無学年式やAIドリルを活かしやすくなります。

国語レビューの結論

すららの国語は、文章理解の基本を簡潔かつ丁寧に確認する教材です。

特に今回の単元では、

  • 文とは何か
  • 文章とは何か
  • 指示語とは何か
  • 話し言葉と文章での指示語の違い
  • テストで指示語がどう問われるか
  • 指示語の内容を探す手順

を、小さな段階に分けて説明しています。

身近な例、絵や図、つまずきやすいポイントの先回り、テストを意識した問題演習、具体的手順の説明が組み合わさっている点はよいです。

これは、中学生に必要な「文章を正しく理解し、設問に合わせて答える力」の土台づくりに役立ちやすい内容です。

一方で、記述で説明する力まで深く鍛えるには、追加の練習が必要になる場合もあります。

全体として、すららの国語は、国語が得意な子に高度な記述問題をどんどん解かせる教材というより、読解の基本手順を身につけ、定期テストで失点しやすいポイントを減らすことで成績を上げたい子に向いている教材だといえます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】

セクション2|教科レビュー:数学

数学レビュー|一次関数の授業は、公式暗記ではなく「式の意味」から理解しやすい

数学では、中2の一次関数の授業を取り上げます。

結論からいうと、すららの数学は、一次関数をいきなり公式として覚えさせるのではなく、比例の復習から入り、具体例・表・絵・式をつなげながら、「なぜその式になるのか」を少しずつ段階的に理解させる構成です。

一次関数は、中学生がつまずきやすい単元です。

特に、

  • 比例との違いが分からない
  • y=3x+5 の「+5」が何を意味するのか分からない
  • 関数という言葉が抽象的で分かりにくい
  • 一次関数かどうかを見分けられない
  • 文章から式を作れない

というつまずきが起こりやすいです。

すららでは、こうしたつまずきを減らすために、一次関数を「公式を覚える」方式ではなく、「式が何を表しているかを少しずつ理解する」方式で教えています。

ここから、すららの特徴を具体的に説明していきます。

1. 前の学習内容と接続している

すららの一次関数の授業でよい点は、新しい単元を、前の学習内容と接続していることです。

一次関数を理解するには、比例の理解が土台になります。

比例があいまいなまま一次関数に進むと、y=3x(比例)と y=3x+5(一次関数)の違いが分かりにくくなります。

その結果、「似たような式が増えた」「急に難しくなった」と感じやすいです。

すららでは、最初に比例を復習します。

授業では、1分間で3cm水がたまる水槽を例にします。

x分間水を流したとき、水の高さをycmとすると、

y=3x

になります。

これは、すでに学んでいる比例の内容です。

ここで重要なのは、一次関数をまったく新しい公式として出していないことです。

前に学んだ比例を確認してから、その延長として一次関数へ進みます。
すららは、そのつながりを明確にして、授業を始めています。

そのため、数学が苦手な子でも「前にやったこととつながっている」と理解し、一次関数を学ぶハードルが下がります

2. 式の意味を、具体的な場面から理解させている

すららの一次関数の授業は、公式を先に覚えさせるのではなく、式の意味を具体的な場面で理解させています。

一次関数でつまずきやすいのは、y=3x+5 の「+5」が何を表しているのか分からないことです。

すららでは、この部分を水槽の例で説明します。

授業では、

1分間で3cm水がたまる水槽に、最初に5cmの水をためてから水を流す

という場面が出てきます。

そのうえで、何分後に何cmになるかを、表の空欄を埋めながら確認します。

ここで、いきなり y=3x+5 という一次関数の式を出しません。

まず、

  • 1分後は何cmか
  • 2分後は何cmか
  • 3分後は何cmか

を、具体的な数字で考えます。

その際、絵を使って、

毎分ごとに増える水の量

もともとたまっていた水の量

という考え方を示します。

この説明によって、式の中身が見えやすくなります。

この画面は最終的な画面なので、空欄はすでに埋まっています

3. 表・絵・式を組み合わせて、抽象概念を理解する際の負担を減らしている

この水槽の例を、さらに、一次関数の形にさせます

毎分ごとに増える水の量が 3x
もともとたまっていた水の量が 5

という関係です。

ここでも、前に使った水槽の絵と考え方を再利用します。

毎分ごとに増える水の量は3x。
もともとたまっていた水の量は5。

だから、

y=3x+5

になります。

この流れはよいです。

一次関数が苦手な子は、式の内容を理解できないまま、式をただの記号として見てしまいがちです。

すららは、公式を暗記させる前に、このように順を追って、「式の中身が何を意味するか」を絵と表で理解させています。

  • 水槽の具体例
  • 表での数値の確認
  • 絵による説明
  • 考え方の確認
  • 式への置き換え

つまり、水槽の具体的な場面から公式という抽象的な式へ、一気に飛ばしていません。

少しずつ段階を踏んでいるため、「なぜその式になるのか」を理解しやすい構成です。

さらに、同じ水槽の例や絵を一貫して使っているため、同じ内容を少しずつ深めていると理解しやすくなっています。

具体例や絵を何度も変えると、苦手な子ほど混乱しやすくなります。すららは同じ例を使いながら、表、考え方、式へ進めるため、理解が止まりにくいです。

以上のような理解ができていないと一次関数の問題で不正解が増えるため、数学が苦手な子にとって大事です。

4. 抽象的な用語を、すでに見た内容から説明している

一次関数では、「関数」という抽象的な言葉が出てきます。

この言葉は、中学生にとって分かりにくいです。
大人でも説明しようとすると意外に難しい言葉です。

すららでは、関数の定義をいきなり暗記させません。

すでに出てきた2つの式を比べながら説明します。

  • y=3x
  • y=3x+5

どちらも、xの値が決まると、それに対応してyの値が1つに決まります。

たとえば、x=1なら、yの値も1つに決まります。
y=3xなら3、y=3x+5なら8です。

このような関係を、関数と説明しています。

ここでよいのは、知らない例を新しく出していないことです。

比例の式と、水槽の例で作った式を使って、関数という言葉を説明しています。

すでに理解してきた内容を使って抽象的な用語へ進むため、関数という概念を理解しやすくしています。

5. 用語を丸暗記させず、言葉の意味を分解しているので、理解しやすい

関数まで理解したところで、いよいよ「一次関数」という抽象概念の説明に移ります。

すららの一次関数の授業では、この用語の意味を分解して説明している点がポイントです。

中学生は、「一次関数」という言葉を、ただの名前として覚えがちです。

しかし、意味が分からないまま覚えると、一次関数かどうかを見分ける問題で止まりやすくなります。

すららの説明は、「一次関数は、一次式と関数を組み合わせたもの」という流れです。

まず、

  • y=3x
  • y=3x+5

は、どちらも一次式だと説明します。

一次式とは、かけられている文字が1つの式です。ここでの文字はxです。

一方で、y=3xz のように、かけられている文字が2つある式は一次式ではありません。

一次式を理解させたうえで、

一次式で表される関数だから、一次関数

と説明します。

これは、用語を覚えにくい子にとって分かりやすい説明です。

ここまで水槽の具体例から始めて、「関数」の抽象概念を徐々に理解させてきました。
そこに一次式の概念を付け加えています。

その結果、

関数+一次式=一次関数

と理解しやすくなっています。

一次関数は公式だけ見ても理解しにくく、とっつきにくい単元です。ここでつまずくと、数学がおもしろくないと感じやすくなります。

すららは、一次関数の理解を具体例から少しずつ深めていく方式のため、このような数学嫌いを回避しやすいです。

6. 比例と一次関数の関係を明確にしている

すららの一次関数の授業では、比例が一次関数の一種である点も説明しています。

これはつまずきポイントの1つであるため、丁寧に対応しています。具体的な説明はこちら

7. 紛らわしい式で、概念理解を正確にしている

すららの授業では、一次関数かどうかを見分ける確認問題が続きます。

これは、概念理解を正確にするために役立ちます。

一次関数では、y=ax+b の形を覚えるだけでは、テストで対応できません。
似たような式の中から、一次関数かどうかを判断できる必要があります。

授業では、たとえば、

  • y=-3x+5
  • y=-3x-5
  • y=3(x+5)
  • y=x/3+5
  • y=3/x+5

のように、形が紛らわしい式を出し、一次関数かどうかを答えさせます。

解説は一貫しています。

それぞれの式がy=ax+bの形になおせるかどうかを確認する方法を理解させ、覚えさせます。

これはテストで得点するために必要なため、繰り返し練習させています。

8. 文章題への導入も組み込んでいる

この単元の目的は、一次関数とは何かを理解することです。

ここまでで、その目的はおおむね達成されています。

そのうえで、次の単元で扱う一次関数の文章題への橋渡しも行っています。

つまり、この単元の構成は、

復習 → この単元の主な目標 → 予習

になっています。

「自然と予習を組み込む構成」は、すららの強みです。

すららは、少しずつ段階を踏んで理解する方式です。1つの単元の中でも、説明内容は細かく分けられています。さらに、1つひとつの単元の内容も少なめに調整されています。

少しずつ理解するので、混乱しにくく、理解しやすいです。

さらに、少しずつレベルが上がっていくため、復習から始めたのに、気づかないうちに予習へ移っている場合があります。

予習ができれば、学校の授業を理解しやすくなり、点数も上がりやすくなります。

このように、「気づかないうちに予習している」仕組みは、すららの強みの1つです。

気になる点|レクチャーだけで進めず、ドリルまで使いたい

気になる点は、同じ例を使い続ける分、レクチャー内で扱う別パターンが少なめなことです。

今回の説明では、少しずつ段階を積み上げていくために、同じ水槽の例を使い続けていました。

これは分かりやすさの面ではよいです。

一方で、別の例があまり登場しないため、レクチャーだけでは、別パターンへの対応が弱くなる可能性があります。

ただし、すららはレクチャーの後にドリルを行う流れです。

別の例や問題パターンは、ドリルで練習できます。
そのため、ドリルをしっかり行えば、この点は問題になりにくいです。

逆にいえば、レクチャーだけを次々に進める使い方は避けたいところです。

レクチャー → 次のレクチャー → その次のレクチャー

のように進めると、理解が固まる前に先へ進んでしまう恐れがあります。

レクチャーの後にドリルで定着させる流れが大切です。

数学レビューの結論

すららの数学は、一次関数のような抽象的な単元を、前の学習内容とつなげながら、具体例、表、絵、式の順に進める教材です。

特に、数学が苦手な中学生がつまずきやすい、

  • 前の単元とのつながりが分からない
  • 式が何を表しているのか分からない
  • 公式を丸暗記して終わる
  • 一次関数かどうかを見分けられない
  • 文章題から式を作れない

という問題に対して、丁寧に対応しています。

全体として、すららの数学は、難問演習で上位層を伸ばす教材というより、数学がまだうまくいっていない子が少しずつ着実に理解していくための教材だと評価できます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】

セクション3|教科レビュー:英語

英語レビュー|未来形willの授業は、文法を「聞く・見る・比べる・書く」で段階的に理解しやすい

英語では、中学生の未来形willの授業を取り上げます。

結論からいうと、すららの英語は、未来形willをいきなり文法ルールとして暗記させるのではなく、英会話のリスニング、現在形との比較、be動詞と一般動詞の使い分け、和文英訳、まとめプリントを通じて、少しずつ理解させる構成です。

未来形は、中学生がつまずきやすい単元です。

特に、

  • willの意味が分からない
  • willの後ろにくる動詞の形を間違える
  • 三単現のsをつけたままにしてしまう
  • 英作文になると語順が分からなくなる
  • 英文を聞いても、文法と結びつかない

というつまずきが起こりやすいです。

すららでは、こうしたつまずきを減らすために、音声、英文、和訳、文法説明、問題演習、書き込みを組み合わせて授業を進めています。

1. リスニングから入り、文法を会話の中で自然に確認している

すららの未来形willの授業は、最初にネイティブ音声の英会話を聞くところから始まります。

ここでは、

I will be 13 years old tomorrow.

I will have a birthday party.

のように、今回学ぶ未来形の文が会話の中に含まれています。

最初は、ヒントなしで英語の会話を聞きます。

その後、同じ会話を、英文テキストと和訳つきでもう一度聞きます。

この入り方はよいです。

いきなり「willは未来を表します」と説明するのではなく、まず実際の会話の中で未来形に触れさせています。

英語が苦手な子は、文法を単独で説明されると、「何のために学ぶのか」が分かりにくいことがあります。

すららは、最初に日常会話を聞かせることで、文法が実際の英文の中でどう使われているかをあらかじめ示しています。

また、同じ会話をヒントなしで聞いたあと、英文と和訳つきでもう一度聞く流れもよいです。

最初は音に慣れる。
次に文字と意味を確認する。

この順番なので、まずは音に集中し、次に聞く力と読む力を切り離さずに学べます。

2. 新しい単語をすぐに確認し、聞いて・見て・書く流れがある

次に、新しい単語を確認します。

今回の単元では、

  • birthday:誕生日
  • party:パーティー

が扱われます。

単語は、英語表記と和訳だけでなく、発音も確認します。

さらに、まとめノートに単語を書き込みます。

ここもよい点です。

英語では、単語を見ただけでは覚えにくいです。
特に、英語が苦手な子は、音と文字がつながっていないことがあります。

すららでは、

  • 発音を聞く
  • 英単語を見る
  • 意味を確認する
  • 実際に書く

という流れになっています。

聞いて、見て、書くため、単語を覚えやすくしています。

その際に、カタカナで発音を書いていないのもポイントです。

たとえば、発音をカタカナで「バースデイ」とおぼえてしまうと、カタカナ発音と実際の発音が違うので、リスニング問題で間違いやすいです。一度カタカナ発音で覚えてしまうと、修正も大変です。

そのため、すららのように、「ネイティブ発音&単語を見て、書く」のほうがよいです。

ただし、後述するように、この単元で扱う新出単語は多くありません。

レクチャーだけで語彙を大きく増やす教材というより、文法理解を中心に進める教材だと理解したほうがよいです。

3. 今回の学習目標を、会話の中の文から示している

単語を確認したあと、再び最初の会話を聞きます。

そのうえで、今回の単元の目標として、

I will be 13 years old tomorrow.

I will have a birthday party.

が示されます。

ここで、これらが未来を表す文だと説明されます。

この流れは分かりやすさを重視したものといえます。

実際の会話をもとに、まず単語という最小の単位から始める。次に、文に入る。小さな段階を踏んでいます。

ここからが今回の本題なので、ここで学ぶテーマが明示されています。

4. be動詞の未来形を、現在形との比較で理解させている

すららでは、未来形willを説明するときに、be動詞と一般動詞を分けています。

まず扱うのは、be動詞の未来形です。

ここでよいのは、いきなり未来形に入らず、現在形の文の復習から始まることです。

授業では、

I am 13 years old.

という現在形の文を確認します。

ここで、be動詞の現在形や、年齢を表す years old を確認します。

そのうえで、

私は明日13歳になります。

という未来の文へ進みます。

答えとして、

I will be 13 years old tomorrow.

が示されます。

この流れはよいです。

  • 現在形という、すでに学んだ内容を確認
  • 現在形と未来形を並べて、違いを示す

現在形:I am 13 years old.
未来形:I will be 13 years old tomorrow.

そのため、現在形に関する既存の理解と関係づけて、未来形を理解し、覚えることができます。

全く新しい知識として登場するのではないため、学習のハードルが下がります。

さらに、現在形と比べることで、未来形の特徴に気づきやすくしています。

5. be動詞の未来形を、語順のルールとしてまとめている

次に、I will be 13 years old tomorrow. をもとに、be動詞の未来形を詳しく説明します。

  • willを未来の文につくシンボルマークとして説明します。意味も示します(〜でしょう・〜するつもりです)。
  • beはbe動詞の原形だと説明します。am、is などの現在形や、過去形との違いも具体的に示します。

そのうえで、be動詞の未来形を、

主語 + will + be + 〜〜 + 時を示す言葉

という形でまとめます。

ここで、必要な情報を絞り込み、ちょうどいい順番で提供しています。そのため、理解しやすいです。

要点はwillとbe動詞です。

それらを個別に説明し、語順を示す。小さな理解を積み重ねて、未来形の語順へと理解につなげています。

気になる点|「シンボルマーク」という説明は、子どもによって分かりにくい可能性がある

一方で、willを「未来の文につくシンボルマーク」と呼んでいる点は、やや気になります。

意図は分かります。

willを見たら、未来を表す文だと分かる。

このように、willを未来文のしるしとして直感的に理解させたいのだと思います。

ただし、中学生にとって「シンボルマーク」という言葉そのものが、ややなじみにくい可能性があります。

子どもによっては、むしろ説明が遠回りに感じられるかもしれません。

「willは未来を表すしるし」
「willが出たら、これからのことを表す文」

のような説明のほうが伝わりやすい場合もあります。

6. 和文英訳で、be動詞の未来形をすぐに使わせている

be動詞の未来形を説明したあと、和文英訳の問題があります。

彼は来週14歳になります。

という文を英語にします。

生徒が答えたあと、自動で答え合わせが行われます。

解説では、

主語 + will + be + ーー + 時を示す言葉

という形に戻って説明します。

ここはよいです。

説明を聞くだけでなく、すぐに問題で使わせています。

英語では、文法を「分かった」と思っても、自分で英文を作ろうとすると止まることがあります。

すららは、説明の直後に和文英訳を入れることで、理解した内容を使わせ、理解の定着につなげています。

さらに、解説でも語順の型に戻るため、文法を使う手順が確認しやすいです。

7. 一般動詞の未来形も、同じ流れで説明している

次に、一般動詞の未来形へ進みます。

ここでも、be動詞のときと同じ流れです。

まず現在形を確認します。

He plays tennis with Kaoru every day.

という文が出てきます。

そのうえで、

彼は来週カオルとテニスをする。

という未来形の文へ進みます。

答えは、

He will play tennis with Kaoru next week.

です。

ここで、現在形との違いに注目させます。

ここで、三単現のsがなくなる点が指摘されます。

ここを説明しているのはよいです。

中学生が未来形でよく間違えるのは、

He will plays 〜

のように、willの後ろに三単現のsを残してしまうことです。

すららは、このよくあるミスを先回りして説明しています。

そのうえで、一般動詞の未来形を、

主語 + will + 一般動詞の原形 + ーー + 時を示す言葉

とまとめます。

ここでも、確認問題で和文英訳を行います。

8. 未来形の全体ルールまでまとめている

be動詞と一般動詞の未来形を確認したあと、未来形全体のまとめがあります。

まとめでは、

主語 + will + 動詞の原形 + ーー + 時を示す言葉

という形で示されます。

ここで、動詞の原形についても確認します。

be動詞なら、be。
一般動詞なら、三単現のsがなく、過去形でもない形。

この説明は大事です。

英語が苦手な子は、「原形」という言葉で止まることがあります。

すららでは、

  • be動詞ならbe
  • 一般動詞ならsがつかない
  • 過去形ではない

という形で、原形を具体的に説明しています。この具体性が効果的です。

また、教える順番が分かりやすいのも重要です。

すららがここまでbe動詞と一般動詞を分けて説明してきたのは、小さな理解を積み重ねるためです。

それで終わりにせず、これら2つの理解をこのパートで統合しています。

すなわち、「主語 + will + 動詞の原形 + ーー + 時を示す言葉」という共通のルールにまとめあげています。

多くの文法書の教える順番は逆です。この共通ルールから教えます。できる子はそれで問題ないでしょう。

しかし、多くの子は、「be動詞はどうなの?それ以外の動詞の場合はどうなの?」と混乱しがちです。

そのため、すららの方が分かりやすく混乱させにくい教え方です。

この語順の説明の後、未来形の意味についても、

  • 未来の予測:〜でしょう
  • 意志:〜するつもりです

を例文と和訳つきで説明します。

willの意味を1つだけにしないで、代表的な2つの意味をしっかり示しています。

意味より語順のほうが理解しにくいので、意味は最後に付け加えられています。

9. まとめプリントで、書いて確認する流れがある

未来形の説明のあと、まとめプリントに書き込む流れがあります。

英語は、見て分かるだけでは不十分です。

文法ルールや例文を、自分で書いて確認することが大切です。

すららでは、レクチャーで聞いて理解した内容を、まとめプリントで書いて確認します。

これにより、

  • 聞く
  • 見る
  • 理解する
  • 書く

という流れになります。

特に、英語が苦手な子は、音声だけでも、文字だけでも定着しにくいことがあります。

複数の方法で確認できる点はよいです。

10. 最初の会話に戻ることで、学んだ内容を確認できる

再び、最初に聞いた英会話をもう一度確認します。

ここでは、何もなしで再び聞きます。

タッチすれば、原文と和訳を見られる構成です。

この流れはよいです。

最初はよく分からなかった英文でも、willの学習後にもう一度聞くと、

I will be 13 years old tomorrow.

I will have a birthday party.

の意味や形が見えやすくなります。

つまり、学習前と学習後で、同じ英文の見え方が変わります。

これは、子どもにとって「分かるようになった」という達成感を感じやすい構成です。

英語では、この達成感が大切です。

最初の会話に戻ることで、文法を学んだ意味を確認しやすくなっています。

11 最後にまとめが示される

まとめとして、

今回の例文
未来形の文法

が示されます。

今回の例文が文法よりもメインで示されている」のがポイントです。

最終到達目標は、文法という抽象的ルールを理解し、使いこなせるようになることです。

とはいえ、この単元は未来形の最初の単元です。1つの単元だけでそこまで目指すのは大変です。多くの生徒にとって、現実的ではありません。

むしろ、例文のような具体的な文章をまず覚えるほうが効果的です。

「未来形とはなにか?」
その答えをいきなり抽象的な文法で覚えさせて答えさせるより、具体的な例文で覚えさせるほうが簡単です。

具体的な例文は具体的な場面や意味とつながっており、誕生日パーティーのような具体的なイメージと結びついているためです。そのため、覚えやすく、思い出しやすいです。

他方で、文法は抽象的なため、このような具体的イメージとつながりにくくいです。

そのため、文法を覚えさせるには、

未来形の具体的な例文をイメージつきで覚える
➞未来形の具体的な例文をいくつか覚えて、共通ルールとして文法を理解

のほうがスムーズです

すららはこの順序通りのまとめになっています

12. ネイティブ音声が何度も繰り返される

この単元全体を通して、英文はネイティブ音声で何度も読み上げられます。

最初の会話。
単語。
例文。
まとめ。
最後の会話。

こうした場面で、英語の音を繰り返し聞きます。

これは英語教材としてよい点です。

英語では、文法だけでなく、リスニングも重要です。

また、英語の音に慣れていない子は、文字で見れば分かる文でも、聞くと分からないことがあります。

すららは、文法説明の中でも音声を繰り返し使っているため、英文の形と音を結びつけやすいです。記憶にも残りやすいです。

気になる点|レクチャーだけでは語彙は増えにくい

気になる点は、レクチャーだけでは語彙を大きく増やしにくいことです。

今回の単元で扱う新しい単語は、

  • birthday
  • party

であり、少なめです。

もちろん、1つの単元で文法も語彙も大量に扱うと、英語が苦手な子には負担が大きくなります。

そのため、語彙を絞っていること自体は悪くありません。

ただし、レクチャーだけで語彙力まで十分に伸ばせるとは考えないほうがよいです。

英語では、文法理解に加えて、単語量も必要です。

そのため、

  • ドリルで語彙練習をする
  • 学校の単語帳も使う
  • 語彙だけは別のアプリや動画で補う

といった使い方がよいです。

すららのレクチャーは、文法理解や英文の型を学ぶには使いやすいです。
一方で、語彙量を増やすには、ドリルや別の練習もあわせて使うほうがよいです。

英語レビューの結論

すららの英語は、未来形willのような文法単元を、リスニング、単語確認、現在形との比較、be動詞と一般動詞の区別、和文英訳、まとめプリントを通じて、段階的に理解させる教材です。

特に、

  • 文法だけを丸暗記しようとしてしまう
  • willの後ろにくる動詞の形を間違える
  • 三単現のsを残してしまう
  • 英作文になると語順が分からない
  • 英文を聞く機会が少ない

という子には合いやすい内容です。

全体として、すららの英語は、英語が得意な子に大量の長文や英作文を解かせる教材というより、英語がまだうまくいっていない子が、文法の基本を聞いて、見て、書いて、使いながら少しずつ理解するための教材だと評価できます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】

セクション4|教科レビュー:理科

理科レビュー|分子の授業は、見えない世界を図とモデルで理解しやすい

理科では、中学理科の分子の授業を取り上げます。

結論からいうと、すららの理科は、分子のように肉眼では見えない内容を、図・モデル・アニメーション・練習問題で理解しやすくする構成です。

ここでは、分子の授業をもとに、すららの理科がどのように抽象的な内容を扱っているのかを見ていきます。

1. 1単元の内容を少なめにして、理解しやすくしている

すららの理科でよい点は、1つの単元に詰め込みすぎていないことです。

中学理科は、抽象的で、肉眼では確認できない内容が多いです。

分子の単元もその代表です。

原子や分子は、肉眼で見ることができません。
そのため、教科書の説明だけを読んでも、何を学んでいるのか分かりにくくなりがちです。

そのため、すららの中学理科は、他の教科と比べても、1単元の内容を少なめに調整しています。

これはよいです。

抽象的で、感覚的にとらえにくく、なじみの薄いテーマなので、説明量が多すぎると、集中力が続かず、やめてしまいやすいです。

一方で、内容を小さく分けると、

  • 理解しやすい
  • 復習しやすい
  • 途中で離脱しにくい
  • どこでつまずいたか分かりやすい

というメリットがあります。

理科が得意でない子にとっては、まず1つの単元を最後まで理解できることが大切です。

すららは、そのために学習内容を細かく区切っている教材だといえます。

2. 前回の復習から入り、原子の理解を確認している

分子の授業は、前回の復習から始まります。

ここでは、原子とは何か、原子記号とは何かを確認します。

さらに、原子記号を問題で確認し、主な原子記号もまとめて復習します。

この入り方はよいです。

分子を理解するには、原子の理解が前提になります。

原子が何か忘れたまま分子へ進むと、

  • 原子と分子の違いが分からない
  • H2やO2の意味が分からない
  • 分子モデルを見ても理解できない

という状態になりやすいです。

すららは、分子の説明に入る前に、前提となる原子と原子記号を復習しています。

中学理科は、前の知識が次の知識の土台になります。

そのため、前回内容を確認してから新しい単元に入る構成は、つまずきがある子にとって取り組みやすいです。

3. 分子の説明を、歴史的な考え方から導入している

次に、アボガドロの分子説を使って、分子を説明します。

授業では、19世紀のアボガドロの考えを紹介します。

水素や酸素などは、単独の原子として存在するのではなく、いくつかの原子が結びついた形で存在する。

これが分子です。

ここでよいのは、単に「分子とは、原子がいくつか結びついたものです」と定義だけを出していないことです。

アボガドロの考えを紹介することで、分子という考え方がどのように出てきたのかが見えます。

ただし、ここは生徒によっては少し難しく感じる可能性もあります。

アボガドロという名前や、19世紀の学説という話は、理科が得意でない子にとっては、理解しなければいけない重荷が増えたと感じられるかもしれません。

他方で、アボガドロという歴史的人物と結びつくことで、興味を持てる生徒もいます。そのため、この導入は生徒によって効果が変わってきます。

アボガドロを紹介した後、すぐに図を使って分子を説明しています。

たとえば、H2の水素分子のモデル図を示し、水素原子が2つ結びついて水素分子として存在していることを示しています。

これにより、言葉だけでは分かりにくい分子の概念を、視覚的に理解しやすくしています。

4. 原子の結びつきを「手」のモデルで説明している

分子の理解で大事なのは、原子同士がどのように結びつくかです。

ここは言葉だけで説明されると、かなり分かりにくい部分です。

すららでは、水素などの原子が持つ「手」の数をモデル図で紹介します。

そして、原子同士がどのように結びつくかを、アニメーションで見せます。

スライド中央の水素分子と酸素分子の結合のしかたがアニメーションで表現されます

この説明はよいです。

原子の結びつきは、目に見えません。

「原子同士は手をつなぐようにして結合する」と言葉だけで説明されても、「原子に手があるの?」「原子が手をつなぐって何?」という疑問が湧いてくるでしょう。

それでも、この疑問はアニメーション説明を見ると解消しやすくなります。

原子が結合するルールを説明した後で、要点を分かりやすくまとめています。

  • いくつかの原子が結びついて、分子ができる
  • 分子の結合には決まりがある
  • 結合の手が余らないように結合して、分子ができる

5. 実際に分子モデルを作る練習がある

説明のあとには、実際に原子から分子モデルを作る練習があります。

水素、酸素、窒素などを組み合わせて、分子を作ります。

このとき、プリントを見ながら取り組む構成です。

ここもよいです。

分子モデルの理解は、説明を聞いて理解するだけでは定着しにくいです。

特に、H2OやO2などは、記号として覚えるだけだと後で混乱しやすいです。

すららは、原子を組み合わせて分子モデルを作らせることで、

  • 原子が結びついて分子になる
  • 分子には決まった組み合わせがある
  • モデル図と化学式が対応している

ことを理解しやすくしています。

理科が得意でない子には、説明を聞くだけでなく、このように実際に作ってみる練習が理解の助けになります。

また、分子のような身近でない内容は説明を聞いているだけだと飽きやすいので、このような作業を入れることで、関心を維持させようとしています。

6. 分子モデルを見て、物質名を判断する練習がある

次に、分子モデルを見分ける練習があります。

たとえば、H2Oの分子モデルを見て、それが水だと分かるかを確認します。

これはよい練習です。

理科では、言葉、記号、図、モデルが行き来します。

水という物質名。
H2Oという化学式。
水素2個と酸素1個が結びついたモデル図。

この3つがつながっていないと、テストで得点しにくいです。

すららは、分子モデルを見て物質名を判断する練習を入れることで、モデル図と物質名を結びつけています。

これは、化学式の学習につながる大事な土台です。

7. 分子をつくらない物質も、図で説明している

授業では、分子をつくる物質だけで終わりません。

次に、分子をつくらない物質を扱います。

ここも重要です。

生徒によっては、すべての物質が分子でできていると思ってしまうことがあります。

しかし、中学理科では、分子をつくる物質とつくらない物質を区別する必要があります。

すららの中学理科では、分子をつくらない物質は金属の原子を含む物質だと説明します。

たとえば、

  • 1つの原子だけの物質:金など
  • 2つの原子が交互に並んでいる物質:酸化銀など

を、図で示します。

ここもよいです。

分子をつくらない物質もまた、言葉だけではかなりイメージしにくいです。

「分子をつくらない」と言われても、ではどのように存在しているのかが見えません。

すららは、金や酸化銀などを図で示すことで、分子をつくる物質との違いを見えやすくしています。そのため、印象に残りやすく、記憶しやすく、思い出しやすくなります。その結果、テストで得点につながっていきます。

また、反対に、分子をつくる物質についても、

  • 非金属の原子の気体

などを示します。

これにより、どの物質が分子をつくり、どの物質がつくらないのかを区別しやすくしています。

8. 分子をつくるかどうかを分類する練習がある

最後に、分子をつくる物質とつくらない物質を分類する練習があります。

水素、銀などが、それぞれどちらに当たるかを考えます。

ここは、知識を定着させるうえで大事です。

分子の授業では、

  • 分子とは何か
  • 原子と分子の違い
  • 分子をつくる物質
  • 分子をつくらない物質

を理解する必要があります。

説明を聞くだけでは、区別があいまいになりやすいです。

すららは、分類問題を入れることで、ここまで学んだ内容を実際に使わせています。

最後には、まとめプリントで確認します。

この流れにより、レクチャーで理解した内容を、問題とプリントで定着させる構成になっています。

気になる点|レクチャーの説明は必要な内容に絞っている分、理解しやすいが、裏目に出ることもある

レクチャーでは、説明が簡潔であり、情報量も少なめに調整されています。

情報量が多くなるほど、勉強がまだうまくいっていない子には負担が大きくなり、理解しにくくなるためです。

単元ごとの情報量をこのように少なめに調整することは、理解を助けるためであり、たいていは役に立ちます。

ただし、その説明内容を見て理解できない場合、同じ内容を何度も見ても理解できない可能性があります。

ここが気になる点です。

この点は、すららの中学理科だけの問題ではなく、他教科にも共通します。

ただ、中学理科は他の教科より単元が細かく分かれているので、この問題が目立ちます。

単元ごとの情報量が少ないということは、「同じ内容を別の角度から説明する」あるいは「言い換えて説明する」ことが少ないということでもあります。

そのため、同じ説明内容を繰り返し見ても理解できないと、困ったことになりやすいです。

それでも、解決策がありますので、安心してください。

レクチャーを見て理解できない時は、まず同じ単元の同じ説明を2〜3回見直します。

それで難しい場合は、次の方法に移るのがよいです。

  • ドリルでその単元の内容に取り組む。別の説明を見られます。
  • すららコーチに質問する。
  • 後ろの単元で出てくる復習パートを見る。

1と2だけで、たいていは対応しやすいです。

重要なのは、理解できないと思った時に、同じ単元の同じ説明を何度も見直し続けないことです。

理解できないことのストレスや嫌気が強くなるだけです。

同じ単元の同じ説明を2〜3回見直しても難しいなら、ドリルやコーチへの質問に移りましょう。

理科レビューの結論

すららの理科は、分子のように抽象的で、肉眼では確認できない内容を、図・モデル・アニメーション・プリントを使って理解しやすくしている教材です。

特に、

  • 一方的な説明だと飽きやすい
  • 理科の抽象的・肉眼でみえないような内容を言葉中心で理解するのが大変
  • 理科が得意でない

という子には合いやすい内容です。

よい点は、1つの単元に詰め込みすぎず、原子の復習から分子の概念へ、さらにモデル作成や分類問題へと段階的に進むことです。

また、原子同士の結びつきを「手」のモデルやアニメーションで示しているため、見えない世界をイメージしやすくしています。

全体として、すららの理科は、理科がまだうまくいっていない子が、目に見えない抽象的な内容を、図やモデルを使って少しずつ理解しやすい教材だと評価できます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】

セクション5|教科レビュー:社会

社会レビュー|豊臣秀吉の授業は、流れ・用語・現在とのつながりで覚えやすい

社会では、中学歴史の「豊臣秀吉の天下統一事業」の授業を取り上げます。

結論からいうと、すららの社会は、歴史用語をバラバラに暗記させるのではなく、歴史の流れ、用語の意味、関連する内容同士のつながり、現在との関係を使って、理解しながら覚えやすくする構成です。

社会は、説明事項や暗記事項が多い教科です。

そのため、ここでは授業内容を最初から最後まで順番に追うのではなく、すららの中学歴史に見られる特徴を絞ってレビューします。

今回の単元は、おおまかに次のような構成です。

  • 秀吉の天下統一への流れ
  • 秀吉の主な政策:太閤検地と刀狩り
  • 秀吉の経済力
  • 秀吉の対外関係:西洋との貿易と禁教令
  • 朝鮮・中国への文禄・慶長の役
  • 確認問題
  • まとめプリント

1. 歴史の大きな流れを重視している

すららの中学歴史でよい点は、話の流れを重視していることです。

歴史は、いきなり用語を暗記しようとすると、覚えにくくなります。

歴史は、まずおおまかな流れをつかむことが大切です。
全体の特徴をだいたい把握してから、各部分を具体的に理解していくほうがよいです。

そうすることで、

  • 覚えるべき事柄が全部でどのくらいあるか
  • どのような順番で覚えればよいか
  • いま覚えようとしている内容が何の役に立つか
  • なぜその内容を覚える必要があるか

が分かりやすくなります。

そのため、バラバラに暗記するよりも、体系的に理解し、覚えやすくなります。

また、話の全体的な流れを重視すると、歴史の「物語」としての側面が強まり、興味を惹きやすくなります。

興味を持って学べると、単なる暗記よりも記憶に残りやすいです。

ただし、全体的な流れを重視する分、「説明を見る・聞く → すぐに問題で確認する」という小刻みな確認は、他教科より少なめです。

理解をその場で細かく定着させる仕組みよりも、まず話の流れをつかませる構成になっています。

2. 用語を、具体的な内容から説明している

すららの社会は、用語をただ暗記させるのではなく、具体的な内容から説明している点がよいです。

たとえば、太閤検地です。

「太閤検地を覚えましょう」と言われても、中学生には覚えにくいです。

そもそも「検地」が何かを知らない子も多いからです。
「検地は土地の測量です」と説明されても、土地の測量が何をすることなのか、ピンとこない子も多いでしょう。

理解があいまいなままだと、用語は覚えにくくなります。
さらに、テストで少し聞き方を変えられると、答えられなくなります。

すららでは、太閤検地の実際の絵を見せます。

そのうえで、どのような道具を使い、どのように土地を測っていたのかを具体的に説明します。

さらに、太閤検地では、土地の大きさと米のでき具合を調査したことを説明します。

この流れは分かりやすいです。

用語だけを先に覚えるのではなく、絵と具体的な作業内容を見たうえで、「これが太閤検地だ」と理解できます。

そのため、太閤検地という言葉を、絵のイメージと一緒に記憶しやすくなります。

結果として、思い出しやすく、テストでも答えやすくなります。

3. 関連する内容を、しっかり関連づけて説明している

すららの社会では、関連する内容を関連づけて説明している点もよいです。

たとえば、秀吉の行いとして、

  • 全国で検地をした
  • 枡を全国で統一した

という内容を別々に覚えた方も多いと思います。

しかし、これらは本来つながっています。
別々に暗記するより、関連づけて理解したほうが覚えやすいです。

すららは、このつながりを説明しています。

太閤検地では、それぞれの土地で米のでき具合も調査しました。
その際に、米のでき具合を測る道具として枡を使いました。

しかし、当時は枡の大きさが地域ごとに違っていました。

それでは、米のでき具合を全国規模で調査するときに困ります。

そこで、枡を統一した、という流れです。

この説明はよいです。

「検地」と「枡の統一」を別々の暗記事項として扱うのではなく、なぜ枡を統一する必要があったのかまで説明しています。

理由が分かると、記憶に残りやすくなります。

また、テストで「なぜ枡を統一したのか」と問われた場合にも、答えやすくなります。

4. 400年前の内容を、現在と関係づけて説明している

秀吉の時代は、現代から見るとかなり昔です。

多くの中学生にとって、400年以上前の内容は身近に感じにくいです。
そのため、興味を持って勉強しにくく、集中力も切れやすくなります。

また、400年前と現代では社会の仕組みが大きく違うため、当時の内容を理解しにくいことがあります。

すららは、これらの問題への対策として、現在とのつながりを使って説明しています。

たとえば、太閤検地では、米の出来高の単位として「石高」が出てきます。

しかし、そもそも1石がどのくらいなのか分からないと、石高という用語を理解し覚えるのに苦労します。

すららでは、1石は100升であり、1升は10合だと説明します。

さらに、1合は茶碗1杯くらいとして、1石は茶碗1000杯くらいだと示します。

この説明は分かりやすいです。

「1石」と言われてもイメージしにくいですが、「茶碗1000杯くらい」と言われると、量を想像しやすくなります。

また、秀吉の経済力についても、200万石という数字だけで終わらせません。

米200万石は約3億kgで、茶碗約3000億杯分にあたることを示します。

さらに、米10kgを2500円として考えると、約750億円になると説明します。

このように、現代の感覚に近い形へ置き換えることで、歴史上の数字が具体的に理解しやすくなります。

ただ暗記するよりも、「それだけ大きな経済力があったのか」と実感しやすくなります。

これにより、歴史に興味を持つ生徒も出やすくなります。

5. テストで出やすい内容をレクチャーに組み込んでいる

すららの社会は、テストで出やすい部分や、間違えやすい部分も授業に組み込んでいます。

たとえば、秀吉の伴天連追放令です。

これは、キリスト教の宣教師に対する追放令です。

ここでテストに出やすいのが、伴天連追放令のあと、日本のキリスト教はどうなったのか、という点です。

「キリスト教が衰退した」と考えたくなりますが、これは間違いです。

すららでは、伴天連追放令の前後における日本のキリスト教徒人口のグラフを示します。

そのうえで、実際にはキリスト教徒人口が増えたことを示し、その理由も説明します。

これは、テスト対策としてかなりよいです。

ただ「伴天連追放令=宣教師を追放」と覚えるだけでは、ひねった問題に対応しにくいです。

すららは、間違えやすいポイントまで含めて説明しているため、得点につながりやすいです。

さらに、社会では地図や写真と関連づけた出題も多いです。

その対策として、すららは地図なども使っています。

たとえば、文禄・慶長の役では、進軍ルートや主要都市の位置を地図で示しながら説明します。

これは、地図を使った問題への対策になります。

また、単元のまとめとして確認問題もあります。

確認問題は○×問題で、実際のテストで出やすい内容が選ばれています。

社会は暗記事項が多い教科ですが、すららはただ説明するだけではなく、テストで問われやすい形を意識して確認させています。

気になる点|他教科より、1単元やスライド1枚あたりの情報量は多め

気になる点は、歴史では、他教科よりも「少しずつ段階的に進む」要素が弱くなっていることです。

もちろん、すららの歴史にも、「少しずつ段階的に進む」要素はある程度みられます。

たとえば、

  • 具体的な内容から入って、抽象的な用語の説明へ進む
  • 学ぶ内容を絞り込み、適切な順序で説明する

といった点です。

それでも、歴史は覚える内容が比較的多い教科であるため、すららの歴史は全体の流れやまとまりを重視しています。

その分、「少しずつ段階的に進む」要素は、数学や英語、理科の場合より弱くなります。

たとえば、スライド1枚での説明内容が多い場面が増えています。

同じ量の説明内容を扱う場合、大きく2つの方法があります。

a. スライド10枚で説明する方法

全体の流れや各部分の関係は分かりやすいです。
しかし、1枚あたりの情報量が多いので、大変そうに見えることがあります。

b. スライド30枚で説明する方法

1枚あたりの情報量は少ないので、とっつきやすいです。
しかし、全体の流れや各部分の関係が分かりにくくなります。
さらに、30枚もあるので、途中で「まだ終わらないの?」となりやすいです。

すららの歴史は、どちらかといえばaを選んでいます。

そのため、全体の流れや内容同士の関係を理解しやすい一方で、1枚あたりの情報量が多いと感じる生徒もいるでしょう。

ここで重要なのは、歴史は理解するだけでは不十分だということです。

暗記しなければならない事項が多く、暗記しなければテストで点を取りにくい教科です。

その点で、aの方式はbの方式よりも、内容同士のつながりを理解しやすく、覚えやすく、思い出しやすいです。

つまり、得点につながりやすいです。

ただし、慣れるまでは、スライド1枚あたりの情報量が他教科より多く、とまどうかもしれません。

その場合は、

  • 歴史では全体の流れが大事
  • それぞれの出来事の関係に注目すると覚えやすい
  • 関係づけて覚えることが、テストの得点につながる

と伝えてあげるとよいです。

最初は1スライドあたりの情報量の多さにとまどっても、流れを意識して見ることに慣れると、歴史の学習が進めやすくなります。

社会レビューの結論

すららの社会は、歴史用語をただ暗記させる教材ではありません。

特によい点は、

  • 歴史の大きな流れを重視している
  • 抽象的な用語を絵や具体的な内容から説明している
  • 関連する内容をしっかり関連づけて覚えやすくしている
  • 歴史的事物を現代に関連付けることで理解しやすくしている
  • テストで出やすい内容や間違えやすい内容を扱っている

ことです。

一方で、歴史は扱う情報が多いため、他教科より1枚あたりの情報量が多く感じられる場合があります。

しかし、これは全体の流れや内容同士の関係を重視しているためです。

以上、すららの中学社会は、社会がまだうまくいっていない子にとって、用語をバラバラに暗記するのではなく、流れ・具体例・関連づけ・現在とのつながりを使って、理解しながら覚えやすい教材だと評価できます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】

セクション6|すらら中学生とは?5教科レビュー後に押さえたい基本特徴

ここまで、国語・数学・英語・理科・社会の5教科について、実際の教材画面をもとにレビューしてきました。

5教科を通して見ると、すらら中学生は、具体例、図、音声、比較、モデル、手順の説明を使いながら、基礎から段階的に理解を積み上げる教材です。

ここであらためて、すらら中学生の基本特徴を整理します。

1. すらら中学生は、基礎の立て直しに向いた通信教材

すらら中学生は、タブレットやPCで学ぶ通信教材です。

主に向いているのは、勉強がまだうまくいっていない中学生です。

すららは、基礎の抜けを見つけ、必要なところまで戻りながら、標準レベルまでの理解と定着を支える教材です。

中学生の勉強は、小学校内容や前の学年の内容が土台になります。

数学なら、分数・小数・割合があいまいなままだと、方程式や関数で止まりやすくなります。

英語なら、be動詞と一般動詞の区別があいまいなまま進むと、未来形や比較、不定詞などで混乱しやすくなります。

理科や社会でも、前に学んだ用語や考え方が抜けていると、新しい単元の理解が進みにくくなります。

すららは、このような「前の内容のつまずきが、今の理解を邪魔している」という状態に対応しやすい教材です。

2. 無学年式で、必要な単元まで戻れる

すららの大きな特徴の1つが、無学年式です。

今の学年に固定されず、必要な単元まで戻って学習できます。

たとえば、中2で一次関数につまずいている場合でも、原因が比例や計算の理解にあるなら、その前の単元まで戻って学び直せます。

中学生の勉強では、今の単元だけを何度もやってもうまくいかないことがあります。

本当の原因が、前の学年や前の単元にあるからです。

すららでは、学年にこだわらず、理解があいまいな単元から確認できます。

そのため、「今さら小学校内容に戻るのは恥ずかしい」「どこから復習すればいいか分からない」という子でも、自宅で必要なところから学び直しやすいです。

3. 対話型レクチャーで、基礎を段階的に学べる

すららのレクチャーは、キャラクター講師が音声つきで進める対話型の授業です。

画面上の説明をただ読むだけではありません。

講師が話しかけたり、問いかけたり、問題に答えさせたりしながら進みます。

ここまでの教科レビューでも見たように、すららは、いきなり抽象的な説明に入るのではなく、具体例から少しずつ進む構成になっています。

国語では、身近な例から文や文章を確認し、指示語の読み方へ進みます。

数学では、水槽の例から比例を復習し、一次関数の式の意味へ進みます。

英語では、会話を聞いてから、未来形willの文法へ進みます。

理科では、原子や分子のような見えない内容を、図やモデルで確認します。

社会では、歴史用語を、流れや具体例、現在とのつながりで理解します。

このように、すららは各教科で、基礎を段階的に学べるように作られています。

4. AIドリルで、理解度に合わせて問題に取り組める

すららは、レクチャーを見て終わりではありません。

学んだ内容をドリルで確認し、理解度に合わせて問題に取り組みます。

AIドリルでは、間違えた内容や理解度に応じて、問題の難易度や出題内容が調整されます。

そのため、難しすぎる問題を無理に続けるだけになりにくく、必要な問題に戻って確認しやすいです。

勉強が苦手な子は、問題が難しすぎると、手が止まりやすくなります。

その状態で無理に続けると、「やっぱり分からない」「勉強は嫌だ」という気持ちが強くなりやすいです。

すららは、理解度に合わせて問題を調整することで、今の状態に合った学習を進めやすくしています。

5. すららコーチが、学習計画と継続を支える

すららには、教材だけでなく、すららコーチのサポートがあります。

すららコーチは、学習状況を見ながら、どの単元をどの順番で進めるか、どのくらいのペースで取り組むかを考えてくれます。

これは、家庭学習では重要です。

勉強がまだうまくいっていない子の場合、教材を用意するだけでは続きにくいことがあります。

  • 何をやればよいか分からない
  • どの単元から戻ればよいか分からない
  • 計画を立てても続かない
  • 親が声をかけ続けるのが大変

こうした問題が起こりやすいからです。

すららコーチがいることで、家庭だけで学習計画や継続管理を抱え込みにくくなります。

特に、つまずきが複数の教科にまたがっている場合や、家庭学習の習慣がまだない場合には、コーチの存在が役立ちやすいです。

6. 標準レベルの定着に強い

5教科レビューを見ても分かるように、すららは、標準レベルの理解と定着に向いた教材です。

国語では、読解の基本手順を確認します。

数学では、公式を暗記する前に、式の意味を理解します。

英語では、文法を会話、比較、語順、英作文で確認します。

理科では、見えない内容を図やモデルで理解します。

社会では、用語を流れや具体例と結びつけて覚えます。

つまり、すららは、各教科の土台を作ることに強い教材です。

一方で、難関高向けの発展問題を大量に解く教材ではありません。

発展問題や記述力、思考力問題を高いレベルで鍛えたい場合は、追加教材や塾、家庭教師などを組み合わせたほうがよい場合があります。

すららは、まず基礎の抜けを見つけ、理解を立て直し、標準レベルの問題で安定して点を取れる状態に近づけやすい教材だといえます。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

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セクション7|5教科レビューで見えた、すらら中学生の共通する強みと注意点

ここまで、国語・数学・英語・理科・社会の5教科を見てきました。

教科ごとに扱う内容は違いますが、教材の作り方には共通点があります。

すらら中学生は、単に「分かりやすく説明する」だけの教材ではありません。

苦手な子がつまずきやすいところを想定し、具体例、図、音声、比較、モデル、手順、問題演習を使いながら、基礎から段階的に理解を進める教材です。

ここでは、5教科レビューを通して見えた共通する強みと注意点を整理します。

1. 強み|具体例から抽象概念へ進むので理解しやすい

すららの強みは、いきなり抽象的な説明に入らないことです。

中学生の勉強では、抽象的な内容が一気に増えます。

たとえば、数学では、一次関数のように、式が何を表しているかを理解しなければなりません。

こうした内容を、最初から用語や公式だけで説明されると、苦手な子ほど止まりやすいです。

すららは、身近な例や具体的な場面から入り、少しずつ抽象的な内容へ進みます。

たとえば数学では、水槽の例から比例を復習し、一次関数の式へ進みます。

社会では、太閤検地や石高を、絵や現代の条件と結びつけて説明します。

このように、具体例から抽象概念へ進むため、勉強が苦手な子でも学習内容を理解しやすいです。

2. 強み|前の学習内容をちょうどよいタイミングで復習

すららは、新しい単元を、前の学習内容とつなげながら説明しています。

これは、中学生の勉強では重要です。

中学の学習内容は、小学校内容や前の学年の内容が土台になります。

たとえば、数学の一次関数は、比例の理解が土台になります。

理科の分子は、原子や原子記号の理解が必要です。

こうした前提があいまいなまま進むと、新しい単元だけを聞いても分かりにくくなります。

すららでは、数学なら比例を復習してから一次関数へ進みます。

理科なら原子の復習をしてから分子へ進みます。

このように、前の内容をまさに必要なタイミングで確認してから新しい内容へ進むため、つまずきにくいです。

勉強がまだうまくいっていない子ほど、「前に習ったこととつながっている」と分かることは大切です。

まったく新しい内容として受け取るより、学習のハードルが下がります。

3. 強み|図・音声・モデル・比較で理解を助けている

すららは、文字だけで説明する教材ではありません。

図、音声、モデル、アニメーション、比較を使いながら学びます。

たとえば国語では、絵や図を使って、文・文章・指示語の関係を確認します。

社会では、絵、地図、グラフ、現代の数値への置き換えを使います。

このように、複数の方法で説明するため、文字だけの教材より理解しやすくなります。

特に、文章を読むだけでは内容をつかみにくい子、抽象的な説明が苦手な子、見て理解するほうが得意な子には合いやすいです。

また、音声で説明があるため、子どもがすべての説明を自分で読み進める必要がありません。

紙教材を開いて長い説明を読むことが苦手な子にとっては、音声つきのレクチャーが学習の負担を抑える助けになります。

4. 強み|手順を示してから問題演習につなげている

すららは、説明を聞いて終わりではありません。

学んだ内容を、すぐに問題演習で確認する流れがあります。

勉強が得意でない子ほど、「問題を解きなさい」と言われても、何をすればよいか分からず止まりやすいです。

すららでは、考え方や手順を先に見せ、すぐに問題演習に入ります。

これにより、「分かったつもり」で終わりにくく、理解を定着させやすいです。

5. 注意点|レクチャーだけで終わらせず、AIドリルまで使いたい

ここまで見たように、すららは、考え方や手順を示したうえで問題演習へ進む構成です。

この流れはよいです。

ただし、レクチャー内の問題演習だけで、学習内容が十分に定着するとは限りません。

これは、すららに限らず、どの教材でも起こります。

そのため、レクチャー後にAIドリルで演習を重ねることで、理解を深め、安定させることが大切です。

すららでは、次の流れを意識するとよいです。

  • レクチャーで考え方や手順を学ぶ
  • レクチャー内の問題で、その場で定着を図る
  • ドリルで演習を重ね、間違えたところは見直す
  • 必要に応じて前の単元へ戻る
  • そのようにして理解を深め、安定させる

レクチャーで理解し、ドリルで理解を確立する。

この使い方をすると、すららの無学年式やAIドリルを活かしやすくなります。

6. 注意点|難関高レベルの発展問題を大量に解きたい子には物足りない場合がある

すららは、標準レベルの理解と定着に強い教材です。発展問題の数も一定数ありますので、中堅レベルの高校受験までなら、対応しています。

それでも、難関高レベルの発展問題を大量に解きたい子には、物足りない場合があります。

たとえば、次のような場合です。

  • 難関高受験に向けて難問演習をしたい
  • 記述力や思考力問題を高いレベルで鍛えたい
  • 数学の応用問題を大量に解きたい

このような場合は、すららだけでは不足する可能性があります。

その場合は、すららで基礎の抜けを補いながら、発展問題集、過去問、塾、家庭教師、Z会などを組み合わせるとよいです。

難関校受験の場合、すららは難問に取り組むための土台づくりに向いた教材です。

発展問題は基礎の組み合わせでできています。

そのため、難関校の発展問題で間違えたら、すららで

基礎の抜けを埋める。失った自信を回復する

すららはこのような仕方で役立ちやすいです

7. 5教科レビューで見た総合評価

5教科レビューで見ると、すらら中学生は、基礎を段階的に固めていく教材としてよく作られています。

特に、次のような子には合いやすい教材です。

  • 抽象的な内容が苦手
  • 文字だけの説明では理解しにくい・やる気が起きにくい
  • 前の学年や単元の抜けがある・なにが分からないか把握していない
  • 標準レベルの問題を簡単に解けない
  • 標準〜中堅レベルの高校に受かりたい

一方で、次のような場合は、追加対策や別教材との併用を考えたほうがよいです。

  • 難関高向けの演習を中心にしたい
  • 記述力や思考力を高いレベルで鍛えたい

すららは、勉強が得意な子をさらに競争で伸ばす教材というより、教科ごとのつまずきを見つけ、基礎から立て直し、定期テストや入試で成果を最短で出すための教材です。

そのための仕組みがたくさん組み込まれている点は、すらら中学生の大きな強みです。

このように、すららは5教科を基礎から段階的に最短ルートで固めたい中学生に適した教材です。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

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セクション8|すらら中学生の教科レビューから分かる向いている子・向いていない子

5教科のレビューから分かるのは、すららが「教科ごとに少しずつ理解を積み重ねることで、成績アップにつなげる教材」だということです。

そのため、すららは、すべての中学生に同じように合う教材ではありません。

教科ごとのつまずき方や、今の学習状況によって、合いやすい子と合いにくい子に分かれます。

ここでは、教科レビューをもとに、すらら中学生が向いている子・向いていない子を整理します。

1. すらら中学生が向いている子

すらら中学生が特に向いているのは、教科ごとの基礎に不安がある子や、今の学習内容を丁寧に理解しながら進めたい子です。

たとえば、次のような子です。

  • 国語の読解手順が分からない
  • 文章をなんとなく読んで、なんとなく答えてしまう
  • 指示語や接続語で文章の流れを見失いやすい
  • 数学の抽象的な単元で止まりやすい
  • 公式を覚えても、なぜその式になるのか分からない
  • 一次関数や方程式のような単元で苦手意識がある
  • 英語の文法や語順で混乱しやすい
  • 文法の問題でミスしやすい
  • 理科では肉眼で見えない内容が理解しにくい
  • 社会の用語を丸暗記しようとして、すぐ忘れてしまう
  • 因果関係の理解でつまずきやすい
  • 前の学年や単元に抜けがある
  • 学校や塾の授業についていけない
  • 最短ルートで基礎を固めたい
  • 標準〜中堅高レベルの高校に受かりたい

すららは、具体例、図、音声、比較、モデルを使いながら説明します。

そのため、文字だけの説明では理解しにくい子や、抽象的な内容で止まりやすい子には合いやすいです。

特に、5教科のうち複数教科でつまずきがある子には、すららの無学年式やAIドリル、すららコーチのサポートが役立ちやすいです。

2. すらら中学生が向いていない子

一方で、すらら中学生が合いにくい子もいます。

たとえば、次のような子です。

  • 難関高向けの発展問題を大量に解きたい
  • 記述力や思考力の問題を高いレベルで鍛えたい
  • すでに自分で計画を立てて成果を出せている
  • 紙教材だけで勉強したい
  • 画面学習やキャラクター演出が苦手
  • 対面で教えてほしい

すららは、難問演習を大量にこなす教材ではありません。

また、見るだけで学力が伸びる教材でもありません。

レクチャーで考え方や手順を学び、ドリルで演習し、間違えたところを見直すことで、理解が深まり安定していきます。

そのため、すららを使う場合は、レクチャーだけで終わらせず、AIドリルまで取り組むことが大切です。

3. 教科レビューから見た結論

教科レビューから見ると、すらら中学生は、教科ごとに少しずつ理解を積み重ねることで、成績アップにつなげる教材です。

すららは、学校や塾の授業についていけない子、何が分からないかはっきりしない子、最短で基礎を固めたい子に適した教材です。

AIドリルなどで効率的な勉強を進めやすいため、勉強時間を相対的に減らし、部活などと両立しやすいのも特徴です。

一方で、難関高向けの発展演習を中心にしたい場合は、Z会、塾、家庭教師、発展問題集、過去問演習などを組み合わせるほうがよい場合があります。

総じて、すららは、まだ勉強がうまくいっていない子に適した教材です。

気になった方は、資料請求や無料体験で、より詳しく知ることができます。納得したら、受講開始も選択肢です。

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セクション9|まとめと次の一歩

ここまで、すらら中学生の国語・数学・英語・理科・社会を、教材画像とともに教科別にレビューしてきました。

すらら中学生は、いきなり難しい内容を説明する教材ではありません。

具体例、図、音声、比較、モデル、手順を示しながら、基礎から段階的に理解を積み上げていく教材です。

すららは、各教科でつまずきやすいポイントを先回りで回避させ、分からない内容や苦手意識が残らないよう工夫されていました。

すらら中学生が特に向いている子

そのため、すららが特に向いているのは、教科ごとの基礎に不安があり、まだ勉強がうまくいっていない中学生です。

特に、次のような悩みがある中学生に適した教材です。

  • 国語の読解が思うようにうまくいかない
  • 数学や理科の抽象的な内容で止まりやすい
  • 英語の文法や語順で混乱しやすい
  • 社会の用語をただ丸暗記しようとしてしまう
  • 前の学年や単元に抜けがある
  • 定期テストで点数がなかなか伸びない
  • 標準〜中堅レベルの高校に受かりたいが、不安

すらら中学生だけでは足りない場合

一方で、すららは、難関高向けの発展問題を大量に解く教材ではありません。

記述力や思考力問題を高いレベルで鍛えたい場合は、Z会、塾、家庭教師などを組み合わせたほうがよい場合があります。

口コミや悩み別レビューも確認したい方へ

教科別レビューだけでなく、口コミや悩み別レビューも確認したい方は、別記事のレビューも参考にしてください。

すらら中学生の口コミは?元教員が教材画像つきで徹底レビュー【2026年版】

次の一歩

気になった方は、資料請求や無料体験で、実際のレクチャー画面や問題画面を確認してみるとよいです。

特に、次の点を確認すると、判断しやすくなります。

  • 子どもがキャラクターや画面学習に抵抗を示さないか
  • 説明のスピードが合っているか
  • 1単元を最後まで進められそうか
  • ドリルまで取り組めそうか

子どもに合いそうだと感じた場合は、無料体験や資料請求で、実際の教材との相性を確認してみてください。

あるいは、受験本番まで1年もない場合や不登校・発達障害の場合などは、良さそうだと判断したら今から受講開始するのも選択肢です。

参考ページ

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セクション1

教材画像

画像の出典はすべて公式サイトです

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